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下の息子は大学4年で体育会サッカー部員です。関東大学サッカーリーグも大詰めであと1試合、その試合が済めば引退です。小学生のころからずっとチームでプレーしていたことを思うとかなりさびしく思います。
今日の試合は学校のグランドであるということで応援に行ってきました。大学の構内には銀杏並木がありきっと色ついていると思っていったのですが、まだ早くて、ちょっとがっかりしました。
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試合も結果はよろしくなく優勝からは遠のいてしまいました。つまらないのでグランドで葉っぱなんか拾って気を紛らわせました。
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気を紛らわせるアルバムは1972年モスクワ産まれのピアニスト、ケニー・バロンに師事して2004年のモンク・コンペチッションの優勝者だそうです。
哀愁を含んだ静かな出だしの1曲目はなかなか素晴らしい、バックのドラムスが変幻自在なのが面白い。
2曲目はエレピになってブルージーなベースとドラムスのリズムを楽しむ幹事です。
3曲目はアコピに戻って、強い印象を受けるというより上手く弾いているという感じでベースの音とリズムが良い。
4曲目のエレピは少しスパニシュが入ってチックが少し見える気がします。
5曲目“I Fall in Love Too Easily”はMARIO ZARAという人のの演奏を聴いたばかりですが、まるで違う。そちらは曲を生かして美しく弾きますが、こちらはスケール大きなピアノソロから入るダイナミックな演奏で、まるで違う曲みたい。これが楽しいんですね。ピアノはこちらのほうがやはりうまい。
6曲目はエレピでフォークロック調、途中もっとグシャグシャにしても良かった感じです。
7曲目以降5曲は生ピアノの曲が続きます。5曲目をのぞいて全てオリジナル、自主制作盤ということで入れたいものは全て入れたという感じですが、2曲ぐらい(7とか9曲目など)省いたほうが逆に印象強くなったような気がします。
優勝した後に出すアルバムと言うのも大変でしょう。もっと多くのものを出していくと凄く良くなりそうな人に思います.
チクショー、優勝したかった。
Uncommon Circumstance / Misha Piatigorsky
Misha Piatigorsky piano,Rhodes
Hans Glawischnig bass
Ari Hoenig drums,symbals
1 Where's the sun
2 Montevideo
3 Land of Confusion
4 Uncommon Circumstance
5 I Fall in Love Too Easily
6 Soha
7 Nachlaot
8 Fishing Boats
9 Spanky's Dilemma
10 Superhero
11.Lonely
Butterfly