JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

思考の伝達  RYPDAL/VITOUS/DEJONETTE 

2010-01-29 22:29:51 | 聞いてますCDおすすめ


潜在の奥に入り込んでいる思考は、その決定自体に自己是認を伴っている。
人格が形成出来た後の思考は、決して理論的ではないが、しかし是認は伴わない。
多数の現象のパターン化に積み重ねられた結果、思考はある意味、冷徹な判定を意識することが出来、またそこには、不安定な自己否定が必須に存在するのである。

と書いていることは、このアルバムを聴きはじめたら思い浮かんでいることです。(本当かい?)

いつも曖昧な、どっちつかずの文を書いているので、ヴィトウス、ラピダルのはっきりした主張に書いてみました。
1曲目、ドラムスが永い、それがずっと流れいるようなリズムを刻むと、そこにうごめく大動脈のようなアルコ・ベースと神経伝達信号のようなベースが、永い時間にうごめく意思の伝達のように感じます。

てなことを書いていますが、特に凄いこと感じているわけではなく、勘で買ったアルバムが間違っていても、許してしまうけど、深く考えて買ったもが間違っていると、がっかりするな~、ということを張ったりをかました表現でした。


http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070629

2曲目シンセをバックにリズムがセンシティブに刻んで、エレキギターはあのラピダルの音です。永い意思の伝達に平安が挟み込まれます。(すいません、もう頭が勝手に固定されています。)
3曲目はホーンの音が聴こえるようなサウンドも時代を超えているのが解ります。
4曲目、シンセとベースが笙と琴、もしくは琵琶のように幽玄な感じを作ります。
この時代にこのようなもの作ったこと、そしてその意思は、そのエネルギーを衰えさすことなく、今の音楽に伝達されていることを感じるのです。
次作「To Be Contenue」を聴いたと時もかんじましたが、その精神的な、もしくは音楽的表現の強い意思がアルバムを作っていると感じます。(こちらのアルバムのほうがより強く)
ということで、出だしから、変な方向になりましたが、これも常に音楽に惑って踊っているからかも知れません。 って自己是認か。

RYPDAL/VITOUS/DEJONETTE 

Jack Dejhonette drums
Miroslav Vitous dauble bass, ekectric piano
Terje Rypdal guitar guitar, synrhesizer,organ
 

1 Sunrise
2 Den Forste Sne
3 Will
4 Believer
5 Flight
6 Seasons
コメント
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