ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ピザ・パーティ

2010-01-19 20:35:41 | 日常
               
          なんとなく早春の気配が感じられる近くのお池

3時過ぎに「神様、助けて下さい」などの独り言が聞こえて来ましたが、しばらく様子を見ていました。30分程で静かになり、寝たと判断して娘も一眠りさせてもらいました。

8時に部屋に入り「お早うございます」と声を掛けると「そろそろ来てくれると思っていた」と爽やかな笑顔で迎えてくれました。トイレに移動し、まず上の着替えを(かなりの抵抗も問題にせず)済ませ、下の着替えを(少々のうん付き)始めると、「うんがしたい」とのことで、そのままポ-タブルに座ってもらいました。

朝食の仕度をしている間に「小」があり、テーブルに朝食を並べると、ポ-タブルに座ったまま「これ食べて良いの?」と食事が始まりました。チョコパン1/2、オムレツ、バナナ、ミルクティを完食。「食べれば出るのよね」の言葉どおり自然に◎をゲットできました。

下の洗浄、着替えを済ませて車椅子へ移動。デイサービスのお迎えが来るまでの間、四女の上手なリードで沢山の歌をうたい、楽しい時間を過ごしました。デイサービスのお迎えの時間がきたので、足置きに足を載せようとしましたが痛がり、深く椅子に座ることにより、なんとか乗せることかでき、デイサービスには元気に出発して行きました。(長女)

デイサービスから4時15分に帰宅。介護士さんの愛想の良い挨拶は無視していましたが、別に機嫌が悪い訳では無く、帰ってきてやれやれという感じ。夕飯の時間まで、お茶を飲みながら静かに過ごしていました。

夕飯はSV家では珍しくピザ・パーティ。三女、三女の夫、四女、母の大人4人でピザ(大)、パエリャ、サラダ、ビール、ワインで大いに盛り上がりました。ピザは出前、他の料理は三女が外出のついでにデパ地下で買ってきてくれたものですが、母も娘達につられて楽しそうにマイペースでよく食べていました。

美味しい時には「美味しいね」と言ってくれるけど、時に「不味いね」と遠慮の無い、かなり的確なコメントをくれるグルメな母を相手に、食べやすく喜んでくれそうなものを作ろうと最近料理に力が入り気味。それはそれで楽しいけれど、ちょっと疲れてきたし、時には手抜きをして、且つ美味しいものを食べようというのが本日の夕飯の趣旨。そして結果は狙い通りで大成功でした。

それにしても、9月の末にはプリンくらいしか食べることができないくらい衰弱していたのが、こういうメニューでも普通に食べられるようになったなんて、本当に良く回復してくれたものです。

食後は居眠りを始めたので、トイレ、着替えをすませてベッドイン、少しぶつぶつ言う声が聞こえていましたが、間もなく静かになりました。デイサービスで入浴も済ませたので、気持ち良く朝まで寝てくれるとよいのですが。(四女)
コメント
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