この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことは、まずないが記憶は記録。
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
コロナ感染者対策に、停止していた通所サービス施設。
本日、2月1日に再開された。
実に、16日ぶりの送迎車に無理なく乗り込んだ。
2日、おふくろの確定申告の準備にはいった。
明日3日は申告書類入手のため住之江に行くと云っていたかーさんが、もう行かなくていい、という。
えっ、どういうこと?
団地居住地の整理もあるんとちゃう、といえば、書類だけやと??・・
朝飯後、スマホ使って調べたかーさん。
住吉大社近くの住吉税務署に、電話をかけたら、前年の医療費控除の書き方など、相談受け、書類の書き方教えてあげる、と云われて、せっせと仮書類記入。
コルセット支払いの値段も、戻ってきた支給金明細もいっさいの書類がない、と狼狽状態。
支給金は通帳に、支払いは書類のスキャンもな・・・・
そこで、私が日々にメモっていたエクセル日記に記していた価格を伝えたら、さすがやと云われた。
3日、おふくろの確定申告書き方、申告のし方を相談に大阪住吉税務署へ向かう。
すでに申告ができるよう窓口どころか、必要書類置き場もあるが、県の図書情報館と同じ構成の相談やパソコンコーナーがあった。
席に並んだ30番。
呼ばれてかーさん説明したが、いつ発生年の確定申告がわけわかめ状態。
これまで何度も説明してきた診療年の支払い診療費を翌年2月に申告を年度とごちゃ混ぜ。
ようは聞きたかった令和2年に申告した令和元年治療費。
その当時区役所だった関係で控えの用紙が令和2年市民税についての申告用紙だっただけに誤解するのは仕方ないが、私が後方で説明してようやく理解された税務署員。
戻された令和元年分の年金・源泉徴収票よりみつけたおふくろの番号、生年月日などをもって確認し、申告しなかった令和元年医療費が7万円ちょっと。
総所得の5%を計算したら、金額が足らずに申請無用とわかり、あらためて本来の令和2年分の医療費(※圧迫骨折入院2回)ならびに地震保険控除をいきなりパソコン入力(※赤服だからたぶんボランテイア)。
かーさんが立ち合い、書類検証しながら入力される。
医療費は多い。
かーさんが手書きした一覧表に、合計額、補填額シート額を入力、提出した。
源泉徴収票にある源泉徴収税額の3万円なんぼが返礼されることになった。
おふくろの住所、払い込み指定口座番号なども入力して終了。
控えは次年度持参資料になるから大切に保管する。
必要なのは、それぞれの金額がわかる書類に、総額がわかる医療費一覧を持参、本日同様に相談、検証を受けながらパソコン入力で処理できるとわかったら、えーのさ。
4日、T病院病院内科診療に咳止め処方箋の受け取りに出かける。
9日、奈良県の1日の新規感染者数が発表された。
9日の今日は9人。
昨年の11月15日以来、およそ3カ月、84日ぶりに1桁台になった。
しかも大数を占めていた奈良市のゼロが大きいが、翌日1日は元の木阿弥ではないが新たに16人の発症が・・・
奈良市は5人。いっときだけの兆候だったが、12日には再び1桁台のネガテイブケース(※陽性反応)が4人、だと伝えられた。
13日、起床時、衣服を手にしたままベッドから立とうとするが・・・
いつも手で掴む水屋まで距離がある。
ところが、今日は手が届かなくなり、後ろに倒れそうになった。
手に何かを持っていたらあかん、と思っていても、ついやってしまう行動に・・・
この日は、7回目になるF歯科医院の通院。
16日は、山本耳鼻科の通院がある。
大阪・住之江で患っていた患部は特に問題なし。
ただ耳くそを掃除されてわかった鼓膜のこびり付き。
その件については、1カ月~2カ月後に予約設定し、診療を受けるが、その診察の5日前に、当院処方の点鼻薬を塗っておき剝がれやすいようにして通院してくださいと伝えられた。
22日、確定申告後の国税還付金振込通知書葉書きが届いた。
住吉税務署よりからの通知も、依頼している通りに転送され届いた。
戻入支払い額は3万円ほど。支払い手続開始日は今月の2月18日。
届け先の普通預金口座に入ったようだ。
23日、いつもの長電。
話し相手はおふくろの姉の娘。
私より10歳年上のきみちゃんとのおしゃべり。
それはいいのであるが「春になったら二人ででかけようね」って、そりゃ無理だ。
一人歩きできる状態じゃないでしょ。
おふくろの頭の中は、今でも歩ける、というような光景があるんだろうな。
24日。
大阪市西成区出城・大阪市認定事務センター介護保険担当より通知連絡が届いた。
令和3年4月末日に満了となるため要介護・要支援更新認定申請のお知らせである。
同封の案内に「更新認定申請手続きはあなたが利用されている居宅介護支援事業者・地域包括支援センター介護保険施設に申請手続きを依頼するか、同封の返信用封筒に更新申請書介護保険被保険者証などを入れて返送してください」とあるので、ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんに電話連絡した。
Fさんの伝達は二つに一つの選択を要する。
認定調査など外部の人との面会希望をしない方は、要介護認定の臨時的な“新型コロナウイルス感染症拡大防止により面会等が困難な方”と判断し更新申請書の提出による要介護・要支援の状態区分を現状のままで認定有効期間延長を選択する。
但し、要介護2~5については現在の有効期間満了日から11カ月後まで延長場合および正規に調査、医師診断を取り変更に決めるか、さてどちらを選ぶかに支援サービスや費用面、また有料老人ホームに入居する際の費用面、つまりランク下げの判断は、かーさんの考えもあるので電話は交替した。
第一調査員ヒヤリングに着替えは独り、食事も独り、排せつ排便も独り、トイレも独りで行けているかどうか、である。
回数の何割かを家族援助しているかどうかに、ちょびっとだけ支援しているなら間違いなく要支援判定。
家族ヒアリングに本人ヒアリングに嘘はつけんから要支援に。
要支援であっても通所リハビリは週3回可能であるが、送迎を含めた通所状況、施設職員の支援はあったとしても、屋外歩行が困難で家族支援を要しても、調査のポイントは家屋内の行動しか見ない。
また、有料老人ホームに入居したとしても、施設入居後に施設が判断した上で再調査を依頼する。
施設は、まず要介護5など手のかかる患者さんは受け入れない。
要支援でも受け入れるが、要介護3辺りであれば部屋が空いてあれば受け入れる。
むしろ要支援に近い手のかからない患者さんを受け入れる傾向にある。
また特養については、リハビリが目的であるが、要介護4~5、最後を看取る患者さんを受け入れるケースが多い。
そのような状況で考えたら、当面は延長申請。
状態、或いはホーム入所の際に再認定調査の方が望ましい、と決断し、封筒ごとすべての資料をケアプランデイア1・ケアマネジャーのF)さん宛に送ることにし、郵便ポストに投函した。
通所リハビリをしている幸寿苑のリハビリテーション計画書コメントに「このころは大阪へ帰って市営住宅の4階で暮らしたいとあまりおもわなくなってきた」、「空家賃を払っているのがもったいないと思う」、「大阪へ戻ることは現実的に難しいとは思っているが、そう思うことで身体を動かそうとする意欲になればと考えている」などを書いていた。
なお、大阪市西成区出城・大阪市認定事務センター介護保険担当より満了は令和3年4月末日です、と通知があった。
映像は、その晩に食べた冬瓜の煮もの。
ほっとする美味しい味だった。
25日、昨夕のことだ。
もう勘弁してほしいと愚痴をこぼす家人。
幸寿苑から戻ったおふくろ。
電話をかけてきた人が云う、あの人は娘さん、お嫁さん・・・・
それは誰?と聞いても名前は知らないという。
わざわざ我が家に電話までかけてくる失礼な人はおらん。
かけているのは幸寿苑の職員さん。
送迎ドライバーさんであるが、その人たちがわざわざ電話してまで、そんなことを聞くことはあり得ない。
そうかて、その人が・・・・・
と、何度も繰り返すおふくろに辟易し、パソコン部屋に居た私に愚痴をこぼしにきた家人。
繰り返すなら、ちょっと言おうか、といえば、それはいらんという。
これも痴ほう症の現われかもしれんなぁ。
昨日、ケアマネジャーのFさんにいろいろ教えてもらった。
入居を考えている有料老人ホーム。
何も住之江に拘ることはないと、いう。
遠く離れておれば面会、面談回数がしょっちゅうというわけにはいかない。
テレビ電話という手段もあるが、直に会話するのが一番ベターなわけだが・・・
入居したその施設に話す相手がなければ、徐々に痴呆性が進行する傾向にある。
月に2回は外出、食事を、と思っていたが、それで保てるのかどうか。
今は同居中の身のおふくろ。会話はしょっちゅうであるが、離れてしまうほどに、電話もかけることはあるが、直に顔を見ることが減っていけば・・・・
そういうことだから、戻りたいと希望する住之江の介護付き有料老人ホーム「
アグナス住吉公園」でなく、奈良自宅に近い施設を探してみておいた方がいい、と言われた。
昨夜、家人が就寝前に調べた大和郡山市内周辺の
特別養護老人ホーム老人。
最寄りの駅である近鉄九条駅すぐ近くに
ケアハウス・トマトホームがあるとわかり、今朝に電話して伺った。
駅から近いから電車で来てもらう実弟三男夫妻にも負担をかけないだろう。
老人ホームは民間企業であるが、ケアハウスは地方公共団体の社会福祉法人博遊会が運営する特別養護老人ホーム。
大きな違いは手厚さである。
老人ホームは介護、リハビリにたえず目を配り気配りし入居者の安全性を、であるがケアハウスは病室にあるような緊急性をともなう呼び鈴、或いは、施設内でこけたとか、発生事象ごとに対応する。
当然、病院手配等もする。
入居者は介護4~5が圧倒的に多いが、基本は杖突き、歩行器、押し車利用のもと自力移動が可能なこと。
食事、トイレも自力可能。
つまり手をかける部分が極度に少なければ少ないほどに入居可。
トマトホームはリハビリを目的としないからリハビリ施設はないが、幸寿苑に通所することは可能である。
また、空き室状況は、そのとき、そのときによって変動するが、本日でいえば1人。
多いときはもっとある待機。
本日は、相談員が不在なので詳しくはお答えできないから、見学するのも可と、・・・
入居を考えるとき、また電話します、と切ったが、見学だけならおふくろを連れて行かなくとも先に見ていたほうがいいだろう、と伝えた。
昼前、そういえば洗濯物たたむこと、しなくなったな、と家人が見たおふくろの状態。
同居の形になった初期は、家人の動きを見かねて私もたたむといっていたが・・・
期間が長引いたあるころ、突然にしなくなった。
見かねて手伝ってくれる、と声をかけたらしてくれた。
ここ1カ月半。
ばったりすることがなくなった。
どういうことなんかな、というから、気がつく、気がつかないということでなく、気が抜けている状態と判断した。
甘えているのではなく、気がそこまでまわらないというか、抜けているんだ、と思う。
これも痴呆症の現れか。
今度、もう一度声をかけてみる、ことにしたが、そのとき、おふくろはどう反応しよるやろか・・・
(R3. 2. 3、16、24 SB805SH撮影)