最近買ったアルバムでバティスタ・トロティニョンがとてもよかったので、リーダー作をまっていたら、なんと「SONG SONG SONG 」というタイトルで何人かのヴォーカリストが参加している歌ものなので一瞬躊躇。
でもなんでもできるトリティニョンだし、ショップで一寸聞いて戸惑いは消えて購入です。
1曲目、パーカッションをバックに優しい感じのピアノでスタート。
2曲目は女性シンガー、インリズムになるとフローラ・プリムとコリアを思い出したけれど、ピアノはこちらのほうがうまいと思う。
3曲目ベースの4ビートにフランス語のしゃれたシャンソン風という、明るい秋空にぴったりな演奏、歌っているのは人気のシンガー、メロディー・ガルドーです。
4曲目Brelの“ネメ・キット・パ”をしっとりと思っていると最後はアンリャとおもう変え、この人だからそれも良い、激しい感情の行かないででした。
5曲目は渋い男性歌手。
6曲目弦のカルテットをバックに別の女性のヴォーカルに、歌ものだけれどピアノパートが多いし切れが良いのでまったく不満に感じません。
7曲目は同じ女性のサンバ、いろいろな音楽を自由に楽しんでいる感じが「SONG SONG SONG」なんでしょうね、秋、パリの空の下でという感じです。
8曲目はバルバラの曲をピアノソロで。
10曲目はラテンタッチのフランス・ポップスという感じ。ピアノがよく歌う軽快な演奏。
最後は讃美歌のような感じだけれど、シューベルトの歌曲“君はわが憩”という曲でした。
遊び心を持って自由に音楽しているけれど、出来上がったものは上質なもの、余裕のアルバムっていうものもあっていい。
SONG SONG SONG / Baptiste Trotignon
Baptiste Trotignon(p)
Jeanne Added(vo=M2, 9, 11)
Melody Gardot(vo=M3)
Christophe Miossec(vo=M5)
Mônica Passos(vo=M6, 7)
Minino Garay(perc, body Rhyth, cajon, M1, 7, 10)
Jean-Baptiste Laya(g=M3)
Thomas Bramerie(b=M2, 3, 6, 9)
Dré Pallemaerts(ds, M=2, 6, 9)
Jean-Charles Ronciero(viola=M2, 6)
Florence Roussin, Lionel Turchi(vln=M2, 6)
Miwa Rosso(cello=M2, 6)
1. La Répétition
2. Awake
3. Mon Fantôme
4. Ne Me Quitte pas / La Javanaise
5. Palavas-les-flots
6. Gone
7. Choro di Cigarra
8. Ma Plus Belle Histoire d’amour
9. End of the Gig
10. Une petite fille
11. Du Bist Die Ruh