一週間も経てば不確かなユリの蕾に変化があるだろうと思ってこの日に再訪問した桜井市の大字萱森。
蕾状態は変化がなかった。
何だろうと思って場を離れたときに出合った土地所有者に尋ねる。
自生するそのユリの名は「タメトモユリ」だという。
充てる漢字は為朝百合。
7月初めころに白い花を咲かすユリは葛城・新庄で菊栽培をしている男性は一目見るなりタメトモユリと言ったそうだ。
球根は食用というからおせち料理や茶わん蒸しに入れる「ユリネ」である。
そうだ。
根というか球根は食用になる。
それはユリネ。
おせち料理に欠かせないユリネは鱗弁がいくつも重なっているから子孫繁栄の縁起物。
ユリネで思い出すのはもう一つある。
茶碗蒸しだ。
子供のときに食べていた家の茶碗蒸しには必ずといっていいほどユリネが入っていた。
味はといえばほろ苦い。
子供の口には合わなかった。
調べてみればユリネを食用にしている地域は関西だった。
ユリネの栽培地はほぼ北海道である。
東北を除いて98%も生産をしている大地。
出荷先の消費地に送られる。
その7割~8割が関西なのだ。
京都・大阪が主な消費地であることをあらためて知った。
さらに、調べてみればタメトモユリは別名で、伊豆諸島のみに分布するサクユリだそうだ。
自生しているというタメトモユリは大輪のヤマユリによく似ているが、花弁に赤褐色の斑点はないそうだ。
平坦盆地部では栽培し難いと云われる萱森のユリの実態は一体何なのか。
花が咲いたら確認してみたい。
(H27. 6.11 EOS40D撮影)
蕾状態は変化がなかった。
何だろうと思って場を離れたときに出合った土地所有者に尋ねる。
自生するそのユリの名は「タメトモユリ」だという。
充てる漢字は為朝百合。
7月初めころに白い花を咲かすユリは葛城・新庄で菊栽培をしている男性は一目見るなりタメトモユリと言ったそうだ。
球根は食用というからおせち料理や茶わん蒸しに入れる「ユリネ」である。
そうだ。
根というか球根は食用になる。
それはユリネ。
おせち料理に欠かせないユリネは鱗弁がいくつも重なっているから子孫繁栄の縁起物。
ユリネで思い出すのはもう一つある。
茶碗蒸しだ。
子供のときに食べていた家の茶碗蒸しには必ずといっていいほどユリネが入っていた。
味はといえばほろ苦い。
子供の口には合わなかった。
調べてみればユリネを食用にしている地域は関西だった。
ユリネの栽培地はほぼ北海道である。
東北を除いて98%も生産をしている大地。
出荷先の消費地に送られる。
その7割~8割が関西なのだ。
京都・大阪が主な消費地であることをあらためて知った。
さらに、調べてみればタメトモユリは別名で、伊豆諸島のみに分布するサクユリだそうだ。
自生しているというタメトモユリは大輪のヤマユリによく似ているが、花弁に赤褐色の斑点はないそうだ。
平坦盆地部では栽培し難いと云われる萱森のユリの実態は一体何なのか。
花が咲いたら確認してみたい。
(H27. 6.11 EOS40D撮影)