JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

無罪  スコット・トゥロー 二宮 馨 訳

2012-10-20 21:16:01 | 


スコット・トゥローの新作が出版されたけれど、それが『推定無罪』の続編だというので、図書館に予約したけれどとても待つことはできない。
前作が関係のあった同僚女性検事補の殺害容疑で裁判になった検事補ラスティ・サビッチ、そして今回はその事件を引きずってという話です。
24年ぶりだそうだけれど、あの時読んだ結末は衝撃だったし、法廷場面もすばらしかった。
読んでいないのであれば、こちらから読むことをおすすめします。




帯にあるように「あの悲劇を清算する」のですから。

出版されたばかりですから筋にかかわることは一切書きませんが、いつもの一寸引用も最小限で、筋はまるでばれないから引用しますが、これは爆弾級の部分です。小説の登場人物と同じように吃驚しました。

「  薔薇は赤
   菫は青  」
 
そして最後まできちんとおどろかせてくれるトゥロー、でも24年感で4作しか読んでいないのは、少しさびしい。
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たまには危ない事も ZOHAR:KETER

2012-10-19 21:58:40 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんでピアニスとの場所を見るときはMの場所をじっくり見て、あとは何人かのアルバムをチェックするけれど、ユリ・ケインもその一人、そしてこれは知らないアルバムだった。
しかしこれはかなり危ないと思う、ユリにはそんなのがいくつかあるから。
でも座って見た。

1曲目想像通りの始まりで2曲目はお経みたいにはじまって、サンスクリッド語でしょうか、歌いがでもバックのベースはエレベ、ユリのエレピが聞こえ出してこれがかっこいいからおかしい。
4曲目は生ピアノ、このアドリブ、モーダルでかっこいい、そしてバックでは解らないユダヤ教の教会みたいな歌。

6曲目odeとパーカションをバックにこんな感じです。

アンカンボセリア~ミラバンセイノ エトレリアー リードろサンダ~ ケイリャンアルバンドラハマビヤ~~
アカホリア エラエマトリア リーヤンリーヤン
バンジャラヤイ リーライライライッリ
アラランパ リーノ アラランバ リード

8曲目これもお経みたいなご詠歌みたいな、これをきいているこちらもかなり危ないかもしれない。
それが9曲目になるとユリの生ピアノのインプロでかっこいいから困ったもんだ、実におかしい。
14居君目いきなり4ビートのピアノ、あんれと思えばボンゴでラテンタッチになって、で歌がシェイバネ、シェイバネとやっぱりとおもうけれどユリのラテンピアノがまたかっこいい。

ZOHAR:KETER

Bass – Emmanuel Mann
Clarinet – Lefteris Bournias
Guitar – Adam Rogers (2)
Percussion – Gilad
Piano, Electric Piano – Uri Caine
Sampler, Synthesizer [808] – DJ Olive
Vocals, Oud – Aaron Bensoussan

1. Crown
2. Eli Eli
3. Wisdom
4. Joshua's Song
5. Love
6. Ladino Medley
7. Insight
8. Yedidi
9. Justice
10. Pools Of Water
11. Splendor
12. A Woman Of Valor
13. Eternity
14. When It Will Be Built
15. Magnificence
16. Hamaudil
17. Foundation
18. Shabbat Medley
19. Majesty

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次はNYで Lighthouse / Simcock Garland Sirkis

2012-10-18 21:51:09 | 聞いてますCDいいと思う


グイリム・シムコックのピアノは驚くべき実力だけれど、ホーンの入ったアルバムははじめてなので、どうなるだろうとおもったけれど、ショップではなかなか出会わない。そのうちに忘れていたけれど、先日探したらならんでいたのでやっと入手した。
まだわかいので、一寸グシャとしても良いかと、もしかするとACTのそっちの方かと思いましたが、どうやらシムコックのACT路線はそちらではないようです。

ベースがステーブ・スワローでギターもいれた「The Imposible Gentolmen」というグループでアルバムをだしていますが、サウンド的にはにている感じです。

1曲目、ピアノがエレべみたいなリズムを叩くとソプラノみたいなテナーのフレーズがとても軽快です。
2曲目パーカションがエキゾチックな香りをいれて、このドラムスはヒロミのところのドラマーの叩き方とにていて、一寸ロックが入っている感じ、シムコックは安定したプレーです。
3曲目柔らかなテナーのアンサンブルがこのグループの特徴でしょうか。
4曲目細かいリズムにバスクラで入り、ソプラノに持ち替えるとモーダルになる演奏、ピアノも同じくモーダルでシムコックにはこれぐらい弾いてほしい。
ホーンをあおるぐらいが良いと思うのだけれど、サックスとアンサンブルを作りたかったのか、5曲目もそのような曲調です。
変則のトリオも機動が効いてよいのですが、私的にはすこし重たいベースが入っていてほしかった。
8曲目はソプラノで早いパッセージの曲。
9曲目はイングランドの古い民謡のような素朴な曲調をテナーでゆったりと吹いて終わります。

シムコック、ピアノのプレーは創造性あるトップ・プレーヤーだということが確認ついているのですが、これからの他流試合、これがどれもたのしみななる、と言うのも彼の幅の広いスタイル吸収力を思ってですが、どしどし次して欲しいですね。
次の期待はNYのリズム、そしてホーンですね。この人は行くと思います。

Lighthouse / Simcock Garland Sirkis

Tim Garland: ss, ts, b-cl
Gwilym Simcock: p, melodica
Asaf Sirkis: ds, percussion

Recorded 22-24 November, 2011

1. Space Junk
2. Weathergirls
3. One Morning
4. Above The Sun
5. The Wind On The Water
6. King Barolo
7. Wax Lyrical
8. Devilled
9. Tawel Nawr
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monakaのダイエット日記 3ヶ月は92日

2012-10-17 20:49:51 | monakaのダイエット日記
夏用のズボンがきついので、これは困ったとおもったけれど、それは春物にかえたときから思っていたことなので、これはまずいと思うまでにずいぶんと時間をあけてしまった。
で流行りのダイエット法もあり、いろいろ考えながらでも続けてきました。
今日でちょうど3か月たったわけでどんなものでしょう。



凸凹あるけれどおおまかに

最初の1か月 3.4Kg減
   2か月目 2.8Kg減
   3か月目 1.4Kg減  で合計7.6Kg減っているのでしょうか。

一日のうちで体重が0.6Kgぐらいの差があるので、いつ体重を測るかでだいぶ違ってしまう。一番軽い時だと8Kg以上へっているので、そこら辺まではいって安定させたいと思う。
ここの所の減量の進み方が減っているのは、お休みの日にパスタとかを食べるからで、お休みを超えると800gぐらい体重が増え、それが一日で200gぐらいずつ減っていって週末になるというパターンをとっているからだと思う。
こうなると平日にラーメンなどをたべると、その分が加わるので、もとに戻ってしまうのでしょうか。

これまでの昼食は暖かいもなど必要なくサラダみたいなものでよかったのですが、これから冬をむかえのに、昼食が難問になりそうです。お湯を加えてからだが温まり、なおかつ小麦が入っていないものを探すのがいいかともおもいますが、さて、次の1ヶ月が結構問題かも知れません。  
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秋、パリの空の下で SONG SONG SONG / Baptiste Trotignon

2012-10-15 20:49:21 | 聞いてますCDいいと思う


最近買ったアルバムでバティスタ・トロティニョンがとてもよかったので、リーダー作をまっていたら、なんと「SONG SONG SONG 」というタイトルで何人かのヴォーカリストが参加している歌ものなので一瞬躊躇。
でもなんでもできるトリティニョンだし、ショップで一寸聞いて戸惑いは消えて購入です。

1曲目、パーカッションをバックに優しい感じのピアノでスタート。
2曲目は女性シンガー、インリズムになるとフローラ・プリムとコリアを思い出したけれど、ピアノはこちらのほうがうまいと思う。
3曲目ベースの4ビートにフランス語のしゃれたシャンソン風という、明るい秋空にぴったりな演奏、歌っているのは人気のシンガー、メロディー・ガルドーです。
4曲目Brelの“ネメ・キット・パ”をしっとりと思っていると最後はアンリャとおもう変え、この人だからそれも良い、激しい感情の行かないででした。
5曲目は渋い男性歌手。
6曲目弦のカルテットをバックに別の女性のヴォーカルに、歌ものだけれどピアノパートが多いし切れが良いのでまったく不満に感じません。
7曲目は同じ女性のサンバ、いろいろな音楽を自由に楽しんでいる感じが「SONG SONG SONG」なんでしょうね、秋、パリの空の下でという感じです。
8曲目はバルバラの曲をピアノソロで。
10曲目はラテンタッチのフランス・ポップスという感じ。ピアノがよく歌う軽快な演奏。
最後は讃美歌のような感じだけれど、シューベルトの歌曲“君はわが憩”という曲でした。
遊び心を持って自由に音楽しているけれど、出来上がったものは上質なもの、余裕のアルバムっていうものもあっていい。

SONG SONG SONG / Baptiste Trotignon

Baptiste Trotignon(p)
Jeanne Added(vo=M2, 9, 11)
Melody Gardot(vo=M3)
Christophe Miossec(vo=M5)
Mônica Passos(vo=M6, 7)
Minino Garay(perc, body Rhyth, cajon, M1, 7, 10)
Jean-Baptiste Laya(g=M3)
Thomas Bramerie(b=M2, 3, 6, 9)
Dré Pallemaerts(ds, M=2, 6, 9)
Jean-Charles Ronciero(viola=M2, 6)
Florence Roussin, Lionel Turchi(vln=M2, 6)
Miwa Rosso(cello=M2, 6)

1. La Répétition
2. Awake
3. Mon Fantôme
4. Ne Me Quitte pas / La Javanaise
5. Palavas-les-flots
6. Gone
7. Choro di Cigarra
8. Ma Plus Belle Histoire d’amour
9. End of the Gig
10. Une petite fille
11. Du Bist Die Ruh

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エチゴの常識?

2012-10-14 16:41:24 | その他
ここのところのお休みは近くの安いスーパーに買い物にいき、そのまた近くのレンタル屋さんでDVDを借りてくるのが習慣になってきました。
今日見た映画は“マイ・ライフ、マイ・ファミリ”と言う映画で一寸ぼけてしまった短期のお父さんを兄妹が面倒を見なければならなくなる騒動の話でこれはこれで身につまされているのでちょっとつらかった。

と言うので映画はそれまでだけれど、かなり疑問におもうことがあるけれど、そっち方面の人たちには常識なのかも知れない話。

午前中はスーパー一軒だけでなくいくつかの場所で買い物しますが、そこでつい買ってしまったビールのがこれ



そっち方面では常識かもしれませんが、エチゴ・ビールというもちろん越後の地ビール、スタウトで全国1号地ビールとかいてあります。

そして疑問なのがこれ



この方の親戚が越後にいるとはおもえないし、多分この方が越後には住んでいなかったと思う。
blog関係者にはそちら方面のかたも、このお方に詳しい方もいるので、その常識をお教え願えればと思う。

エチゴビール株式会社さんはこのお方に広告料を支払ったのであろうか。
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タンゴ80曲は  CARLOS GARDEL

2012-10-13 18:00:06 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんのタンゴのたなで4CDプラスDVDで1000円、80TANGO SONGSなどとあるので、たぶん古いえんそうなんだけれど、これまで新しいTANGOとかJAZZとの組み合わせとかをさがしてきたけれど、一度80の選ばれたTANGOもいいだろうと拾った一枚。

で買って見たらば1927年から1935年ぐらいまで、タンゴの初期でこれのしょうがないかなどと思っています。
ピアソラが活動下のが30年あとですから、本当に最初ののころを聞くのだとCD4枚を聴いている内に気がつきました。
ジャケにちゃんとCARLOS GARDELと書いてあるのでした。
カルロス・カルデル、タンゴの神様といわれている人だそうです。ですからタンゴ関係のblogではこの記事大笑いかもしれませんが、CD4枚のカルデルを聴いたわけです。
感想は、これが良い、ベッシー・スミスのブルースを聴いているよう。
写真が一枚あったのもですから何故だか解らなかった。



そしてCD以外に南アとDVD一枚が着いていてこれもなかなか、ワインを飲みながらこんなのも楽しい休みの午後でした。

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絶対歌曲主義 WHERE DO YOU START / BRAD MELDAU

2012-10-12 20:47:03 | 聞いてますCDおすすめ


メルドーの新しいアルバムはこの前にショップに行ったときは並んでいなくって、多くの人が感想書いているところでやっと手に入れた。前作「Ode」と対になったアルバムとみなさん書いています。

ゴスペル調で始まる1曲目は気持ちよくリズミックだけれど、キースのノリとはひとつ違う、これが一寸粘つくメルドーのフレーで始まりました。
2曲目はふわっとした始まりで、この歌の特徴でしょうか。
4曲目ゆったりと歌う出だしがうまい。このアルバムの特徴のような、すごく美し演奏、後半ちょっと演りすぎた感あり。
5曲目が“エアージン”、こう演奏するのですね、これがメルドーのタッチ、こうやって演るのはメルドーだから、ここが面白い。足もとすくわれながらぎりぎりでおかしみが感嘆にかわるのです。
6曲目“Hey Joe”聞いていてカッコよさが伝わる曲、そしてきいているコットもその流れに気持ち良くなる。
8曲目が歌曲集のなかでのただ一つのオリジナル、とても意味のある一曲、創造と活気に満ちた演奏です。
この曲から9曲目への流れがすばらしい。
11曲目、歌手はいないけれど、歌手の部分と伴奏の部分を両方演っているような、アンコールでさよならのようにうまく締めくくりました。

前作を記事にしたとき、題名に「絶対インプロビゼーション主義」などと勝手につけて、このトリオのインプロに向かう凄さを感想しました。
今度のアルバム歌曲にたいする歌ごごろ、メルドーが歌をこう表しますという感じで、だから今度も勝手に「絶対歌曲主義」

どっちがというのは少し違うけれど、皆さんが表明するようにこの“where do you"がいいという理由を充分理解しつつ、「絶対インプロ」のほうが刺激的だったなと思います。

WHERE DO YOU START / BRAD MELDAU

Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Jeff Ballard (ds)

1. Got Me Wrong
2. Holland
3. Brownie Speaks
4. Baby Plays Around
5. Airegin
6. Hey Joe
7. Samba E Amor
8. Jam
9. Time Has Told Me
10. Aquelas Coisas Todas
11. Where Do You Start


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イムジンの流れのように Guitar Renaissance V [翔] / Kazumi Watanabe

2012-10-11 21:05:18 | 聞いてますCDいいと思う


ジョン・スコとかパット・メセニーがアコギでビートルズやアメリカン・ソングをストレートに弾くアルバムが気に入ったので、カズミも良いだろうと買ったアルバムです。
1曲目“ヘイ・ジュード”カズミらしい見せ場を盛り込んだアレンジはアコギの表現への挑戦なのでしょう。
2曲目、ナイロン弦で“フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン”のメロディが流れると、クロード・チアリを思い出ししまったのは失礼なことなんだろうな、失礼。
よく知った曲がならんでいて、3曲目が“家路”ストレートな演奏が結構好きです。
バッハの曲が2曲ならんで、このようなチャレンジのギター・ルネッサンスというシリーズはこれで5作目になっているそうで、気が付きませんで失礼しました。
6曲目が12弦ギター一本の“バートランド”は選曲にびっくり、それぞれのメロディーの味を出す荷に編曲大変だったと思います。
7曲目がカズミのオリジナル、ナイロン弦がシャープなブルースです。
つづく2曲もおどろく選曲、イムジン河は高校時代の仲間内の愛唱歌、今でも集まると歌います。このアルバムを買うのを決めたのも、これが入っていたからかもしれません。
今は亡き友人にとどいたかな。
で次が“川の流れのように ”美空ひばりの歌というものが出てくるところが凄い。
10曲目はオリジナル、釜石駅前にある“復興の鐘”に触発されて、清水靖晃と復興にむけた前向きな演奏。
そして最後はジャジーに“マイ・フェバリット・シングス”

気楽にいい気持になろうとしたけれど、まじめな取り組がもりこまれて、アルバムで、でも気持ちがスッとする良いアルバムですた。

安易だけれども題は、好きな2曲をくっつけてしまいました。

Guitar Renaissance V [翔] / Kazumi Watanabe

渡辺香津美 (G)
清水靖晃 (TS)on trk 10

1. ヘイ・ジュード (J. レノン/P. マッカートニー)
2. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (B. ハワード)
3. 家路 交響曲第9番「新世界より」 (A. ドボルザーク)
4. メヌエットI - II 無伴奏チェロ組曲第一番 BWV 1007より (J. S. バッハ)
5. ジーグ 無伴奏チェロ組曲第一番 BWV 1007より (J. S. バッハ)
6. バードランド (J.ザヴィヌル)
7. 芸森ブルース (G moll) (渡辺香津美)
8. イムジン河 (高宗漢)
9. 川の流れのように (見岳章)
10. リヴァイヴ - 復興の鐘 (渡辺香津美)
11. マイ・フェイヴァリット・シングス (R. ロジャース)
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もはやいない人々へ  Tango / La elegia de quienes ya no son

2012-10-10 21:31:17 | 聞いてますCDおすすめ


タンゴの棚にテラークのレーベルのものがあった。テラークであれば、あるレベルがを維持していると想像するし、最後の曲が大好きなアディオス・ノニーノ(さよならお父さん)だから拾ってました。
演奏者を調べたら、なんとヨハン・モサリーニがバンドネオンを弾いているのでこれはうれしい。
出だしオーケストラ、弦が主体のアンサンブル、イ・フィアミンギというオーケストラにソリストが参加してできたアルバムのようです。
3曲目モサリーニが入ると途端にひきしまってきます。
4曲目オケをバックにバンドネオンやバイオリンなどのソロ楽器が活躍しだすとこれはやはりかなりレベルが高い。
6曲目哀愁ある“天使のミロンガ”モサリーニのソロ、これが良い。
8曲目のバイオリンのソロがとても美しい、その後の語りはよくわからないけれど。
このアルバム、ピアソラのなまえがあるけれど、ピアソラ曲集ではありません。多々ひとつわかる英文がサブタイトルでしょうか「the elegy for the those who are no linger」
1992年にピアソラは亡くなっていますから、タンゴの発展に貢献した人々の曲を取り上げたということでしょうか。
11曲目、ナイロン弦のギターの物悲しげなメロディー、これもよし、基本エレジーが貫かれているのでしょうか。
12曲目がこれも好きなピアソラの“忘却”これを弦楽だけでとてもメロディの丁寧にこれが美しい。
最後が“さよなら父さん”バンドネオン、ピアノ、ギターなどが入って、こちらは人生を振り返るような、ドラマチックなアディオス・トニーノになっていました。

通してオーケストラがベースにソリストとの兼ね合いが絶妙な、素晴らしいライブを楽しんだ感じです。

Tango / La elegia de quienes ya no son

Rudolf Werthen conductor
Otto Derolez violin
Juan José Mosalini bandoneon
Osvaldo Calo piano
Leonardo Sanchez guitar
Orchestra of Flanders
Fulvio Paredes guitar

1. Tanguedia
2. Four For Tango
3. Lo Que Vendra
4. No.1-Street Tango
5. No.3-Knife Fight
6. Milonga del Angel
7. A Homero
8. El Tango
9. Caseron De Tejas
10. Melodia En La Menor
11. No.1-Preludio 9
12. Oblivion
13. Adios Nonino

1. タンゲディア
2. フォー・フォー・タンゴ
3. 来るべきもの
4. ストリート・タンゴ
5. ナイフ・ファイト
6. 天使のミロンガ
7. オメロに捧ぐ
8. エル・タンゴ
9. カセロン・デ・テハス
10. イ短調のメロディ
11. 前奏曲第9番
12. オブリビオン
13. アディオス・ノニーノ

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