同じに見えても Arunold Klos Trio

Arnold Klosというピアノストのトリオアルバムが幾つか沢野商会から出ています。ビル・エバンスを表立って意識した演奏ですが３っもっています。新しいアルバムが出たようですがひろいませんでした。
持っているものに微妙な差があるように感じます。この差は宣伝上では絶対でないし、批評をする人も言っていません。批評の問題でなく、感覚的な差かも知れませんが、jazzを聴いているとこの差がとても大きいと思うのです。一作目はこのアルバムです。とても素晴らしいと思います。それがよいので、以後を購入しました。




ところがその後の２作はそれほどまでいいとは思いません。私の表現力ではそれを論じることは不可能ですが、Klosのアルバムを幾つかお持ちの方は、確かめていただけると恐縮です。１作目ととそれ以後が違うように思います。
最初に出たものと後の２作ではベースとドラムスが変わっています。
２作目、３作目はこのアルバムです。





１作目がベースHenk HaverthoekとドラムスJohn Engelsですが、その後はベースJos MachtelドラムスEric Ineke変わって続いています。その意味ではしょうがありませんがひとくくりにはいきません。
最初の作品での、一つ一つの曲に生まれるベースとドラムスの緊張感、素晴らしいインタープレーとフレーズだと思います。
ところが２作目以降はうまく、きれいに弾けてはいますが、緊張という大切な要素がないように感じます。確かにバックグラウンドで聞き流す分にはこの２枚いいアルバムではありますが、１作目のように聴き入るところまでは行きません。この差を聴いて色々感じるのですが、この差をはっきりするのが大切に思います、
この差が最近のＪＡＺＺアルバムが同じようで面白くないなと感じるか、ＪＡＺＺはやはりいいですとなるかの差のように感じます。
一作目大変素晴らしい作品で好きな作品です。私としては再びこちらの演奏状態にいって欲しいと思います。Ｂ・エバンスの作品をこのように弾ける人は少ないと思うからです。
一枚目の作品がとてもいいのでそれを紹介します。

　　
Zppreciations / Arnold Klos

Arnold Klos piano
Henk Haverhoek bass
John Engels drums

nardis
Little Niles
Whisper Not
Love For Sale
Polka Dot And Moonbeams
Confirmation
Django
Old Folks
You'd Be So Nice To Come Home To
Come Rain Or Come Shine
A Little Expertise
Autumn In New York
Sweet And Lovely
Laura