JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

遅ればせながら、そしてもう少し驚いた Pure Soul / ANDREA SABATINO

2007-09-13 21:37:39 | 聞いてますCDいいと思う
blog仲間のnaryさんとクリスさんが2人ともほめているアルバムがあり、これは欲しいと思いながら、時間がたってしまいました。中古屋さんで出会ったので拾いました。
売りは又凄いトランペッターがイタリアからデビューしました、という感じで、それにイタリアトランペッターの勇ファブリオ・ボッソが3曲、競演するというなかなか華やかなアルバムみたいです。
1曲目、ペットとテナーのユニゾンが、洗練されたバップのメロディになってよい曲です。
ボッソの競演は全部で3曲、2曲めに始まりますが、これが気持ちよい。この曲での演奏に2人の差は感じないほど、ストレートな良い味があります。ペットだけでなく途中のピアノソロも興奮します。
トランペットのAndrea Sabatinoという人、とてもbossoの演奏に似ていますが、それよりもフレーズをソフトにした感じで、ひとつやさしい感じでフレスを入れたようにも思います。
3曲目はスローなバラッドマイルスを意識した演奏で、これはこれでいい。
4曲目、ピアノのソロの始まりは大変美しい、なかなかとおもう演奏です。
奏者をblogで検索して確かめることがあります。このペットはもちろん、naryサンとクリスさんにヒットするのですが、驚いたことにはmonakaさんにヒットしました。私の記事では演奏者の名前を出来る限り記入しているので、そこにヒットしてくれるのですね。
このタランペッターを聴いていました。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060815

“ベラルディ・ジャズ・コネクション”というグループで、ペットのandrea sabatinoとピアノのettore carucci、ベースのgiuseppe bassi,tenorのvinsenzo prestaが参加しています。今度のペットのアルバムは、“ベラルディ・ジャズ・コネクション”よりJAZZを強くして、それもバッソを入れて本格ジャズをやろうという感じを受けます。それの印象は悪くなく、ピアニストのcarucciも同じレーベルからピアノトリオをだしたばかりですし、ベースのgiuseppe bassiもこのアルバムのドラマーとアルバムをだしています。
6曲目に再度バッソとのペットの掛け合いを聴いていると、なかなか魅力的な音色です。
7曲目ペットとテナーの絡み方が面白い曲ですが、残念ながらフェード・アウトします。
8曲目、ピアノ・トリオで始まる演奏では、目立たなかったドラムスのMimmoが、結構裏で色々やっているのがわかるし、続くテナーとそのバックのウォーキングベースはしっかりしていて、とてもバランスが取れたグループです。誰がリーダーでもおかしくない演奏で、というより仲間が、それぞれ自分のリーダーアルバムを順番に出している感じです。


Fabrizio basso trumpet (2,6,10)
andrea sabation trunmet flufelhorn
vincenzo presta saxophones
ettore carussi piano
giuseppe bassi bass
mimmo campanale drums

1 First Steps
2 Learning to Fly
3 Pure Soul
4 Mr.Vince
5 The Fable Infinty
6 Joy Spring
7 Dear Raffy
8 There Will Never Be Another You
9 Illusion
10 Birdlike
11 Pure Soul
コメント (6)
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