JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

拝啓マイク・ノック様  Kinderd / Mike Nock&Laurenz Pike

2014-01-31 21:09:23 | 聞いてますCDおすすめ


2014/1/31
 拝啓 マイク・ノック様
 寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。と言ってもそちらは夏真っ盛りなのですね。
 ここのところ日本にはいらしているのでしょうか、最後にお見受けしたのは2011年の9月東京JAZZでしたが、その時には奥様とお話しかできませんでした。少し体調を狂わしたとおっしゃていたので心配しておりましたが、先般ショップで新しいアルバムをみつけ、お元気そうでホッとしております。
 見つけたアルバムはCDナンバー、FWM003とありますから、ご自身のレーベルからの3枚目になるのですね。
 最初にお会いしたのが2010年1月で、ハクエイ・キムに紹介してもらいましたね。というかそれ以前にレターとメールのやり取りもしていただいていたので、とてもフレンドリーに接していただき持って行った7枚ものCDにすべてコメントを変えてサインいただいたのはとても自慢です。
 その後自身のレーベルから1枚目が「AN ACCUMLATION OF SUBTLETIES」をだされこれがFWM001、ハクエイのデヴューアルバムと同じリズムを従えての真摯なピアノ・トリオで、暖かい人柄と音楽に対しての真摯さがひしひしと伝わったものでした。
セカンド「HEAR AND KNOW」はテナーとトランペットを加え、直球JAZZを演奏され明日ね。
今回、知らなかったので新作におどろきましたがFWM003なのでぬけがないこと、年1まいのペースにもホッとしました。
今回はまたまた違うアプローチで、ファースト一寸戸惑ったというのが本音です。
デュエットのお相手Laurenz Pikeさんは存じませんが、ずいぶん古いお付き合いのようですね。
リズムを刻むというよりか、パーカションの様にピアノの流れに反応していく流れはすぐにはなれませんでしたが、すべての演奏が即興でおこなわれているらしいことをしって納得に変わっていきました。
曲名「同族」も後からつけられたのでしょうか。ヒドラと闘ったり、ゼウスの夢だったりと神話からの命名がありますね。
 私5曲目の“By Sea”が気に入りました。
 不必要な音はあってはならないという貴方の教えを思い出しながら聞いていると、JAZZを聴くというよりか、即興でつくられた絵、詩、パフォーマンスに接しているように感じました。
そして最後の“4SL”はやさしさをきちんと置いていってくれるような曲で、ハクエイもキースもくれる贈り物と感じました。

 ハクエイと同じハモニーが聞けるのも貴殿のアルバムならで楽しみました。
サインをいただいたあとに、フォース・ウエイのリイシューやこれや前作とサインなしのアルバムが数枚たまっています。是非またお会いできる機会があれば、全アルバムサイン入りをお願いしたく、楽しみにしております。

 お体にはくれぐれもご留意なされ、ご活躍をお祈りしています。
 本日は少し寒さが和らぎましたが、そちらではすごしやすい涼しさが訪れますでしょうか、またお会いできる日を願っております。                                敬具
                 
monaka 
 
 
 


Kinderd / Mike Nock&Laurenz Pike

Mike Nock    piano
Laurenz Pike drum kit

01. Kindred
02. Zeus’ Dream
03. Le Primitif
04. Mike Battles The Hydra
05. By Sea
06. Sleepwalking
07. Spring
08. All Most Blues
09. The Old Times
10. Satori No Mado
11. Soulstice
12. 4SL
コメント
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