JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

何を聴きますか SAHIB'S JAZZ PARTY / SAHIB SHIHAB

2007-09-30 20:01:13 | 聞いてますCDいいと思う
SAHIB'S JAZZ PARTY / SAHIB SHIHAB

Sahib Shihab alto ,baritone soprano sax,flute
Allan Botschinsky fligelhone
Niele-henning orsted pedersen bass
Ole Molin guitar
Alex Riel drums
Gjarne Rostvold snare drums

古い録音を新しくCDでかうことは珍しいのですが、このアルバムLPで持っているわけでもなく、どうしてCDを買ったのでしょう。
オリジナルアルバムでは5曲です。

1 4070 blues
2 Charde

1 Conversation Psrt Ⅰ
2 Conversation Psrt Ⅱ
3 Conversation Psrt Ⅲ

CDでは3曲が追加になって曲順が変わっています。

1 FORTY-SEVENTY BLUES
2 BILLY BOY
3 NOT YET
4 CONVERSATIONS PART Ⅰ
5 CONVERSATIONS PART Ⅱ  
6 CONVERSATIONS PART Ⅲ
7 CHARADE
8 SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

録音は1963年10月コペンハーゲン、カフェ・モンマルトルでのライブの模様です。
何年か前に拾ったアルバムですが、なぜ拾ったのか覚えていません。ベースのペデルセンが17歳の演奏だからでしょうか、一時期バリトンサックスを聴きたかったからでしょうか。忘れてしまいました。

1曲目ちょっとちょっとぎこちないフルートのソロとか、かなりフレーズが落ちるギターを聴くのでしょうか。それとも17歳としては驚くべきペデルセンの長いベースソロと正確なアレックス・リールのドラムスを聴くのでしょうか。
2曲目、シハブのどこかへ行ってしまうソプラノを聴くのでしょうか。
3曲目はのりの悪いフレーズのホーンとちょっと品のないバリトンで、上手く乗れない雰囲気を味わうのでしょうか。
4曲目、ちょっと実験的なカンバセーッションを時代的に聴くか、この曲では見違えるようなポチンスキーのフリューゲルホーン、それにぺデルセンのウォーキングを聞くのでしょうか。
6強目はシハブのソプラノソロをきくのでしょね。
7曲目“シャレード”ではいきのいいAlex Rielのドラミングを聞くのでしょか。
古いアルバムで、録音は悪いし、全てのプレーがよいわけではなく、ライブではこういうことがあるということも思い出しました。
だけどシハブがぐいぐい押し切って吹きまくってしまう強さや、思わず素晴らしいプレーをするホーン、ビックリするようなリズム隊がいたり、これもジャズですね。スタジオ録音では決して味わえない、不足と充足がこのアルバムにはあります。ここから何を聴くのでしょうか、いいところだけ聴いてもJAZZって面白くないと思いませんか。


コメント (2)
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