JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

誰か語って Epic Journey / Adam Niewood

2010-01-20 21:27:55 | 聞いてますCDおすすめ


新春の2回目のショップ漁り、新譜2枚とバーゲン1枚(未開封)を購入しました。
新譜の一枚は、たぶん多くの人が聞くだろイタリアチームのアルバム、そしてもう一枚はe.s.tを追う幾つかのグループの一つ、e.s.tが消滅した後の動向が気になるFORMAT A'3です(少し名前を変えたみたい、前はfOMAT A Troisでした。)
バーゲンの一枚がこれ、2枚組みで500円、バーゲンの同じ箱には、私が大変気に入っていたアルバムが500円であり、それなら素晴らしいものもあるだろうとこれを選びました。
とにかく、まるで知らないNYで活躍の人々のようです。
blogの仲間からは私のことを、グショァ、ガアシャ、グニョのsaxは聴かないと思われていますが、このアルバム驚きです。
このアルバム2枚組みで500円なので損してもいいやと思って買いましたが、これが素晴らしい。
アルバムタイトルが「Epic Journey」といい、1枚目と2枚目にはそれぞれタイトルが付いています。
1枚目が「Based on a True Stpry」2枚目が「Epic Journey」となっていて、1枚目がも2枚目もADAMの作品です。1枚目が曲にどこかオーソドックスものを残したオリジナル、2枚目は2曲目から後はすべてFREE GROUP IMPROVISATINとなっていて、ちょっとニュージャズ的な要素が強くなりますが、ほとんど変わらず聴きやすいアルバムです。

最初に言ってしまいます。この2枚目のFREE GROUP IMPROVISATINが驚き、1枚目で驚いたの遥かに超えた凄い演奏です。
私グシャグシャの聴かないと思われていますが、メチャメチャ興奮します。(フリーでは、まったくありません。)
このAdam Niewoodという人、すぐにでも頭角だすでしょうね。
まず1枚目、リーダーが多くのリードを吹きますが、どれも安定した音色とトーンバックのピアノKRISTIAN RANDALUは少し硬質な音でエッジが効いたらいん、ドラムストとベースが結構オーソドックスにリズムを取ってくれてそれがとても聴きやすい。
4曲目リードがソプラノ、クラ、アルトなどが一緒に聞こえるので、多重しているのでしょうが、サウンドがとても厚くなっていてこのAdamの魅力をましています。
ギターのJESSE LEWISがちょっとジョンスコに似て、popもあり面白い感じです。
8曲目“MELLOW DRAMA”が曲名とおり、哀愁たっぷりなラテン曲、これなどまさに主流もいいところですが、これを演奏するところが凄い。嵌ります。
そして9曲目“CHILD PSYCHOLOGY”がカッコいい、少しひしゃげながら始まる曲は、しかしバックのリズムがだんだんとマイルス調、フェンダーのバッキングに乗ってエレキギターがソロをとるとこてがなんともカッコいい。
なぜここまでカッコいいかと思うのは、感じるところがあるのです。
それは、マイルスがいなくなって随分時がたちまますが、マイルスがいないこと関係なく、ペットもいないのに、まさに自由にマイルスバンドをこなしているのです。
このピアニスト、フェンダーの使い方が凄いです。

そして2枚目に入っていくとフリーインプロが多くなるのでが、1枚目で体験したように、とても技量があり、抑制の効いた演奏をするグループなのでアバンギャルドではまるでなくて、普段やっているリズムに乗って即興することをしている感じできっちりテーマがある様にまで感じます。
ベースソロで始まる3曲目“LOVED ONES”などはとても幻想的な雰囲気で、フリーインプロというよりアンサンブル、オレゴンを思い浮かべてしまいます。
メンバーを調べますがピアニストが参加しているアルバムは見たことがありますが、それ以外は私はしりません。
でもこれ、凄いいいと思うのです。このようなアルバムに火をつけるような宣伝をお願いしたいと思ってしまいます。
blogのお仲間の皆さんはすでにチェックを済ましているのかも知れませんが、私は始めて、そしてかなり、それもかなり驚いた奏者です。
リード奏者としての演奏、曲が良く、メンバーのアレンジも的を得ていて、フリー・インプロビゼーションでも、まさにその構成に呑まれていくのです。
7曲目、フリー・インプロには合わないかと思うフェンダーがリズムを刻んで、ここら辺あたりが今、今のNYシーンかも知れません。
9曲目、これもアルバム1と同じくリズムに乗ってとてもカッコ良い演奏で終わります。

このアルバムに参加したメンバーの技量が均衡していて、サウンドとしてまとまり、聴いていて凄いアルバムだとおもうのです。
このようなグループが語られ様になるといいのでしょうね。
昨年発売のアルバムですから、どなたか語っていたかも知れませんね。
私は始めての出会いでしたが、とても驚いています。

Epic Journey / Adam Niewood

ADAM NIEWOOD(ts,ss,as,bs,cl,b-cl,etc.)
JESSE LEWIS(g)
KRISTIAN RANDALU(p,el-p)
MATT BREWER(b)
CHRIS HIGGINS(b)
ROHIN KHEMANI(ds,etc.)
GREG RITCHIE(ds)

Disc 1
1. DEMENTED LULLABY
2. ELLA BELLA
3. NOT QUITE RIGHT
4. ELECTORAL COLLEGE
5. WHERE'S THE CAT???
6. REPRISE
7. OUT OF THE WOODS,FOR ME...
8. MELLOW DRAMA
9. CHILD PSYCHOLOGY

Disc 2
1. ENTIRELY TOO TONAL
2. MOVIN' & GROOVIN'
3. LOVED ONES
4. CALM BEFORE THE STORM
5. A RAP TAP TAP IN THE NIGHT
6. FIRST SIGN OF CLARITY
7. BREAKING AND ENTERING
8. STIMULI
9. FIVE CORRIDORDS



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ピアノ酔い ハクエイ・キム トライソニーク live at 季立 2010 1 16

2010-01-18 23:01:23 | サポート中、ライブ
お休みが終わって、ゆっくりスタート切りたいのに、なんと今朝一番から雪の多い所に出張でした。



東京に住んでいると、遠くにお住まいの方の苦労がわかりせんが、雪一杯あるのですね。
先週かなりの雪が降ったのは知っていましたが、無責任ですが驚きました。
昨年よりとても大きなビジネスを頂いている会社の生産工場にご挨拶に行き、東京に戻っても、関連の会社との打ち合わせをしたりでハードになってきました。まずは今日の一枚を載せておいて、おとといの楽しい思い出に戻ります。

土曜の5時に上手い具合にマイク・ノックのピット・インでのライブが終わり新宿3丁目から銀座までは思ったよりかずっと近いのを知りました。
まだ時間があるので、いつも履いている靴がバーゲンということで半値で購入し、次に腹ごしらえです。
ライブをする「季立」に近いというので、こんなお店を選びました。



私あまり牡蠣は得意ではないので、オスター・バーというところに初めて行きました。
若い人が多く、すべての人がワインを飲んでいるのは初めてです。




的矢カキ    三重
オイスターベイ ワシントン州
仙鳳し     北海道
デナイアルベイ オーストラリア の生を頂きました。私の口には外国のカキのほうが合うみたいです。
よーく冷えた白ワインで頂きます。


白レバーのパテ


真ダコとジャガイモのガーリックオイル焼き



カキの炊き込みご飯

大葉とカキのリゾットが食べたくて行って、おいしく頂きましたが、写真撮り忘れました。
お腹も時間も良くなったので、トライソニークの今夜のハウス「季立」に行きました。
初めての場所です。



有楽町「季立」、年配の方が多くて(常連の方なのでしょう)驚きました。25,6人で一杯になる広さですが、カウンターの中までお客さんが座って凄い人数です。
マイク・ノックが奥さんといらして、今度は短い再開です。
私の席はお願いしていた通り一番前、これほど詰めていると前が少しでも開いている楽です。
足を伸ばせばハクエイのお尻蹴れる距離、演奏中両足を広げて伸ばすと、ピアノの椅子の両側まで伸びます。
マイクは一番後ろ、壁側の端っこで演奏を待ってます。

1st

1 スパイラル・ダンス
1曲目をハクエイが弾き始めると、マイクの顔が見たい、でも一番前と後、想像するしかありませんが、涙が出そうです。ベースの杉本さんが調度私の真横、こちらも手を伸ばせばベース触れます。
ハクエイの真後ろの席、まさに背広の採寸をする近さで、ピアノの高温と低音がまさに左右に鳴っていて、ピアニストが聴いている音と同じ音を聴いています。
こうなるとフレーズを追っているというより、音が耳の周りで渦巻いて、音で酔ってきます。

2 ニュータウン
という事で2曲目も冷静に聴くというよりか、渦の中で聴いています。
この位置でアップライトピアノですから、ピアノの音が頭の上からきこえるのです。これも凄い。

3 トライソニーク
新曲も板に付いてというより、一番の旬になる曲の感じです。今のハクエイの最も魅力的な曲になっているのでないでしょうか。
カルタさんのソロが凄い、ビシビシと決めるののを上乗せしていきます。

4 オープン・ザ・グリーン・ドア
マイク・ノックのピアノを聴いた後にハクエイも聴き、イントロの音運び同じ方向だけど、もちろん個性が分かれて、ハクエイはこれでやっていくのだと思います。
ハクエイの方がウエットだよね、私もそうだけど。

5 テイク・ファイブ
後ろからは譜面も良く見えて、♭が6ヶも付いて、コードがどんどん変わっています。
かなりハードな流れから後半のピアノ・ソロはアール・ハインズを思わせる流れです。


1stが終わってマイクご夫妻がお帰りになるということで、ご挨拶に、話が飛んでしまいますが、マイクの奥さんは日本の方で、その弟さんが早稲田大学探検部出身で、謎の怪獣ムベンベを探す探検記を読んでから私ファンなのです。そのことを奥様にお話しすると大変喜んでいただきました。実はノックのライブ会場にいらしたそうで、紹介できたのにと残念がって頂ました。
マイクとは「We Are Together Agein 」と先ほどの曲名を言ってお別れしました。

2nd

1 ホワイト・フォレスト
雪が木についた森のイメージという新曲、実にトリオがしっくりとなってきていて、まとまりがあります。スーパー・バンドみたいだから、誰のテンションが落ちてもいかなくなる不安がありますが、でもそれは前のツアーではなかったこと、しょうがありません。
ハクエイの左わき辺りに頭を突っ込んで聴くとベースとドラムスの塩梅が良いと気がつきましたが、隣の女性が引きました。

2 クワラルンプール
新曲がなれてなんだか紀行文のような優しい文脈になっているのは、幸せな部分が横にあるようで良いことです。
ベースソロにお隣の女性の方に頭近づけて、ベースの胴から出る音生が聴こえるのです。
実は隣の女性知らない訳でないので許してくれたみたいです。

3 タイトルなしのバラッド
映画「6センス」を思い描いた、不思議な体験がイメージされる曲のようでこれからタイトルするそうです。
「6センス」は自分が死んでいるのが解らないまま映像が進み、最後に自分の死を理解したときにそれまでの不可解が視聴者に解るというものです。
ピアノとベースの絡みが哀愁を帯びて、午後に残る日差しのように、ハクエイとしては珍しいヨーロッパ的な響きでした。

4 ドライ・ダンス
この曲、ハクエイのヒット曲としてずっと演奏されるのだと思います。
カルタさんのドラムスで始まり藤本さんのベースで底辺の流れが出来て、その上にピアノが昇華して、サウンドがまとまっていきます。
藤本さんのベースソロ凄い、その後のカルタさんのドラムソロが凄い、この曲見栄えします。

5 ホーム・ビヨウンド・ザ・クラウド
この曲が最初出来た頃は、友のいる地へとぶ喜びのように響きました。
久しぶりに聴きますと、今のこの曲、強い曲になっているのです。
私は飛びます、そこに私を必要としている人がいるなら、求められれば、雲を超えてそこに飛ぶという強さが曲に出てきました。

という事でダブル・ヘッターのライブでした。終電も近くなって、チラッと写真とったら、奥さんが後ろにかぶってそれは没にしました。

さあ次のハクエイは決めていませんが、やたらと3月31日“モーション・ブルー・ヨコハマ”でのライブに来て欲しいと呼びかけていました。
1月9日より予約開始していて、音響もいいでしょうが、決算の日無理だぜといっておきました。
皆様はぜひ行ってあげてください。





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師匠参りました Mike Nock live at PIT INN 2010 1 16

2010-01-17 14:06:03 | サポート中、ライブ


新宿ピット・インには2時15分ぐらい前についたら、待っている人が1人、ドアが開く頃には6人ぐらいになりました。ちょっと心配しながら中に入ると、マイク・ノックのマネージャー、ハクエイ・キムがいて、すぐにマイクに紹介してくれました。
言葉が上手く通じないのは残念でしたが、41年たってアルバム「The Forth Way」にサインをしてもらいました。
開演前なのに持っていったアルバム7枚すべてにすべて違うメッセージを書いてくれるお人柄です。



私の後になんと私の倍ぐらい、それもなんともレアなLPをもった方がいて、凄い人がいるものです。その方と開演前の貴重な10分を頂戴してしまいました。

座った場所は一番前のピアノ鍵盤がすべて見えるところ、ピアノトリオを見る定位置です。
開演時には8割が多埋まってホットしました。

1st

1 ハクエイのMCで始まり、メンバー紹介からマイクがピアノを弾き始めます。
深い竹林の中を奥に進むような幽玄な感じで風となってぬけて行くようです。
2曲目はジャジーな4ビートではじまる曲、フレーズの中にある超モダンな流れ、ベースのウォーキングが気持ち良いです。
曲名を聞き取ることが出来ないのですが、3曲目はドラマーの作品、カリプソの少し入った明るい曲、マイクのピアノはラインが太く見えて、なお歌うので驚きます。
4曲目は“We Are Togethe Agein”ピアノソロで始まりインリズムでよりしっとりと、なんだかビル・エバンスといるみたい。再びんおソロではダイナミックにピアノを弾ききります。
5曲目が1stの最後、師匠と弟子の違うところを考えていたのですが、ハクエイは転がるようなフレージング、マイクは太く流れるラインでしょうか69歳凄い。

2nd

1stから何がこれほどいいんだろうか考えていましたが、響きなのかな、ハーモニーとフレーズの関係、右手と左手の関係、もっと言えば指と指の関係が満たされているのです。
それらすべてが、あの光る頭に集約されているのです。失礼あのハートでした。
2曲目叙情的なスタートで素敵な曲。
3曲目、マイクは急にベースの須川さんにアルコのプレーを要求、こんなことにすぐに対応するのですね。ベースソロが素晴らしい。
4曲目は幻想的な出たし、ベースソロのバックをつけるピアノ、弟子も一緒ですがとてもセンシティブ。
5曲目、このセットではじめてのスウィンギーな曲、ベースの素晴らしいソロの後、マイクがはじけました。マイクのピアノがどんどん走るので、ベースが次に入るタイミングが取れないで苦労です。このぐいぐい押す強さは軟弱なピアノトリオでは作れません。
6曲目“ケリーズ・ブルー”これアンコール曲だと思う。続けざまに弾いてしまいました。

マイクの熱烈なファンの方がいらしゃる中、なんだか良く解らないmonakaがこんなこと書いてとも思いますが、誰かが空中に消えていく音楽を残して欲しい、私は少しでもこの時を記録したいと思っています。

という事で次はトライソニークですが、その前に腹ごしらえです。  
コメント (6)
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行ってきます

2010-01-16 12:21:18 | その他
 「ハンカチ持った?」 ハ~イ
 「サインしてもらうMike NockのCD持った?」 ハ~イ(7枚もあった。)
 「サインようのペン持った?」 ハ~イ (白と黒の2種類)
 「ハクエイへのお土産持った?」 ハ~イ (忘れるとこだった)
 「筆記用具持った?」 ハ~イ (メモ取らないとおぼえてられない。)
 「カメラ持った?」 ハ~イ (息子1にかれているのも含めて2台)
 「電車の中で読む本もった?」 ハ~イ (昨日から読み始めた文庫)
 「メガネ持った?」 ハ~イ (亡くしたので新しく作った)

 「行ってきま~す。」 (財布忘れた。)



先週、都内を歩いていたらこんなに見事に実った木を発見、思わず写真に撮りました。
今日はどんな驚きとめぐり合えるのでしょう。
ノックは1人、キム・ハクエイはオクサンと2人です。

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御礼してたら急な展開ですが

2010-01-15 21:16:49 | その他


いまだにお正月気分を捨てないmonakaです。

ここで皆様にご挨拶いたします。

多いのか少ないのかは別として、昨日訪問くださった方が100,000人を超えました。
悪文に関わらず、見捨てなさらなかったか方々に心から御礼申し上げます。
またこれからも、変わらぬお付き合いをお願い致します。

いや~、驚いたりしていると、ばたばたといろいろなことが起こり始めました。
応援しているピアニスト、ハクエイ・キムがトライソニークというトリオ名のバンドを始動して数ヶ月がたちます。
昨年度渋谷でみたのが、私としては始めて、グループとしては3度目ぐらいの演奏でした。
その後、何度か演奏しているので、どのようになったのか、新曲は定着したのか、本年初ハクエイに行くことにしました。
場所は有楽町「季立」というBARですが、ソールアウトだそうで、私は去年の早い時点に予約していました。
1月16日に会います、と新年の挨拶をハクエイキムにしたら、折り返しメールが来て、その内容に驚きました。
ハクエイのオーストラリアにいる師匠マイク・ノックが来日していて、同じく1月16日に新宿ピット・インでトリオ演奏するそうです。

行くことが出来るので急遽参加です。

ノックの古いアルバム「The Forth Way」の日本盤LPをハクエイを通じてノックに贈ったことで、大変喜んでもらったことがあります。
日本に行く折には会いましょうなどとメールも頂いていたので、初対面ですがLPを買ってから実に41年して対面です。
明日は実にダブルヘッダーになってしまいます。英語は難儀な私ですが、堪能な通訳も付くそうなので、ノックのアルバム(6枚あった)、完全サイン依頼に行ってきます。

3年前にLPを送ったときにノックに添えた手紙がありました。
つたない文面ですが、当時の気持ちを書いたものなので添付いたします。

Dear, Mr Nock.

I am very glad to send this letter for you.
It is the grand plasure for me to send the LP that I had through HAKUEI.

Then my favorites were MILES, G・Burton, C・Loyd, K・Jarrett, R・Maclure, ・・・・and you.
I remember " Count Rock Band".

I would like to explain why I am so happy to send this LP to you.
I feel that as " Chain of plasure"

It started like that.

In 9/Oct/2005 at the concert(YOKOHAMS Jazz Promenade),I have known Mr,Hakuei for the first time.
My wife Said "I'd like to havw wine listening Hakuei."
That was the first pleasure.
In 29/Oct/2005 at the show of K・Jallet in Japan, my wife saw Hakuei walking.
I talked to Hakuei sitting on the seat, without knowing that he spoke japanese.
“ Are You Mr、Hakuei ? ”
" And are you a student of Mike Knock? "
It was joyful happening.

A week later, I felt something relation ( that is said 'EN' in japanease) and went to the Live of Hakuei,
then met the fantastic performamce.
It was the third plasure.

And I felt that The LP I had shld be had by Hakuei, so I decided to present him.
Hakuei was so glad. That was the next plasuere.
And Hakuei decided to send this LP for you.
It is the "Chain of Plasuere".

I hope that the LP bring the new plasure for you.
I am so happy to listen the fantastic performance by Hakuei in Japan.
And hope the further Success of Hakuei.
Please take care yourself, and continue your own performance and lecture.
It is the first letter for me to the person out of Japan.
Sorry for writing by broken English.

Monaka


明日に昼間のピットイン、結構空きがありそうです。
ザヴィヌルにシンセを教えたキーボード奏者、とても真摯に鍵盤に向かう師匠、この機会は逃さないほうがいいとおもいますよ。
 
ぜひ、時間があればPM2:00 open PM2:30 stertです。

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室内の暖かさいろいろ Forward Motion / Fred Hersch

2010-01-14 22:30:33 | 聞いてますCDいいと思う


Fred Herschは中古で見て気になるものはすべて拾っています。
このアルバムはハーシュ形成初期ですが、ハーシュの多彩な面が見られ作品、女性vocalとのアルバムを作ったり、しますし、最近でもヴォイスとチェンバーミュージックのアルバムつくりそのながれの原点のようにも思いますが、より源のようです。
ピアノトリオにテナーサックス、それにチェロが曲によって組み合わさっていくアンアンブルが主体のアルバム、JAZZ色も充分ありますから、それなりに良いと思います。
2曲目、ずっと一緒のリック・ペリーの柔らかいサックスが気持ちよくチェロと伴に流れると、3曲目はテナーとピアノのカルテット、ここら辺の兼ね合いが見事です。
4曲目テナーが抜けてチェロとの極は哀愁感ある“Tango Bittersweet”名前だけでも浜ありそうです。
5曲目は再び作sるも入ったアンサンブルで“Child's Song”ベースのScott Colleyの音も潤いを加えて一つ一つを大切に作った感じでハーシュらしい。
毎日とても寒い中、室内で包みを開いていくような暖かさがあります。
その暖かさの中には、JAZZ主流のホットな部分も、流れる容易なチェロのクラシカルな部分も、ユーモアを含んだ部分まで、ある温度で流れています。
特別に強く感情を刺激する部分はなく、その店至上感を求める部分では、満たされませんがこれもハーシュの面(今でもある)と思うと、納得します。
暖かさもいろいろ感じるし、至上感もこの人にはあるのですから、という事でもう一枚加わりました。


Forward Motion / Fred Hersch

Fred Hersch (Piano)
Scott Colley (Bass)
Tom Rainey (Drums)
Erik Friedlander (Cello)
Rich Perry (Sax (Tenor))

1. Introduction
2. Heartsong
3. Days Gone By
4. Tango Bittersweet
5. Child's Song
6. Janeology
7. Phantom Of The Bopera
8. Lullabye
9. Dreamscape
10. Professor K.
11. Forward Motion
12. ...Departed...
13. Frevo
14. Nostalgia
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異形の地平 ligne libre / FM TRIO

2010-01-13 22:49:16 | 聞いてますCDいいと思う


今年になって仕入れたアルバムも後数枚、これはまるで知らない人ですが、トリオの名前は聞いたことがあるみたいな気がします。
スイスのグループだそうで、ヨーロッパのピアノ・トリオとしてある程度予想をするとちょっとそこからは違う景色が見えるアルバムです。
このグループ、ビートをほとんど刻まない、内面の心象を綴っていくように曲が進みます。
1曲目は短いプロローグのようにテーマを弾いて、2曲目は状況と心象を同時に上手く説明されているような、東欧の旧社会主義に迷いこんだ気がします。
ジャケ自体プラカードを持った意思表示をあらわしているのでしょうか。
ただ内省的なだけでなく3曲目など、ラインのはっきりしたフレージングは切れも良く、これが続くと良いのですが、このトリオ評判はあたっているのでしょう。
3曲目がフルート、ほかにも鳴り物などを横においたり、弦を直接触ったりとしますが、曲調は大体似ていて、ゴンゴンと塊のようなベースが少し重たい。
そして、やはり少しなぞめいた状況に戻っていきます。
ちょっと見慣れない地平を見るような感じ、寒いとか、辛いとかとは違うのですが、異次元の地平に入ったようにちょっとさびしい感じ。そう不条理がまだ地位を収めていた時代。
孤独感を乗り越えて音楽を聴くような、5曲目美しいテーマですが、ちょっと聴く側に強さが要求されます。
このアルバム、見える色彩は抑えて変化にきずく程度、ごろごろとある塊の形を良く見る美しい、隠しているのではと思うほど、しっかりとこちらが探さなければいけないのです。
演奏も悪くはありません、が本当にこれを楽しく聞く人多くいるのか、ちょっと疑問におもいます。
ただ最近聞いた、大先生が褒めていたピアニストよりずっと凄いことは間違いなく、これこそ結構聴くほどに良くなるかも知れません。

ligne libre / FM TRIO

Fabian Mueller(p)
Kaspar von Grünigen(b)
Fabian Buergi(ds)

1. Durst
2. Grains and Dots
3. Vue miniature
4. Décandance
5. Ligne libre
6. Das Hotel
7. Speisekammer
8. Empty
9. Hope and Despair
10. Le grand souffleur
11. La modestie
2009年作品
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装いを新たに Mostly Mozart / Louis van Dijk

2010-01-12 21:05:56 | 聞いてますCDおすすめ


新しい年がスタートして、そろそろ落ち着いた日常がもどってきました。
今年初めてのアルバムがとても良くて、戸惑いも消えました。
同じときに買ったこれが3枚目のアルバム、ストリングカルテットを入れた、ダイクのピアノとバイブとベース、モーツアルトの音楽を演奏します。
これが驚くほど素晴らしい演奏、まずダイクの作曲も挟まれているのに、これがモーツアルトの曲としか思えない。
そして“Somewhere Over The Rainbow ”これもモーツアルトこんなにきれいなレインボー、驚きです。
新春に装いを新たにして、ご挨拶をしなおしている感じです。
嬉しいことに4曲目バイブの音はミルト・ジャクソン風で久しぶりにMJQを聴いているようです。
拍手が入るのでコンサートの様ですが、録音もとても良い。
新春から、今年一に出会って、お年玉見つけて、あらたまった気分になって、
今年は春から縁起が良いわい。

Mostly Mozart : Trio Louis van Dijk

Louis van Dijk Trio ( Piano & Piano Arrangements )
Frits Landesbergen ( Drums and Vibraphone & Orchestral Arrangements )
Edwin Corzillius ( Bass )
Baileo String Ensemble
Sarah Koch ( 1st Violin )
Marulka Gijsen ( 2nd Violin )
Norman Jansen ( Viola )
Annie Tangberg ( Cello )

1. Voi Che Sapete ( Amadeus Mozart )
2. Hommage To Amadeus [1] ( Louis van Dijk )
3. Ave Verum ( Amadeus Mozart )
4. Triology ( Louis van Dijk )
5. You Look Good To Me ( Donaldson / Rose )
6. Adagio ( Amadeus Mozart )
7. Ah, Vous Dirai-Je, Maman ( Amadeus Mozart )
8. Hommage To Amadeus [2] ( Louis van Dijk )
9. Somewhere Over The Rainbow ( Arlen / Harburg )
10. Andante Grazioso ( Amadeus Mozart )
11. 2 For 3 ( Frits Landesbergen )
12. Linzer Andante ( Amadeus Mozart )

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お年玉見つけました The Complete 1972 Berlin Concert

2010-01-10 23:07:58 | 聞いてますCDいいと思う


新しい年も動き始めているのに、のんきにこのようなことを言うとお思いでしょうが、お年玉もらいましたか。
昔は、お年玉を使ってLPを買えるので、ウキウキする時期でした。
もはやお年玉を上げる相手も少なくなってきて、年老いた母とか、義母に喜んでもらうぐらいですが、実はお年玉欲しい。
年末ジャンボも当たりませんでした。
今年の初買いをして、新しいアルバムがとてもよかったのですが、こちらのアルバムはアリャこんなのあったのと思うお年玉みたい、うれしくなるものでした。
ポール・デスモンドが亡くなってだいぶ経ち、新しくデスモンドのアルバムを入手することがなくなっていました。
大好きな人の過去に出会うという喜びが、新春のショップにあったわけで、まるでお年玉が置いてあったような気分です。
1972年ベルリンのコンサート、マリガンが行動を伴にしているブルーベックのトリオにデスモンドが参加した形のアルバムです。
これまでこの音源が出ていなかったというと、Atlanticから「We'll All Togrther Again For The FastTime」というアルバムで3曲発売されていました。
こちらはそのコンサートのコンプリート13曲にボーナスとしてほか7曲が収録されています。
1曲目ブルーベックと一緒しているJack Sixのベースにはアラャと思うところもあります。
マリガンさんちょっとどいてとも思います。
低音が強調されすぎる録音にもしょうがないかななどと思って聴き始めます。
2曲目デスモンドがテーマを吹き始まるとそれらはすべて関係ない、あの音であのフレーズ、本当にお年玉です。
アトランテックのアルバムはCD2の最初の3曲ですからこのアルバムかなり凄いと思います。
3曲目“For All We Know”マリガンの抜けた演奏、アラン・ドーソンのブラシも気持ちよく、ここにあったあったと見つけた気持ちです。
決してマリガンが悪いワケではありません。損なだけ、デスモンドとの1957年の共演を思わせる7曲目の“Sign Off”出だしのブルース演奏などカッコ良い、その後にデスモンドが軽やかに吹くと、もちろんそっちがカッコ良い。
そしてディズニーのあの“Someday My Prince Will Come”懐かしいフレーズを少し変えて始まるあたりジーンときます。
Disk2の1曲目これはマリガンのソロ良いです、ブルーベックのソロどちらでもいいです。そして“Take Five ”です。言うことありません。
これが続いて、ボーナストラックはどうでもいいところありますが、まるで関係ない、Completeがまさにボーナス、お年玉、めぐり合ってよかったな~。


The Complete 1972 Berlin Concert / G・Mulligan P・Desmond & The D・Brubeck

Gerry Mulligan(bs)
Paul Desmond(as)
Dave Brubeck(p)
Jack Six(b)
Alan Dawson(ds)
Jaki Byard(p on 8,9)

Live at Berliner Philarmonie, Berlin, Germany, November 4, 1972 /
Live at The New Orleans Jazz Festival, New Orleans, Louisiana, June, 1969

CD1:
1.Blues For Newport
2.All The Things You Are
3.For All We Know(Mulligan Out
4.Line For Lynos
5.Blessed Are The Poor(The Sermon On The Mount)(Desmond Out)
6.Mexican Jumping Bean(Desmond Out)
7.Sign Off(Blues)
8.Someday My Prince Will Come(Mulligan Out)
9.These Foolish Things(Mulligan & Desmond out)
CD2 :
1.Truth
2.Unfinished Woman
3.Take Five
4.Take The 'A' Train
5.Line For Lyons(Bonus Track)
6.Polka Dots And Moonbeams(Bonus Track)
7.Prelude To A Kiss(Bonus Track)
8.Take Five(Bonus Track)
9.All The Things You Are(Bonus Track)
10.The Thrill Is Gone(Bonus Track)
11.Sister Sadie(Bonus Track) (JAZZ ROW


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新しいカードが開かれる Danise / Vincenzo Danise

2010-01-09 22:54:13 | 聞いてますCDおすすめ


昨年にDUで見たアルバムをちょっとの試聴でスルーしました。
そしたらblog仲間のcrissさんが写真をのせて、何も言わない。どうだったのだろうと思っていたら、妹が良い言い、crissさんが当然というので、とてもあせっていました。(売り切れで手に入らない。)
年が明けて、仕事は忙しいのですが合間をつくり初買いをしました。
だからこれが、今年の最初の一枚、これから今年を開くことにしました。

最初ちょっと聴いたときには(数フレーズ)多くの綺麗と思いスルーしましたがEGEA系と気がついていたら買っていました。
それでやっと年明けて手に入れた最初の感想は後回しです。

2曲目、クラシカルなピアノは静から激情へと盛り上げますが、しっかりと鳴らすピアノは素晴らしいと思います。
アルコのベースが控えめな部分から感情に絡まってくると、思い出します、e.s.t。5分過ぎ、再の激情良いです。
3曲目、アルバムの曲の多くは映像的で若々しい。
若さの緊張感がありながら、音の流れに無理がない、間合いの力を持つというのはこうようなことでしょう。
ベースソロがなかなか良く、そこに絡むピアノ・バッキングの良さ、バッキングが上手くなければいけないのです。
5曲目、ラジオ音を出したイントロに構えますが、後は詩情あふれるバラッド、ちょっと長めの旅の途中、早めの午後の宿泊ホテルから眺める景色、これまでのことを思い浮かべる時間、もちろんイタリアの風景。(行ったこともないのに)

最初に書かなかったこと、それは山ほど出てくるピアニストを聞いて、その人をがどうかと思う基準です。
いろいろなところに乗っている言葉は必ず自分に合っているとはいえません。(評論家の言葉なども)
ですから、だんだんと自分で決めることとなります。

6曲目、激しいようなスタートですが、これが太陽を浴びあて元気になっていくような、元気が湧き上がる演奏で、この音数を淀みなく引くピアニスト、気持ちよいではありませんか。

でとんでしまいましたが、これから注目を続けるピアニストだと思うのは、しっかりと音を弾き切ること、必要だと思うトーンをきっちりと鳴らしていること。
逆にいらない音は引かないこと。
フレーズの流れがあることで、ピアノを鳴らすことでなくて、ピアノで何を伝えるかが問題ですものね。
なんだか鳴らし方を中心に楽しむ方がいるのでが、私の好みは違います。
8曲目、力図よいピアノのシングルトーンのリズムから始まる曲は、タイトルは“GOODBYE”ですが、ただこのアルバムの別れではなく、この曲自体ドラマが始まり、盛り上がりがあるというか、ピアノのストレートなフレーズとそのあとのベースソロがきもちの良い、とても品位の高い演奏です。

めくった新年のカードが、このような素敵がアルバムであったことは、お仲間のおかげです。しばらくこれを聴き続けていればいいと思うような内容でした。

Danise IMMAGINANDO UN TRIO, VOL.1 / Vincenzo Danise

Vincenzo Danise ( p )
Aldo Vigorito ( b )
Ivo Parlati ( ds )
Stefano Costanzo (ds on 2,3,7 )

1. IMMAGINANDO UN TRIO
2. FUOCO DAL MEDITERRANEO
3. ARES
4. MARTE
5. 'A VUCCHELLA
6. LA RUMBA DEGLI SCUGNIZZI
7. SANTOSA
8. GOODBYE
コメント (6)
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