マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

榛原長峯の田園景観

2016年04月05日 08時46分07秒 | 宇陀市(旧榛原町)へ
正月の初祈祷が行われた長峯で聞いていた苗代立て。

とっくに時期が過ぎており田は苗を植えていた。

どこかの田にごーさんの札を挟んでいだウルシ棒の木が残ってやしないか、と思って散策する。

集落の畑で雑草を刈り取っていた男性に尋ねるが、おそらくないだろうと話していた。

ご主人は初祈祷に来られていた天満宮の前年頭屋のKさん。

平成28年11月には20年に一度のゾーク(造営)があるという。

その一環に神輿蔵を改修しているともいう。

ここら辺りの田園景観を撮りに来るカメラマンをよく見かけるそうだ。

みはる温泉美榛苑近くにも水田があるからもしかとすればウルシ棒が見つかるかもと云われて散策するが、その場にもなかった。

遠望の高い山は額井岳だろう。

付近にあった野池。



ニワフジと思われる花が咲いていた。

(H27. 5.26 EOS40D撮影)

榛原山辺三顔出し濡れ地蔵

2016年04月05日 08時32分34秒 | 宇陀市(旧榛原町)へ
21日はまだ水没状態だった山辺三の濡れ地蔵。

1日に30cmも水位が下がると聞いていた。

室生ダムは宇陀市榛原・菟田野・大宇陀から桜井市、明日香村、橿原市、天理市、田原本町、大和郡山市、広陵町、川西町、三宅町、川合町、安堵町、斑鳩町、三郷町、平群町、生駒市など奈良県内をほぼ充足する水源地。

近辺から田に水を送って水位が下がる。

山辺三の天満台住民から電話をいただいた。

この日の朝は地蔵さんの頭の上が湖面になっていたという。



それから5時間後に訪れた濡れ地蔵はお顔を出していた。



予想していた通りの水位だった。

水位が下がった跡かたがお顔の半分下を濡らしている。

まさに濡れ地蔵の出現である。



明日の27日には胸元辺りまで水位が下がるようだ。

なお、水没情報を伝えてくださった男性Mさんの話しによれば、早朝はダムに浮かぶ樹木や濡れ地蔵の写真を撮る人が多いと云っていた。

霞む湖面の情景を撮りたいのであろう。



私はこの時間帯に沈む樹木のありのままを撮っていた。

(H27. 5.26 EOS40D撮影)

山辺三の濡れ地蔵はいつ出現するのか

2016年04月05日 08時18分55秒 | 宇陀市(旧榛原町)へ
室生ダムの水位が気になって出かけた宇陀市榛原の山辺三。

濡れ地蔵尊はまだ水没状態だった。

水面にぽっかり浮いたように見えるのは天保六年(1835)に建てられた常夜燈の頭部分だ。

このダムでフィッシングを楽しむ人は多い。

この日も高校生がやってきた。

近くに住む男の子。

友達を誘ってきたという。

近くに日陰で休息されていた男性がおられた。

なんでも毎日のようにダム周辺をサイクリングしているという。

遠くからではなくすぐ近くの天満台からだ。

男性が云うには、水位は一日に30cmも下がっているらしい。

数日後には出没すると思われる濡れ地蔵は水没しておれば位置が判らない。



ここら辺りだと思ってシャッターを切ってみるが怪しい。



自宅に戻って、雪が残っていた今年の1月3日に撮った写真<平成27年1月3日の濡れ地蔵>と見比べた。

その差は60cmぐらいであろうか。

そうなれば23日には濡れ地蔵の光背部分になるだろう。

濡れ地蔵のお顔が出現するのはさらに2日後の25日。

そのころがちょうどいいのでは・・・と思っていた。

5日後の26日の10時過ぎだ。

地蔵さんの出没状況を電話で伝えてくださった天満台に住む男性Mさんが話すには濡れ地蔵の頭部分が見えだしたという。

私が予測計算していた通りの出没情報である。

ぴったり情報を伝えてくれた男性に感謝する。

(H27. 5.21 EOS40D撮影)