JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ボジョレーヌーボーはな~い TAKE TEN / PAUL DESMOND

2007-11-15 20:29:43 | 聞いてますCDおすすめ
今日の夕食はこんな感じです。



職場でボジョレー・ヌーボーを飲む会があるそうで奥さんが昨日作っておいてくれたものです。
フランスパンを買って帰ってきました、もちろん近くではボジョレー・ヌーボーの販売をしていますが、今日ボジョレーを飲むことにこだわりはありませんし、好みでもないので、安いアルゼンチンワインで充分です。
一人でさびしいので、昔から親しいPaul Desmondと話しながらいただきました。
“Time Out”にはおよばないアルバムですが、Desmond大好きには関係ないです。
1曲目Take FiveをなぞるTen、これぐらいでいいです。Fiveと同じようではこっちが困ります。この程度良い感じなのです。
2曲目、デスモンドの音というのは誰でも解りますが、この時代の音フレーズ、あわせて素晴らしい。
3曲目“Alone Together”をこのようにしっとりと品のある演奏にすることは凄いし、バックのG・ホールのバッキングとソロがとても効いているのです。ほかのメンバー、C・ケイとG・チェリコもぴったりの人選で4曲目も良い感じです。
5曲目“黒いオルフェのテーマ”も沢山聴いてきましたが、デスモンドが歌うと心にしみてくるのです。
6曲目“Nancy”もこの音を聴くと晩年もしっとりとはしていますが、この張りと高い音の抜け好きです。
7曲目“オルフェのサンバ”G・ホールほどの人が抑えて、凄いグループのまとまった演奏になっています。
最後は得意な小唄で気持ちよく締めくくられました。
奥さんも早々と帰ってきました。
「美味しかった?」
「ヌーボーはヌーボーだから。」
ということで、はい私の方がデスモンド付き正解です。



TAKE TEN / PAUL DESMOND

Paul Desmond as
Jim Hall g
Gene Cherico b
Connie Kay ds

1 Take Ten
2 El Prince
3 Alone together
4 Embarcadero
5 Theme from 'Black Orfeus'
6 Nancy
7 Samba de Orfeu
8 The One I Love
コメント (4)
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