葛城市太田から南阪奈道路沿いに山手へ上がって行くと左側に「棚機の森」と呼ばれるところがあります。
伝承によると葛木倭文坐天羽雷命神社があったそうで、昔から「タナバタサン」と呼ばれる古い石祠が置かれて織物の神さまである天棚機姫神が祀られている。
この辺りは朝廷に献上する布を織る人たちが暮らしていたという棚機の地。
普段は訪れる人もなくひっそりとしていますが七夕の日には笹竹に子どもらの願いが書かれた短冊飾りが数多く立て掛けられています。
平成4年、地区周辺7人の方々が有志発起人となり保存会を結成されて棚機神社としての祭祀を復活させたそうです。
平成13年に村起こしを願って七夕イベントが催されたときは大勢の参拝者で賑わったというが関心も薄れてそのときだけじゃったわと代表者はおっしゃる。
しかも当日は弁之庄の弁天さんの祭りで花火があがりそっちへ行ってしまうんだと呟く。
それでも続けていきたいと前日には近くの二つの小学校から七夕飾りを奉納してもらう。
[人知れず 花火うらめし 七夕日]と詠んでいたところ、三人の若者が手になにやら持ってやってきた。
用意してきた短冊に願いを込めて七夕の飾り付け。
小学校と高校の同級生だという地元の若者たち。
花火には関心もなく當麻寺や葛城を巡るといい、これからもタナバタサンを大切にしていきたいといい心が温まった日だ。
[幸せの 願いを込めて 飾りつけ]と詠んだ。
(H19. 7. 7 Kiss Digtal N撮影)
伝承によると葛木倭文坐天羽雷命神社があったそうで、昔から「タナバタサン」と呼ばれる古い石祠が置かれて織物の神さまである天棚機姫神が祀られている。
この辺りは朝廷に献上する布を織る人たちが暮らしていたという棚機の地。
普段は訪れる人もなくひっそりとしていますが七夕の日には笹竹に子どもらの願いが書かれた短冊飾りが数多く立て掛けられています。
平成4年、地区周辺7人の方々が有志発起人となり保存会を結成されて棚機神社としての祭祀を復活させたそうです。
平成13年に村起こしを願って七夕イベントが催されたときは大勢の参拝者で賑わったというが関心も薄れてそのときだけじゃったわと代表者はおっしゃる。
しかも当日は弁之庄の弁天さんの祭りで花火があがりそっちへ行ってしまうんだと呟く。
それでも続けていきたいと前日には近くの二つの小学校から七夕飾りを奉納してもらう。
[人知れず 花火うらめし 七夕日]と詠んでいたところ、三人の若者が手になにやら持ってやってきた。
用意してきた短冊に願いを込めて七夕の飾り付け。
小学校と高校の同級生だという地元の若者たち。
花火には関心もなく當麻寺や葛城を巡るといい、これからもタナバタサンを大切にしていきたいといい心が温まった日だ。
[幸せの 願いを込めて 飾りつけ]と詠んだ。
(H19. 7. 7 Kiss Digtal N撮影)