JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

よく知っているあなたにもどって EVERYTHING I LOVE / LARS JANSSON

2014-01-08 20:53:20 | 聞いてますCDおすすめ


新しい年が始まって1週間が過ぎ、仕事もいつもの自分にもどってなんだあかホッとしましたが、安心と新鮮さが同時にもどってきました。
サックスのOve Ingemarssonが参加したラーシュ・ヤンソンの新しいアルバムです。

1曲目ピアノのプロローグがリズムが入って広がっていく様は、ラーシュの変わらない世界。そこにテナーが対抗するのではなく寄り添うように横に並びます。
ピアノは若々しいソロ、ベース・ソロもこのグループの完成を伝えます。
2曲目はスタンダードでラーシュがスウィンギーなバップ・ピアノを聞かせます。
セレスタの音で始まる3曲目はこのところアルバムに入る孫のハイダちゃんにおくる曲、ピアノにもどって愛とよろこびが満ちてくる、この人幸せだと思う。
4曲目はテナーのオーヴェ・イングマールソンの曲、テナーって、いやサックスどうしても個性を聞こうとするけれど、この人アクは少なくって、音とフレーズをじっくり聞くタイプです。
5曲目、このアルバムは11曲中7曲がラーシュの曲、ラーシュの曲を聴くことも彼のアルバムの楽しみになっています。
7曲目は“ You and the night and the music ”でこの曲の選択はこのトリオ・メンバーになったからみたいに感じます。
9曲目の“ New room”のラーシュのソロが良い。繊細で優しくて実にピアノの円熟を感じます。
11曲目、これはお年玉でした。

このような良く知っているピアニストがいると人生豊かになると思います。

EVERYTHING I LOVE / LARS JANSSON

Ove Ingemarsson (ts)
Lars Jansson (p, celesta)
Thomas Fonnesbæk(b)
Paul Svanberg (ds)

1. It Worked (Jansson)
2. Everything I love (Cole Porter)
3. Hilda Playes (Jansson)
4. The Little Waltz (Ingemarsson)
5. Slow September (Jansson)
6. Ohana (Ingemarsson)
7. You and the night and the music (Arthur Schwartz)
8. Dad up in a tree (Jansson)
9. New room (Jansson)
10. The Ant (Jansson)
11. Giving Receiving (Jansson)

コメント (2)
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