「フレンチ・ジャズ」なんてタイトルのアルバムは日本のレーベルでは出さないだろうから、そしてどこのレーベルだかわからないし、字が小さくてだれが演奏しているのかもわからないのでとりあえず買ってみた。
よくよく演奏者をみたら結構知っている名前が並んでいました。
レーベルをしらべてみたら、クリスタル・レコード、フランスで良質なジャズ・アルバムを出しているところでした。ということでもっているアルバムが4枚でお薦めがそのうち3枚もありました。かなり前の記事なので再度記事を張り付けてみます。
3枚のおすすめ一つ目がアルリオ オリリオの7.How Deep Is Your Love/Alfio Origlio 「新しい友達できていますか」という記事にしました。
次がパリス・ジャズ・ビッグ・バンドで 12. Galeries/Paris Jazz Big Band 「パリの枯葉じゃないけれど」そしてもう一つは 13. I Comme Icare/Nicolas Folmer 「フランスでちょっと驚いて」
お薦めではないけれど良いとおもったのが2. Blues Zen/Nico Morelli で「白の微妙」というのを2008年に記事にしていました。
なんだかわからないでかってみたけれど、このアルバムがとても素晴らしいアルバムに思えてきました。
というのも9曲ははしらない人なので素晴らしい演奏に巡り合えそうです。
David El-Malekは知っているけれど“And I Love Her”をちょっと変わったアレンジでゆったりと。
後は知らないひとたちだけれど3曲目のRonald Baker Qiuntetはハード・バップ系を気持ちよく演奏します。
4曲目はハモンドをバックに梵語とサックス、ギターのブーガール、懐かしい。
6曲目は題名ピッコロ・サンバでピッコロのサンバは珍しい。
8曲目はせくすてっとをバックに女性のスキャト・ヴォーカルで正統派。
9曲目MOSクインテットはペットとテナー、新主流派てきなラインで、ベースがエレベなのがフランスらしい。ペットはフレディー・ハバート系か、ピアノ・ソロががんばっているけれどこの人がリーダーのエス・モスというひとらしい。
10曲目はバリトンも入ったTentetか、ラテンの曲でドラマーがリーダー、テナーが頑張っている。
11曲目はちょっと派手目の音を使うピアノのトリオ、ドラムスがしっかりたたいているけれどなんとピアノは昨年であったお薦めのThierry Maillard でした。1998年の録音でドラムスはデニス・チェンバース、バースがパティトッチでした。
12曲目はピアノ・トリオの小品でした。
もちろん会って驚いたのはThierry Maillard がいたこと、パリ・ビック・バンドのカッコよさ、9曲目もなかなかカッコ良かったです。
1. Tell Me/Louisa Bey
2. Blues Zen/Nico Morelli
3. Boppin' The Leaves/Ronald Baker Qiuntet
4. Hot Barbecue/Boogaloo Baby
5. And I Love Her/David El-Malek
6. Piccolo Samba/Herve Meschinet
7. How Deep Is Your Love/Alfio Origlio
8. Oblivion/Laurence Allison Sextet
9. Codis/S. Mos Quintet
10. Afrodisia/Philippe Combelle
11. Bora Bora/Thierry Maillard Trio
12. Galeries/Paris Jazz Big Band
13. I Comme Icare/Nicolas Folmer
14. Findings/Nico Morelli
15. Roxanne (Version Up)/Louisa Bey
16. Claude Sait/Laurent Coq Trio