
ビル・キャロザースは知ているけれど大好きなピアノというわけでもないし、日本でも出ているのはわかっていたので、シカゴの中古の棚でみつけたけ時はどうしようかと一瞬迷いました。
でもソロだし、アルバム・タイトルが「FAMILY LIFE」なので、もしかしたこれは合っているかもと拾ってみました。
1曲目、とてもやさしい雰囲気の曲は“Our House”わが家を思う気持ちはおんなじなんだと親しみを感じます。キャロザースの家もずいぶん小さいとは勝手な想像です。
でとても良い感じのスタートでした。
4曲目、シンプルで愛する人をおもうような曲。
ジャケもキャロザースの一家のフォトがたくさん張り付いて、でこの1曲目と4曲目が大変気に入りました。
ところがビル・キャロザースはビル・キャロザース、彼らしいねじれもきちんと出ていてというか、これが本当のキャロザースでしょう。
いがいとキースが見えたりします。
1曲、1曲がジャケの写真のようなもの、それぞれの情景なり思いがこめられているでしょう。

一寸沈んだ雰囲気や怪しい情景などもおりこまれた、変化のあるアルバムになっているのです。
実は私のFAMMLY LIFEは実にシンプルなので、家族に思うことも単純、ですから1曲目と4曲目だけですべてかたれてしまう。
ということで私のFAMILY LIFEは関係ないでしょうが、もっとシンプルです。
FAMILY LIFE / BILL CARROTHERS
Bill Carrothers piano
1. Our House
2. Scarborough Fair/Peg
3. For Better And For Worse
4. Bud And Bunny
5. Northern Lights
6. Snowbound
7. On The Sled
8. Schizophrenic Weather
9. Forefathers
10. Good Dog
11. A Night Out
12. Harbor Lights
13. News From Home
14. Gitchee Gumee
15. When We're Old