JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

最初の中古は SETH FORD-YAUNG

2013-05-10 20:39:01 | 聞いてますCDいいと思う


シカゴの中古棚で最初に選んだ一枚、ですから中古としては最初に聞いてみました。
ジャケはどう見てもタンゴの感じだけれど、2011年リリースさらた、どうやらCAでできたアルバムのようです。

1曲目、バンドネオンがガットギターにあわせて素朴なテーマから入ると、バイオリンがひきついでそのあとリーダーのベース・ソロ、朴訥としたところもあるけれど、バイオリンとガットギターが平和のいなか町にいるようです。
2曲目はサイレント映画の音楽みたいな雰囲気にしたバンドネオンとバイオリン、ヨーロッパの町に見えてきます。
4曲目はスタンダードを古い感じで歌います。
5曲目、アルコでのメロディーはやはり古い映画音楽、ジャンゴとグラッペリの雰囲気十分な演奏です。
6曲目哀愁ある曲は聴いたことがある、サティの曲。
7曲目がショパンのノクターン、有名曲をストレートに優しくバンドネオン、そしてその後のバイオリンのアドリブラインが良い感じです。

マヌーシュ系だけれどとてもフレシュなのは、アレンジが素晴らしいのと、バイオリンの演奏が七里のものだからです。
9曲目“Skylark”はヴォーカルで古い感じをだしますが、これはバンマスが歌えますというショウみたいなもの、11曲目も歌い方がフォークみたいでこの人歌わないほうがいいと思う。
最後がグッドマンのエンディング曲“.Goodbye (Jenkins)”いかにもという感じで、このアルバム、選曲とアレンジすぐれています。

これが一枚目でかなり当たりという感じ、実は次ももっと当たりです。

SETH FORD-YAUNG

Seth Ford-Young (bass, voice, arrangements)
Rob Reich (accordion)
Evan Price (violin)
Jason Vanderford (guitar)
Dina Maccabee (violin on 1, 11, 13)
Yair Evnine (guitar on 1, cello on 11, 13)
Paul Mehling (lead guitar on 5)

1.DOT (Gonzalez)
2.Black Tango (Ford-Young)
3.Dolores (Waldteufel)
4.If I Could Be With You (Creamer/Johnson)
5.Joseph, Joseph (Cahn/Casman/Chaplin/Steinberg)
6.Gnossienne #1 (Satie)
7.Chopin Nocturne in Eb (Chopin)
8.The Fish and the Water (Ford-Young/Sheffer)
9.Skylark (Carmichael/Mercer)
10.Bourgeois Bounce (Ford-Young)
11.A Cold Garden (Ford-Young)
12.Amarcord Theme (Rota)
13.Goodbye (Jenkins)

コメント
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