1stのチェックアウトを済ませるとすぐに2ndのチェックイン、これ初めての経験でした。1stのノリからかなり良い気持ちで2ndに入るだろうと予想します。
2ndは名古屋の姫と最前列でアヴィシャイと再会です。
2nd 9時ぴったりにスタート
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エチュードのような落ち着いたピアノから始まってこれは1stとのピアノの違いが解ります。一番前に来た分ベースも生音が聞けてその分ドラムスがつよくなったけれどそれはしょうがないか。
1stの中間あたりから始まったという感じです。ピアノのソロがかなりペースを上げていてこれが1stとの一番の違いです。
2
これは新しいアルバムからの曲かな、とても落ち着いたピアノ・トリオという感があるのはピアノの配分が上がったように感じるからでしょう。
3
リズミックな曲はピアノとのインタープレー度も高まっているし、ドラムスもとても良く合ってきています。この人NYの人のようです。
4
ピアノのイントロの後、今日初めてかもというゆっくりしたピッキングソロ、ふくよかな音で一番前で聴いてよかった。ドラムスもとてもよく主張してきました。
5
新しいアルバムの“SHLORE"という曲かな、トリオとしての音調和ということでは2ndで高まった感じです。1stではアヴィシャイを聴いて愕然としたけれど、2ndはトリオ・ミュージック、ピアノとドラムスに挟まれて、アヴィシャイが煽られている場面まであり。
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クラシカルなピアノからアヴィシャイのベースソロ、ベースの動きに常にピアノがあわせているのが解ります。
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曲は1stで演奏したものとほとんど同じでしょうか。アルコのソロはボウを激しふるって最後はボウを投げました。
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これも1stと同じ曲、切れの良いドラムスの後、ベースのロング・ソロ再び、ニタイが椅子の上で胡坐をかいて頭をさげてソロを聞き入っています。とても真摯で気持ちが良い。
この後のアンコールはアコベで始めます。
クラシカルなピアノ・メロディからだんだんとJAZZのポイントを増していく、アヴィシャイの一つの方向のようです。
2曲目はベサメムーチョをアコベで、これはたまらない。ユニゾンの速弾きの後、ピアノ・ソロは切れがありながら哀愁があるこれは素晴らしいかった。
これで2ndが終了、2ndはトリオとしてのインタープレーが楽しめました。
チェックアウトの後に持ってきたCDにサインをもらおうと名古屋の姫と並びました。なんとおたがい5枚づつ、まことにずうずうしいけれど1stと2nd両方きいたからお願いねと姫に行ってもらおうと先にならんでもらいました。そんな心配をする必要もなく気さくにサインをもらいました。
とっても日本が気に入ってくれたようでまたすぐ来日するといっていました。
名古屋の姫はフランスまでアヴィシャイを聴きにいくくらいですから、その時の写真などをアヴィシャイにみせて、アヴィシャイがそれを欲しいと、姫はしっかりメルアドをゲットしていました。
ニコもその後捕まえて2枚のアルバムにサインをもらってとても充実したライブでした。