中古の3枚目は良く知った人の知っていたけれど持っていなかったアルバム。
1曲目太鼓がドンドンと叩いて部族を厚真多様な7秒の始まり。
2曲目バンドネオンがメロディを弾き始めると、このバンドネオンは好き、誰かと思ったら、ミシェル・ポルタルが弾いているのですね、民族的哀愁のある曲です。
アコーデオンの2枚のアルバムが1993年のパリ録音ですが、なんとこのアルバムも1993年パリ録音、何の気なしに買ったのだけれど、また神様に遊ばれたかも。
3曲目アルコの低いリズムを刻んでそこに戦いを告げるような22秒、このアルバム1分以内の曲が11曲挟まっていて全部で21曲、ジャケでは短い曲を小文字でかいているからなにか射水家はあるのでしょう。
4曲目ボヤンがフェンダー・ローズを弾いて、これがフェンダーにあったしゃれたメロディ。
6曲目トロンボーンのグレン・フェリスがラズウィル・ラッドみたいな迫力で吹く演奏、ボヤンの生ピアノもカッコ良い。
8曲目、美しい音のしたと乱ボーンとクラのユニゾン、、このフェリスという人いろいろな音を使って技巧派です。フランク・ザッパとかスチィビー・ワンダー、ジェームス・テーラー、デュラン・デュランなんかと演奏していたようで、なんとドン・エリスの大好きなフィルモアでのオケに入っていたのですね、うれしくなりました。
のちに一人加えて“Azur”というグループで3枚でているアルバムの最初のもの、「インデアンの週」というのは、どうやらいろいろなインディオと呼ばれる民族がテーマのようで、共通する怒りや悲しみ、誇りを表現しているようです。
16曲目、ボヤンって本当にいいピアノを弾きます。
思想と音楽の技術とミュージシャン同士のインプロヴィゼーションが絡まって何とも脳に心地よい刺激を作っているアルバムです。
1月のパリは刺激的なのです
このアルバムが録音されたのが1月のパリです。
AN INDIAN'S WEEK / HENRI TEZIER"AZUR"QURTET
Bandoneon– Michel Portal (tracks: 2, 20)
Clarinet, Soprano Saxophone– Louis Sclavis (tracks: 2, 20)
Double Bass, Percussion– Henri Texier
Drums– Tony Rabeson
Piano, Electric Piano [Fender Rhodes]– Bojan Zulfikarpašić
Trombone– Glenn Ferris
Written-By– Henri Texier (tracks: 1 to 3, 5, 7 to 13, 15, 17 to 21)
1 Lundi 0:07
2 Laguna Veneta 4:50
3 Mardi 0:22
4 Stanislas Written-By – Tony Rabeson 6:18
5 Mercredi 0:23
6 Cyclosis Written-By – Glenn Ferris 8:20
7 Jeudi 0:21
8 Indians / Desaparecido 11:55
9 Simone Signoret 5:16
10 Vendredi 0:22
11 Amazone Blues 8:27
12 Samedi 0:20
13 Tzigane 0:43
14 Mâshala Written-By – Bojan Zulfikarpašić 9:22
15 Samedi Soir 0:20
16 The Bridge Written-By – Sonny Rollins 3:20
17 Dimanche 0:22
18 Don't Buy Ivory, Anymore ! 5:10
19 Dimanche Soir 0:21
20 Laguna Laïta 7:25
21 Lundi 0:07