マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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京都下鴨・元祖京都らーめんゑびす屋の醤油らーめん+焼きめし小に驚きの変化味

2023年09月06日 07時14分47秒 | 食事が主な周辺をお散歩
京都下鴨のギャラリー翔で展示されている写真展を拝見していた。

ギャラリーの開店時間は午前11時。

出展していた知人にお友達も愉しい会話。

あっという間に正午時間。

たぶんにそうなるであろうと、予め探していたネット情報の美味しいお店。

どこでもいいのではなく、決めた店舗はラーメン店。

いわゆるチェーン店ではなく、町中華的なお店を探した結果、3店舗に絞った。

決め手は、紹介写真にあるラーメンもあるが、駐車場の有無。

もう一つは、出かける日が定休日と重ならないように、だ。

選んだ店舗からさらに絞り込む条件は、古くなったカーナビゲーションに出るか、出ないかである。

出なけりゃ、お店は移転したか、閉店したか、である。

まず選んだ「熊本ラーメン肥後もっこす」は、ギャラリー翔から、ほんのすぐ近く。

自前の駐車場もありそうだ。

熊本ラーメンは馴染の味。

通販に求めた黒亭の熊本ラーメン。

熊本ラーメといえば焦がしにんにく黒マー油に尽きる味。

で、あるが、京都に来て、熊本ラーメンは、ないやろ、であるが、他選択したラーメン屋がなければ、というための仮置きである。

もう1店舗が、「元祖京都らーめんゑびす屋」。

ネットによれば、京都ラーメンの評判は高い。

どの店も流行っているらしいが、本家本元は知らずにいた。

それがなんと、「元祖京都らーめん」とあるだけに、これしかないと思って選択肢のトップにあげていた。

立地場所も近い。

もう1店舗は、めんや龍神

2軒とも見つからない場合に、という予備ランク。

口コミ数は、めんや龍神が188件。

ゑびす屋は、208件。

肥後もっこすは、163件だった。

最終的に選んだ本日の食事処は、「元祖京都らーめんゑびす屋」。

ウキペデイアによれば、こってりと濃厚なスープが特徴、初めて出店した新福彩館の味が発端。

新福菜館本店隣に立地、出店した本家第一旭が後を追う。

その後、スープの表面に豚の背脂を散らしたラーメンをますたにが売りだした、いわゆる背脂かけのチャッチャ系。

天下一品、ラーメン横綱、ラーメン魁力屋、京都拉麺小路、来来亭・・が並んでいるが、今から入店するゑびす屋は、掲載されていない。

にも拘わらず、ゑびす屋は「元祖京都らーめん」を看板に商売をしている。

そのことは、店主に伝えるべきではない、秘匿すべき事項。

黙って食事を、とにかく味わってみる、ということにした。

ウキペデイアの「京都ラーメン」にない「元祖」って、一体なんだろうか。



京都ラーメンの大別は、1に鶏、豚の動物だしをしっかりとり、コクもある、味が明確な濃厚な味わいのあっさり系。

2に、鶏ガラだしのスープに豚の背脂を浮かべた準こってりの背脂中華そば。

3に、こってりの白湯スープ系に分けたブログもあるが、それにも載っていないゑびす屋の味は、どんなんだろうか

味に期待して入店した「元祖京都らーめんゑびす屋」。

右にテーブルボックス席。

左手は料理人が調理される状態を目のあたりに見られる位置に座ったカウンター席。

入店に消毒、遮蔽壁の設営。



換気も十分なコロナ対策実施店に、少人数グループが食べていた。

お昼の時間の午後12時26分の客入りにカウンター席は、私一人だ。

ラーメンは醤油か、20円増しのトンコツかの2種類。

セットメニューに焼きめしか、ギョーザか、から揚げを選択できる。

調理されるメニューの量がわからないけど、ラーメンに焼きめしは、まず京都に来ることがないから、せめて食べておきたいと選んだ2品。

840円の並盛りの鶏ガラ醤油ラーメンに小サイズの焼きめしセットを注文した。

配膳されるまで見ていたカウンター席に並んでいる各種調味料。



左からラーメンたれ、辛みそ、ギョーザのたれ、おろしにんにく、酢、辣油に胡椒だ。

うち、必須なのは胡椒とおろしにんにく。

入れるタイミングは、配膳された料理を拝見してからだ。

注文してから4分後の配膳。



こりゃすごいわ。

何がって、盛りでんがな。

鶏ガラ醤油ラーメンは、豚の背脂を浮かべたチャッチャ系。

そうか、ここはチャッチャ系なんや。



チャッチャ系スープはまるで背脂の大海。

水面下に、いや背脂面下になにがある。

中央にどっさり盛った刻み葱。

九条ネギであれば嬉しいんだけど・・。

並盛ラーメン一杯が620円の鶏ガラ醤油ラーメンに九条ネギであれば、コスパ凄いと思うが・・・、

刻み葱の山を崩して足らしたおろしにんにく。



ベースの味を壊さんように落としたちょっとだけの量。

一口食べて、まま美味しいやん。

クセのない背脂、醤油味の利いたスープに絡めて食べたストレート麵。



ずずっとすって一気に口の中に入った。

二口目も美味しい。

これまたずずっとすって食べた。

やっとのことでわかった薄切りチャーシュ。

とろけるような食感もあれば、肉、肉を歯が感じるチャーシューもストレート麺とともに食べる。

増したにんにくの量は丁度いいくらいだった。

とにかく箸の動きが早い。

胡椒を入れるのも忘れるくらいに、美味しさに負けて、箸がすすむくん。

それにしてもチャーシューの枚数が、とにかく多い。

数えてみたが、途中で諦めた。

ここまできてやっと見えてきた太いメンマ。

板のような幅をもつメンマは自家製でしょうか?味付けに弱さを感じた。

背脂たっぷり入れて飲むスープも旨い。



美味いが、どことなく違和感をもった味。

そう、味にコクがないのだ。

醤油味は、だだ辛くもないが、旨味もコクも感じなくなった。

最初に口にしてから、半分過ぎた辺りから妙に違和感をもつ鶏ガラ醤油ラーメンから、箸を放し、レンゲで食べる焼きめしに移した。



見た目はしっとり感がありそうな焼きめし。

一口、二口食べてぱっさぱさ。

それが旨いとみなはいいそうだが、私はそうは思わない。

焼き色たっぷり濃い目の焼きめしに味もない。

なんだろう、この味は。

これもまた旨味のない焼きめし。

ぱっさぱさだけに、喉を通してくれない。

噛んで、噛んで・・できるだけ噛まんと喉を通してくれない。

これは完食できるかどうか、怪しくなってきた。

食の最後に近づけば近づくほどに食べたなくなる。

無理しにでも完食した焼きめしに感じた獣臭さ。



えっ、なんで・・。

ちょっと残しておいた鶏ガラ醤油ラーメンも獣臭くなってきた。

これって、一体どういうこと。

かつてインスタントカップ麺であるが、獣臭くて捨てた事例がある。

豚骨ラーメンの場合に、そういう獣臭さがあると知ったのは、そのときからだ。

その獣臭さを美味い、という人も少なからずおられるようだが、私にとっては苦痛そのもの。

ちなみに、「ゑびす屋」に「獣臭い」のキーワードで見つかったあるブロガーさんの声が「ハッキリ言って、入店すると獣臭半端ない。わかっている大人は大丈夫だが、子供は臭いお店とインプットしてしまう」だった。

私の場合は、「元祖京都らーめん」は“獣臭い”イメージが、頭の中にインプットされちまった。

ちなみに、本日駐車したタイムパーキングは、ゑびす屋が入居する建物のすぐ右手にある「風良都ふらっとぱーく17。20分が100円の駐車場。



たまたま1台が空いたから入庫したタイムパーキングであるが、たまたま出庫された運転手は、設置する機械右手のお店から出てきた男性。

どうやら食事を終えたようだった。

ラッキーなタイミングだったが、お店案内によれば、向かいの駐車場。



4台確保しているとされる駐車場は、現在右隣ビルの工事のために使用不可だった。

もし利用できておれば、200円の駐車料金は助かったかもね。

(R3. 7.20 SB805SH撮影)