比較的穏やかな一日

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　伊豆の家の水仙がもう咲いていました。

娘達が８時１５分に部屋に入るまで、一度も目を覚ますことなく良く寝ていました。今朝は機嫌が良かったようで、雨戸を開けたり、着替え、食事の仕度をしているのをベッドでながめながら、「大変ね」などの労いの言葉を掛けくれました。

しかしポ－タブルに移動して上の着替え、下の清拭・着替えは「いい加減にしろ」「止めてくれ」「化けてやる」等、賑やかな伴奏入りで済ませました。今日はデイサ－ビスの日なので、車椅子に移動し朝食にしました。

チョコパン２／３、オムレツ、キュウリ、バナナ、ミルクティを自分で積極性的に食べ、完食。そうこうするうちにデイサ－ビスのお迎えが来て車上の人に、「なんか変」と呟きながら出かけて行きました。（長女）

デイサービスから４時１５分に帰宅。デイサービスでは入浴できたようで、艶やかな顔で戻ってきました。帰宅後すぐに椅子で居眠りを開始。デイサービスではずーっと起きていたとのことだったので、ベッドで夕飯まで休んでもらうことに。一時間も眠らなかったけれど、支度ができるまで背を少し起こしたベッドで穏やかに待っていてくれました。

夕飯はメインが太刀魚のムニエル（＋ほうれん草、トマト）、他に薩摩芋の甘露煮、ホタテの刺身、炊き込みご飯、味噌汁でしたが、普通に一人分あったメインを完食し、他は７０％程度とよく食べてくれました。

後片付けを終え、着替えを始めたところに予定通り三女登場。一緒に着替え、パッド交換を行ってベッドに誘導。横になった時にちょっと危うさがあったけれど、幸いそのまま寝てしまったようです。今晩こそ朝まで寝てくれますように。（四女）

機嫌よくおしゃべり（１月２５日）

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　近所のお宅のはくもくれんの花芽が膨らんでいます。

昨夜は期待に反して娘には眠れない夜となりました。最近寝付くのが下手になり、昨晩も苦労していたところ、１時半に母の部屋から呻き声が聞こえ始めて、それがだんだん大きな泣き声に。馳せ参じると脚がつっていました。ベッドの背中と脚を２４度程度に上げてからホットミルクを飲んでもらうと居眠り開始。脚のつりは無くなっていたようです。

次は４時。それまで一応静かになっていたのに、泣き声と名前を呼ぶ声が徐々に大きくなってきました。眠れないままでいたので、また様子を見に行き、飲み残しのミルクを暖めなおしてあげて退室。でも２匹目のどじょうはやっぱりいなくて、今度は３０分程で声が聞こえてきてしまいました。まだ本格的に起きてもらうには早すぎるし、独り言で収まりそうだったので放置することに。

それでも聞こえてくる声を無視し続けるのも大変なことで、６時半から活動開始。ゆっくり時間をかけて着替えや朝食の支度をし、ベッドから椅子に移動。朝食は予定していた量では足りずパンを追加する程、自分でよく食べていました。

食後、パジャマの着替えを始めたところに三女登場。一緒に着替え他をすませ一段落したところで、三女が百人一首で小一時間お相手。トイレ（小）の介助も居合わせたＹ子と済ませてくれました。

三女とＹ子が帰宅した後はヘルパーさんが来る１１時半まで、自分の体調のまま行動している母は、娘の疲労感に関係なく、機嫌のよいおしゃべりを続けていました。（四女）

ヘルパ－さんの報告：昼食（肉まん・あんまん 各１／２、玉子ス－プ、ポテトサラダ）ほぼ完食。何時もと変わりなくお過しでした。

ヘルパ－さん終了後１０分程でトイレ大の要望があり、ポータブルに移動、頑張っていましたが残念ながら小のみでした。ＴＶをみながら「なに言っているのかわからない」「面白くないね」など文句を一通り言い、その後「お尻が痛い、腰が痛い」と言い出したのでベットに横になる事を提案、「そうね」と同意してくれたのでベットに移動しました。

うとうと始めたので娘は別室に移り様子見していましたが、静かで何も聞こえてこないので多分昼寝をしていたのでしょう。

４時過ぎに「誰か助けて下さい」との声が聞こえきたので四女と助けに（？）に行きました。半分寝ている状態でしたが、娘達が洗濯物の片付けや夕食の仕度を始めると、しっかり目を覚まし「大変ね」と労りの言葉を掛けてくれました。

夕食（餃子４個、エビチリ、ブロッコリー、ベ－コン・白菜のス－プ）を良く食べ、娘達の話に楽しそうに加わっていました。後片付けを始めると「お腹がいっぱい」と気持ち良さそうに居眠りを始めたので、まだちょっと寝てもらうには早いわねとほうじ茶を飲んもらったりして、なんとか起きていてもらい、７時過ぎにトイレ（×）パッドの交換を済ませベッドイン。ベットインと同時に寝てしまいました。朝まで、このまま寝てくれると良いのですが。（長女）