橿原市曽我町には二座の神社が鎮座する。
近鉄真菅駅南に宗我坐宗我都比古神社があり、ここから南東約1km余りの地に天高市神社がある。
両神社の氏子は地域毎でなく隣組に別れている。
今日は両神社で御田植祭が行われることから曽我町25町の自治会役員が集まってくる。
役員らは両神社の氏子代表者。
二社とも崇める神社であることから、祭礼は時間帯をずらして執り行われる。
御田植祈年祭は本来、17日。
役員らが集まりやすい第三日曜に移行しているが、今日は珍しく同一日になった。
役員らが揃うと祈年祭が始まる。
祓戸社の前に並び、祓えの儀が行われたあと拝殿に登る。
拝殿の両脇には縄で編んだ四角い鉢に松の早苗が既に植えられている。
天気の良い日に植えておくとおっしゃる宮司。
五穀豊穣を祈り松苗の早苗を植えると御田祭祝詞が奏上される。
ひとりずつ玉串奉奠の祭礼を終えると、一目散に天高市神社へ急ぐ役員は忙しい。
(H20. 2.17 Kiss Digtal N撮影)
近鉄真菅駅南に宗我坐宗我都比古神社があり、ここから南東約1km余りの地に天高市神社がある。
両神社の氏子は地域毎でなく隣組に別れている。
今日は両神社で御田植祭が行われることから曽我町25町の自治会役員が集まってくる。
役員らは両神社の氏子代表者。
二社とも崇める神社であることから、祭礼は時間帯をずらして執り行われる。
御田植祈年祭は本来、17日。
役員らが集まりやすい第三日曜に移行しているが、今日は珍しく同一日になった。
役員らが揃うと祈年祭が始まる。
祓戸社の前に並び、祓えの儀が行われたあと拝殿に登る。
拝殿の両脇には縄で編んだ四角い鉢に松の早苗が既に植えられている。
天気の良い日に植えておくとおっしゃる宮司。
五穀豊穣を祈り松苗の早苗を植えると御田祭祝詞が奏上される。
ひとりずつ玉串奉奠の祭礼を終えると、一目散に天高市神社へ急ぐ役員は忙しい。
(H20. 2.17 Kiss Digtal N撮影)
天理市和爾町の小高い丘には十年ほど前に桜を記念植樹されたゲートボール場がある。
4月3日が神武さんの日。
この3日辺りの日で、天気の良い日には集落の人ら大勢が、手弁当持って桜花見の会に集まってくるという。
所謂神武れんぞのお祭りで昼頃に催されるそうだ。
ゲートボール場から東へ30m行くと山の神が祀られている。
祠のなかにはシンボル石が見られるというがご開帳はいつだろうか。
(H20. 2.15 Kiss Digtal N撮影)
4月3日が神武さんの日。
この3日辺りの日で、天気の良い日には集落の人ら大勢が、手弁当持って桜花見の会に集まってくるという。
所謂神武れんぞのお祭りで昼頃に催されるそうだ。
ゲートボール場から東へ30m行くと山の神が祀られている。
祠のなかにはシンボル石が見られるというがご開帳はいつだろうか。
(H20. 2.15 Kiss Digtal N撮影)
豊作をもたらした神さんは秋祭りを終えると山の神となる。
春になれば、再び里に降りてきて田の神になる。
今日、15日は田の神を迎えて豊作を祈願する御田祭が天理市和爾町の和爾坐赤坂比古神社で営まれる。
同神社を執り仕切る氏子らは公民館に集まり祭事の準備に取りかかる。
拝殿に幕を張って御田祭の松苗50本を作られる。
今年は特に寒いからといって、前日に作られた松苗は松に初穂(秋祭りで山の神に奉った稲穂)を束ねて奉書に包んでいる。
ちんちろと呼ぶ松ぼっくりが付いているものもある。
氏神神社に奉仕する役員は大老会と呼ばれており、五人の長老、宮守(一年神主)と十一人の大老、若衆四人で構成されている宮座二十人衆の組織だ。
宮座のお役目終えて卒業する人がでれば、若衆の宮座入りが認められるものだが、一番若い人でも70歳を超え、その長寿を誇っておられる。
神職を迎えて始まる祈年祭。町会役員は拝殿に登るが宮座衆は神殿と拝殿の間に座する。
祓えの儀、春祭りの祝詞奏上、玉串奉奠など神事が執り行われた後に御田祭が始まる。
境内にクワで田を形取ると、スキ、クワを持って畦塗りなどの所作が行われる。
次は牛面を被った牛男が登場する。
田主の綱さばきでモォゥー、モォゥーと前へ進む。その後ろにはカラスキ、マンガンが続き一列となって田を耕していく。
スキ、クワ所作もそうだが、カラスキ、マンガン所作も一挙に済ませてしまう御田祭は珍しい。
田植えを早く済ませる意図があったのだろうか、短時間で終わる御田祭。
最後に松苗を列状に植えられるがモミマキは見られない。
この点も形式を略されたと考えられる。
松苗は暖かくなるころ、苗代の水戸口に立てて供え、農業従事者でないお家は神棚に供えるという。
同神社は小高い塚があってな、そこには洞穴があったという。
子どものころにはここでよく遊んだが土が崩れて危のうなったんで塞いだんじゃという。
南へ300mほど行ったところに山の神があってな。
そこまで洞穴が続いてると伝わってるが誰も確かめたことがないと長老たちはいう。
横穴式石室をもった円墳の上に神社が建っていることから、おそらく崩れた石室が洞穴のように見えたものと思料される。
(H20. 2.15 Kiss Digtal N撮影)
春になれば、再び里に降りてきて田の神になる。
今日、15日は田の神を迎えて豊作を祈願する御田祭が天理市和爾町の和爾坐赤坂比古神社で営まれる。
同神社を執り仕切る氏子らは公民館に集まり祭事の準備に取りかかる。
拝殿に幕を張って御田祭の松苗50本を作られる。
今年は特に寒いからといって、前日に作られた松苗は松に初穂(秋祭りで山の神に奉った稲穂)を束ねて奉書に包んでいる。
ちんちろと呼ぶ松ぼっくりが付いているものもある。
氏神神社に奉仕する役員は大老会と呼ばれており、五人の長老、宮守(一年神主)と十一人の大老、若衆四人で構成されている宮座二十人衆の組織だ。
宮座のお役目終えて卒業する人がでれば、若衆の宮座入りが認められるものだが、一番若い人でも70歳を超え、その長寿を誇っておられる。
神職を迎えて始まる祈年祭。町会役員は拝殿に登るが宮座衆は神殿と拝殿の間に座する。
祓えの儀、春祭りの祝詞奏上、玉串奉奠など神事が執り行われた後に御田祭が始まる。
境内にクワで田を形取ると、スキ、クワを持って畦塗りなどの所作が行われる。
次は牛面を被った牛男が登場する。
田主の綱さばきでモォゥー、モォゥーと前へ進む。その後ろにはカラスキ、マンガンが続き一列となって田を耕していく。
スキ、クワ所作もそうだが、カラスキ、マンガン所作も一挙に済ませてしまう御田祭は珍しい。
田植えを早く済ませる意図があったのだろうか、短時間で終わる御田祭。
最後に松苗を列状に植えられるがモミマキは見られない。
この点も形式を略されたと考えられる。
松苗は暖かくなるころ、苗代の水戸口に立てて供え、農業従事者でないお家は神棚に供えるという。
同神社は小高い塚があってな、そこには洞穴があったという。
子どものころにはここでよく遊んだが土が崩れて危のうなったんで塞いだんじゃという。
南へ300mほど行ったところに山の神があってな。
そこまで洞穴が続いてると伝わってるが誰も確かめたことがないと長老たちはいう。
横穴式石室をもった円墳の上に神社が建っていることから、おそらく崩れた石室が洞穴のように見えたものと思料される。
(H20. 2.15 Kiss Digtal N撮影)
お昼も過ぎたし珠にはメシを食っていかんかと誘ってガストに入店。
何を頼もうかあれやこれや品定め。
軽いお食事メニューはないかいのうとページをめくっていくとオムライスが目に留まった。
これやっと注文する。
ukiukiさんはノガミ行事の神饌と行事食について調べておられる。
知らないことばかりで勉強になるお話はありがたい。
今年、正月早々からゴボウ喰いに遭遇することが多かった。
ゴボウを食べた翌日は調子がいいんだ、整腸剤の役目をしているんじゃないかと思ってるんだ。
お正月に食べるお節もゴボウがあるでしょ。
これって太く長くというよりも、身体を動かさず、食べ過ぎてもお腹の調子を良くするんじゃないっていえば、そうよね、昔の人は考えて品を揃えたんだわと相づち。
祭礼の御膳にはいろんな形式、形態がある。
行事にだされる食事の内容は二人にとって話題がつきない。
できあがったきのこオムライスがテーブルについた。
デミグラソースがたっぷりかかっている。
ふっくらしたタマゴと一緒にスプーンで掬う。
これは美味いと思わず口にした。
税込み619円のオムライスに満足、満足。
(H20. 2.11 SB912SH撮影)
何を頼もうかあれやこれや品定め。
軽いお食事メニューはないかいのうとページをめくっていくとオムライスが目に留まった。
これやっと注文する。
ukiukiさんはノガミ行事の神饌と行事食について調べておられる。
知らないことばかりで勉強になるお話はありがたい。
今年、正月早々からゴボウ喰いに遭遇することが多かった。
ゴボウを食べた翌日は調子がいいんだ、整腸剤の役目をしているんじゃないかと思ってるんだ。
お正月に食べるお節もゴボウがあるでしょ。
これって太く長くというよりも、身体を動かさず、食べ過ぎてもお腹の調子を良くするんじゃないっていえば、そうよね、昔の人は考えて品を揃えたんだわと相づち。
祭礼の御膳にはいろんな形式、形態がある。
行事にだされる食事の内容は二人にとって話題がつきない。
できあがったきのこオムライスがテーブルについた。
デミグラソースがたっぷりかかっている。
ふっくらしたタマゴと一緒にスプーンで掬う。
これは美味いと思わず口にした。
税込み619円のオムライスに満足、満足。
(H20. 2.11 SB912SH撮影)