JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

マフラーを巻いて行く Invisible Friends / Lars Jansson

2007-11-14 23:06:31 | 聞いてますCDおすすめ


通勤に車を使っています。夏の習慣でノーネクタイで外に出てみると首の周りが薄ら寒く感じました。
もはや秋の色を通り越して冬の色が見え始めました。
車窓から行き交う人を見ていて、マフラーを巻いている人が多いのに気がつきました。もちろんファッションを考えているのかも知れませんが、ちょっと寒い朝、急に使ってみたのかも知れません。新しく買ったマフラーもあるでしょうが、クリーニングから帰ったものを引っぱりだしたものが多いでしょう。その暖かさを確かめているようです。
今日聴いているのは1995年録音の大好きなアルバムです。
何度も聞いているこのアルバムは、もちろん良く知ったアルバムで、安心して身をまかせます。季節はめっぐっても覚えている暖かさに 包まれるように、感じます。
1曲目激しくはなく、といって心のこもった語りかけからはじめるやさいいanssonがいるのです。
2曲目、得意の心を込めたテーマ、これからゆっくりと語りあおうというようにこちらも勇んだ心が落ち着きます。でも何度も聴いているのでそれよりも久しぶりであってここで落ち着くという感じです。Lars Danielssonのソロが素敵です。
3曲目、寒い朝にいて、その人が近くにいるだけで暖かさが増すように思う曲です。
アルコからはじまる4と5同じ題名でイントロ部の4曲目を終わりピアノテーマは美旋律とjanssonの鋭いフレーズが組み合わさった大好きな曲になっています。
6曲目はちょっとモーダルに、こちらももちろんjanssonの魅力ですが、ベースのDanielssonのライン、最近のとはしこし違いますが素敵です。
9曲目もにてオーソドックスラインを確り踏まえたもので、今年の演奏はどう変化しているのでしょうか。
11曲目、12曲目は大変う落ち着いた曲ですが、とてもゆったりとこれまで貴女と語り合えたことが残っているような、とても満たされた安心感が訪れる演奏です。同調するように13曲目のDanielssonのベースソロとピアノでアルバムはまとまる感じです。
最後の曲14曲目“Under the Bodhi tree”それまでと少し違ってエピローグ、美しい曲で、このアルバムをすべて包みこ演奏になっています。とてもホッとする曲になります。(この曲はこれほどきれいだとともっていなかった、発見です。)
ちょっと寒い朝、去年使っていたマフラーの暖かさは充分知っている様に、このアルバムの暖かさをしっているので、懐かしい様な安心に包まれます。
ここ(東京)より季節が速く過ぎている方、雪の季節がもうすぐ訪れる方、いつもの大変な季節になりますね。暖かくお過ごしください。
素晴らしいLars Janssonに会いに行く方、暖かいマフラーに包まれて楽しんでください。



Invisible Friends / Lars Jansson

Lars Jansson Piano
Lars Danielsson Bass
Anders Kjellberg Drums

1.Invisible Friends
2.Learn To Live
3.The Great Belonging
4.Freedom and Destiny I
5.Freedom and Destiny II
6.At Least Often
7. Free For Three
8. The White Cliff
9. Autumn Blues
10. Presence
11. The Quiet Mind
12. The Return To Zero
13. I Have Nothing To Say And I Am Saying It
14. Under The Bodhi Tree
コメント (4)
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