日本で最後にショップにいったのが4月27日だと思うからもう1ヶ月近くショップに入っていない。こんなことはblogをはじめてからたぶんないと思う。
新しいアルバムが記事にされているのをみると、実普段ならば早くショップにいって買っているだろうけど、シカゴで仕入れたものとその前のものがまだだいぶあるので、我慢しています。
でももう我慢できない、バートン欲しい、レッドマン欲しいのです。
で今度のお休みに、買いに行こうと思うけど、その前に一寸予習をしてみました。今度出たジョシア・レッドマンのアルバムは、メルドーとブレイドが共演のバラッド集らしいけれど、この3人はむかしから演っていて、1998年の「TIMELESS TALES」と1994年の「MOODSWING」があるけれど、もう一枚「WARNER JAMS vol.1」ってアルバムがありました。
そのころワーナーからアルバムをだしていたミュージシャンをあつめてジャムさせたもしくはジャムらしくしたアルバムで、ジャムらしく演りたいことは演り、個性を競い合うところは競い合う面白いアルバムになっています。
1曲目から6曲目までが、ラリー・ゴールディングスのオルガンとピーター・バーンスタインのギター、後半がメルドーのトリオがバック(1曲はピアノ・トリオ)になってます。
3管のバックがオルガンとギター、一寸主流を思わせるサウンド、ジミー・スミスとケニー・バレルのアルバム好きだったな~と思い出させる演奏です。
3管のソロ廻しはジョシアがおおらかに吹いて良い。
2曲目、ゴールディングスとバーンスタインのソロが、最近あまり聴かないパターンだからとても良く聞こえる。
3曲目はジョシアが“My Foolish Heart”をアーシーなバラッド・プレー。
4曲目はオルガンでサイドワインダーの出だし、そして3管のエキサイティングなライン、ウォレスがまだ若いけどすごい勢いのソロで良い。
何とも楽しい前半と一寸変わって、対決場面も入ったような後半です。
マイルスの“Sid's Ahead ”から入ることでも伝わります。
8曲目はメルドーのピアノ・トリオ、この後ワーナーから「イントロデューシング」を出すわけで、まあとにかくガシィとピアノラインを見せる心意気です。
9曲目がウォレスのワンホーンの大好きな“Nature Boy”かなりまじめな気持ちになります。
そして最後はジョシアの激しくなるソロではじめてケニーが同じく激しくなると、その後2人のバース交換、ジャズ演っている、生で見たいとグッと思う実にライブ・最後の曲のようです。
て18年前のアルバムのあと、今度はきっとしっとりしているのだろうか、わからないけれど「James Farm」の後というのもそそられます。どちらにしても、きっとまた日本で逢うことになるだろう人たちでした。
Warner Jams Vol.1
Wallace Roney(Tp)
Kenny Garrett(As)
Joshua Redman(Ts)
Peter Bernstein(G)
Larry Goldings(Org)
Brad Mehldau(P)
Clarence Seay(B)
Brian Blade(Ds)
Released 1995.
1.Blue Grass
2. get Out Of Town
3. My Foolish Heart
4. The Sidewinder
5. Larry young
6. Killing Me Softly With His Song
7. Sid's Ahead
8. Nice Pass
9. Beluga Swing
10. Nature Boy
11. Switch Blade