JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

上昇 VOLCAN / GONZALO RUBALCABA

2014-01-14 21:01:08 | 聞いてますCDいいと思う


ゴンサロ・ルバルカバが登場したときには凄い新人だと思ったし、チックとデュオした映像などは吃驚したのを今でも覚えている。
でもある時期からなんかこちらの求めるものとは少し違ってきてしまったのでずっと買わないできたけれど、今はどんな演奏だろうかと新しいグループのアルバムを買ってみました。

5pasion といいう自分のレーベルから出したアルバム。聴き始めからかなりの回数をきいてきたのは、印象がずいぶんちがっていったからで星二つぐらい良くなった感じです。
最初の印象が悪かった、なんでいまさらエレピにシンセ、というのが第一印象、軽いタッチの幅を広げるのにシンセが必要なのか、だからベースもエレベを選択などとおもったから、自主レーべルも苦しい選択なのかと変な裏読みをしてしまいました。

それが何で変わったのかというと5曲目シンセで始まって後半シンセをバックに弾くアコ・ピアノのソロ・メロディこれが繊細でいながら力強い、軽いと思っていたのがこれは勘違いだったのでしょう。
そう思い直して聞くからどんどんよくなる、ちょっとくさめのヴォーカルがフューチャーされた4曲目も良くなるし、哀愁ある7曲目も良い。

シンセやエレベを何度オーバーダブしているのも、これは自分の音楽表現を広げるための苦心の策だろうと思えてくれば、ミュージシャンって本当に大変な努力をするものだともはやもち上げ状態に変わったのでした。

このメンバーでつい先週には来日していたみたいだけれど、舞台ではこのサウンドをどう表現したのかちょっと見てみたかったと思うのだした。

VOLCAN / GONZALO RUBALCABA

Jose Armando Gola - Fretted and Fretless Electric Bass
Horacio “El Negro” Hernandez - drums
Giovanni "Manenguito" Hidalgo - Congas and Percussion
Gonzalo Rubalcaba - Acoustic and Electric Piano, Kurzweil,Korg and Virus synths
Special Guest:
Maridalia hernandez - Vocal on Consario

1. Volcan
2. Volcan Durmiente
3. Pon La Clave
4. Corsario
5. Sin Punto...
6. Salt Peanuts
7. Corsario
8. Ano Novo
コメント
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