JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

女神の散歩

2012-10-08 21:34:36 | その他
女神の散歩って別に女神が散歩しているわけではなくて、東京自由が丘で行われてた女神祭りに行って散歩したってだけの話です。
本来ならば横浜JAZZプロムナードに行くところですが、今年もお休み変わりに自由が丘に行きました。



ここに立っていた女神像はどうしたのでしょう、家から一番近い繁華街が自由が丘だったからずっと来ているのにこのお祭りにくるのは初めて特に何するもくてきもなく、テキトーにワインが飲めればと歩き始めます。

小雨もようでこれは残念、それにしてもずいぶんお店があるものだとあらためて驚きます。



イベント会場の一つにはいってトリュフ・ハムとワインをいただいて、1時からライブするジャズ・オケのリハを眺めます。学生サンなのでしょうか、結構良い音です。



もうすぐハローウィンです。去年は本場でこんなのみてました。



お昼を越えたけれど町は人で一杯、少しはなれた場所のイタリアンまで足をはこんで席を確保できました。



前菜から頂いてたパスタ・ランチ、こうゆうの久しぶりでしょう。
非常に少なくなった外ごはんの写真です。

ウニのクリームソース



とフルーツトマトとルッコラ



っそれにゴルゴンゾーラのピザでした。



この後街中でもう一杯ワインをいただいて、お祭り楽しんで帰ってきました。
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ビギナーズ・・・・・クァー・・・ Biginner's Gaide to JAZZ

2012-10-07 21:09:59 | 聞いてますCDおすすめ


オリジナルではないオムニバスとなったものはほとんど買ったことがなかったけれど、blogをはじめてから時々買うようになった。
とても値段が安くなっているということもあるけれど、選曲も含めていろいろ面白い。
これはいくつかの曲をみてかったけれど、なんとタイトルはビギナーズ・ガイドとあるのに買った後気づいて一寸唖然とした。40年以上ジャズを聞いているのにと思うでしょうが、このアルバムブルー・ノート・レーベルのアルバムから1クラシックス2ラテン3ソウル・ジャズ&フュージョンとして選曲されている。
そしてLPの時代のものなので、実はCD持っていないし、1曲だけを気楽に聞くにはとてもいいものだと思う。
そしてビギナーにも楽しむのにとてもいいと思う。値段も1,000円だしね。
ただりレーベル・カラーはでるので、できたら「ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブルーノート・ジャズ」にして欲しかった。
このようなアルバムを盛んにだしているEUの「NASCENTE」というところからでているけれど、そこん所で無理なんだろうね、でもビギナーにはおすすめです。

Disc 1
01. Art Blakey / Moanin
02. Horace Silver / Sister Sadie
03. Hank Mobley / Split's Feelin'
04. Stanley Turrentine / Meatwave
05. Herbie Hancock / Watermelon Man
06. Lee Morgan / The Sidewinder
07. John Coltrane / Blue Train
08. Wayne Shorter / Footprints
09. Cannonball Adderley With Miles Davis / Love For
10. Donald Byrd / Cristo Redentor
11. Ike Quebec / Nature Boy

Disc 2
01. Hank Mobley / Recado Bossa Nova
02. Charlie Rouse / Back Down To The Tropic
03. Cannonball Adderley / Batida Diferentes
04. Donald Byrd / Book's Bossa
05. Grant Green / Mambo Inn
06. Stanley Turrentine / La Fiesta
07. Kenny Dorham / Afrodisia
08. Horace Silver / Swingin' The Samba
09. Blue Mitchell / Mamacita
10. Horace Parlan / Headin South
11. Andrew Hill / Mira
12. Joe Henderson / Blue Bossa

Disc 3
01. Herbie Hancock / Canteloupe Island
02. Cannonball Adderley / Mercy, Mercy, Mercy
03. Lou Donaldson / Aligator Bogaloo
04. Lonnie Smith / Move Your Hand
05. Jack Mcduff / Butter For You Popcorn
06. Grant Green / In The Middle
07. Bobby Hutcherson / Inner City Blues
08. Horace Silver / In Pursuit Of The 27th Man
09. Bobbi Humphreys / Harlem River Drive
10. Donald Byrd / Steppin Into Tomorrow
11. Gene Harris / Losalamitoslatinfunksong
12. Ronnie Laws / Always There
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失われた時を Swept Away / Marc Johnson Eliane Elias

2012-10-06 21:42:40 | 聞いてますCDおすすめ


イリアーヌ・イリアスとパートナーのマーク・ジョンソンが主になったアルバムがECMからリリースされて、とてもよさそうなので買ってみた。
久しぶりのピアノを主としたイリアーヌのアルバムで、ではどうかというとあまり書くことができない。白状するけれど、イリアーヌのアルバムを買うのは初めて、聞いたことはあったけれど、ほとんど頭にデータがはいっていない。
1985年アルバム・デヴューだから「27年も無視したのね、この年になってしまったわ!」などと恨まれそうだけど(恨まれる訳がない)別に無視してなかったからね。
ただ美しい人で人気者がそんなにピアノがうまいわけないだろうとチラッと思ったかもしれない、もうしわけない。
「あなたとわたしの間の失われた時をと取り戻して!」などといわれるとうれしいけれど、ああ夫君が横にいるか。

ECMには珍しいしっとり感のある始まりはタイトル曲、ブラインドだったらECMとは思わないし、イリアーヌともわからないはず、少しだけベースは考えるかもしれません。
硬さもないし、気張りもあまあり感じない、しっとり余裕のある始まりという感じで曲も大変いい。
2曲目ロバーノが枯れた感じで、一寸チャールス・ロイドを思い浮かべます。
3曲目はゴスペル調の演奏、おおまるでキース・ジャレットがECMでアルバムを出しはじめたころみたい、リズム陣をきいていても楽しい。
6曲目、心通いある夫婦と夫君の大親友みたいなジョーイ、二人をひきたてることに徹するオジサンみたいなラバーノ、そんなとても曲を大切にした演奏です。
9曲目、優しさに満ちた美しい曲。

「わたしたちの時間をと取り戻して!」ってもう一度言って。(言ってないって)

Swept Away / Marc Johnson Eliane Elias

Marc Johnson (bass)
Eliane Elias (piano)
Joey Baron(Ds)
Joe Lovano(Ts)
Recorded February 2010.

1. Awept Away
2. It's Time
3. One Thousand And One Nights
4. When The Sun Comes Up
5. B Is For Butterfly
6. Midnight Blue
7. Moments
8. Sirens Of Titan
9. Foujita
10. Inside Her Old Music Box
11. Shenandoah
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雲の表情 Focus / Thirteen ways

2012-10-04 21:18:58 | 聞いてますCDいいと思う


リーダー名を冠さないで、グループ名をつけたアルバムは見過ごすことがおおいけれど、昨日記事にした、中古屋さんでリーブマンと一緒に拾った一枚。フレッド・ハーシュしか知らないけれど、リードとドラムスとのこちらも変則トリオ、こっちはピアノがはいってベースレスです。

1曲目、クラのソロから静かにピアノが絡んでくる始まり、ベースは時に必要でないときがあるけれど、このアンサンブルがそんな感じ。
2曲目ベースの領域はピアノが担当、インプロとアンサンブルが幾重にかなさる感じです。
アルバムタイトルが「focus」でグループ名が“Thirtiin Ways”らしい。ジャケは空の雲にフォーカスを当てているようです。



今日は台風の影響で家を出るころはまだ雨模様、このアルバムを聴いていたら空の雲の動きが気になりだして、出勤途中、音楽を聴きながら雲をながめます。





3曲目、“マシュー・シェパードにささげるブルース”の副題のある曲、この人21歳のときにヘイトクライムでララミーで殺された大学生、録音の前年のことでアメリカで大きな問題となった。
演奏は美しいピアノにはじまり、クラが雲に隠れた影の部分をだんだんとシャープにしていく感じで激しい感情に登りつめます。



4曲目。フレーズの宝庫のようなハーシュのピアノに、肉声に近い音域のクラが歌って、リズムがしっかりサポートするいう良い取り合わせです。
5曲目はクラがフリーの展開です。





事務所について空をながめるとだんだん雲が変化していく段階、音楽のほうも変化にとんだ演奏です。
6曲目は哀愁はらんだメロディのハーシュの曲、クラは東欧スラブ風な感じ。
7曲目結構激しいムーアの曲、この人広いジャンルを演奏する人だそうです。
8曲目、このグループ、ムーアが4、ハーシュが3、ドラムスが2という感じ、アレッ計算があわないか。
ここではアルトを吹いていて、音も良いし、アルトになるとフレーズにバップ・フレーバーが混じるのがおかしい。



10曲目はジャキー・バイアードの曲をバスクラで、バスクラの演奏って結構アバンギャルドな感じが多いけれど、この楽器の音域が人が憂鬱を語る時の音程に似ているからだと思う。





最後の曲はハバネラでこれも変わった表情、フリーをベースにしながらオーソドックスな部分、リリカルな部分など、一寸とらえどころの無い雲の表情にフォーカスしながらのアルバムでした。

そしてしばらくすると雲はまるで違った表情に、少し憂いていたものが変わりました。

Focus / Thirteen ways

Michael Moore-clarinet, bass clarinet, alto saxophone
Fred Hersch-piano
Gerry Hemingway-drums, snare drum, percussion

1. Focus
2. Janeology
3. Out Someplace (Blues For Matthew Shepard)
4. Autumn Eves
5. En Tee
6. Tango Bittersweet
7. Bug Music
8. Fim De Inverno
9. Identity
10. One Note To My Wife
11. Habanera


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秋の水準 Amazing / We3

2012-10-03 20:53:39 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんで見ていてリーダーの名前でなくて、グループ名をつけたアルバムを2枚拾った。人の名前がついていないとみのがし度が増してしまうけれど、今回はうまく引っかかったかなと思うアルバムになりました。

あまり数はでていないけれど、ときどきアレッと思うアルバムをだすKind of Blueからwe3となずけたリーブマンとスワローとナスバウムのホーン・トリオの演奏です。

1曲目落ち着いた感じではじまりますが、聞いているとスワローのベースがリーブマンのソプラノのフレーズを引き出しているような感じです。
2曲目、和やかなバラッド、秋の木洩れ日という感じで、題名はタイトルとなっているスワローの“Amazing”という曲、ピアノレスだけれど、スワローのベースはギターみたいだからハーモニーも入ってバランスが取れています。
3曲目、テナーに変えてアップテンポな4ビートはアグレッシブで気持ちが良い。
4曲目テナーは結構フリーななったりします。いやリーブマンがある境界で微妙に動いている感じです。
5曲目オリエンタルなイントロからテナーはしっかりしたフレージング、その後のドラム・ソロもしっかり叩いて、水準を超えたアンサンブルになっていると思います。
6曲目、フルートからソプラノに持ち替えてコール・ポーターの曲、これもしっかりしたフレーズでさすがリーブマン。
7曲目、このトリオの演奏、抑制されたスワローのベースラインにたいそ、その抑制の限界線上をリーブマンとナスバウムがでっぱたり入ったり、この微妙な緊張感がとても面白い味になったようです。

こうゆうのは目立たないけれど、確実に水準を超えたアルバム、やはり買っておいてよかったと思う。台風がさって、あるとするなら秋の水準に達した感、本日から長袖のワイシャツにしました。

Amazing / We3

Dave Liebman(Ss, Ts, Fl, Wooden Indian-Fl)
Steve Swallow(B)
Adam Nussbaum(Ds)
Rec. June 21, 2010, NJ

1. Remember
2. Amazing
3. In F
4. Free Ballad #1
5. My Maia
6. Get Out Of Town
7. Bend Over Backwards
8. Swallowish
9. Free Beguine #1
10. Sure Would Baby
11. Latin Like
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予習になるかどうか KATTENESLAGER / HELGE LIEN

2012-10-02 21:24:03 | 聞いたけどCDどちらでも


ヘルゲ・リエンが来日するそうで、うまい具合にソロ・アルバムもでて、予習のような形となりました。
来日はトリオなので、このアルバムが予習になるかは不明です。
曲名もノルウエー語なのでしょうか、意味がわからないところ、なんだかこのアルバムだけの特徴的な演奏になるかもしれません。

1曲目、ジャケのようにピアノに頭を突っ込んで始めるけれどその後の鍵盤の音は選択された音が並びます。
2曲目トラディショナルのような曲調をシングルトーンで強いライン、それでお死闘してしまうのがヘルゲらしい。
3曲目波紋がどんどんと広がっていく感じです。
5曲目打楽器として、弦をはじいて弦のある楽器として、そして鍵盤のメロディ楽器としてピアノと向かっていきます。
6曲目低音のベースラインをメインに、一瞬ハッとするようなフレーズ、そして低音、これもヘルゲらしい、そのまま変奏のような低音のリズムを続けて、そこにインプロを乗せるところがキースの演り方を思います。
8曲目、低音をゴーンと響かせるあたりがこのアルバムの特徴でしょうか。
ここのところのハルゲのアルバムは「To The Little Radio」から「Hello Troll」にかけて、静謐な透明感ある感じだったし、前作のなかの“NATUKASII”は日本の優しいメロディにみちていて、大好きでした。
来日したらこれを生で聞こうというわけですが、だからと言ってヘルゲはこの方向ばかりでありません。
それが今度のアルバムかも、初期の「SPIRAL CIRCLE」なんかに共通する意地みたいなものもあります。
私は、聞きやすいものだけを彼には求めているのでないし、やりたいことを聞きたいと思っているから、決して驚きもしないし、そう来ましたかという感がある。
このアルバムすべてヘルゲの曲になっているが、とても即興にこだわっているように感じる。浮かんでくるイメージをいかに音にするか、細かいタッチなどは気にしないでまず集中してインプロみたいな硬質なヘルゲが今回でした。


KATTENESLAGER / HELGE LIEN

HELGE LIEN piano

1. Grusveivandrer
2. Furulokk
3. UR
4. Babbel
5. Stille By
6. Kattenslager
7. Knyt Og Kna
8. URO
9. OY
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ナイトフォール ネルソン・デミル 白石 朗 訳

2012-10-01 22:03:44 | 


大好きな作家、ネルソン・デミルが『ゴールド・コースト』の続編として『ゲート・ハウス』を上梓し、その後『王者のゲーム』の続編を上梓したけれど、その前にそれに至る作品が2つあったので、そっちを順に読んでいくことにした。
『王者のゲーム』を読んだあと、この『ナイトフォール』に取り掛かった。ヒーローのジョン・コーリーの軽口にも慣れたし、奥さんになった、ケイト・メンフィールドもしっかり活躍してくれているので、これは順番を守ってよかった。

お話は1996年7月17日に起こった、トアンスワールド航空800便の墜落事故を素材にしたもので、当時アトランタ五輪の2日まえで、テロではないかといわれ、FBIなども調査にのりだした。
調査結果は事故ということになったが、報告の終焉しかたが不透明だったために、陰謀説がくすぶった経緯があり、デミルがそれを大胆な内容に小説にしたものでした。

結末はともかく、一度だけつかえる終わり方でした。残りページすくないのにどうするのとおもっていたらこれ、あの惨事が最初にあってTWAだったのだと最後に気がつきました。
でいつものとおろお気に入り部分をいくつか。

ここでケイトはわたしに目をむけた。「私たちは善人なのよ。知っている?たしかに、私たちは自分勝手で自己中心的、おまけにわがままだわ。でも、クソが扇風機の命中したような騒ぎにならうと、わたしたちの最善の部分が出てくるの」

クソの扇風機への命中はこのあと数回出てきます。
次はほっとする場面

絵あたしはケイトにキスしてから向かいの椅子にすわった。ケイトがいった。「あなたにバドワイザーを注文しておいたわ」
「うれしいね」嘘かと思われるかもしれないが、結婚もなかなか悪くはない。居心地の良さは抜群だ。

そして最後はなかなかかっこいい定義

さる賢人によれば、狂気の定義とは、“毎回毎回おなじことをしていながら、そのたびにこんどこそちがう結果になるのではないかと期待することだ”だ。
この定義をあてはめれば、わたしはまぎれもなくいかれきっていた。


さてこの後、同じくジョン・コーリー・シリーズの『ワイルド・ファイア』をよんで最新作『獅子の血戦』に行けばいいのだけれど、これは本当にびっくりしたミステリー、コット・トゥローの『推定無罪」の続編『無罪』が上梓されることを新聞でしった。
主人公だった判事の妻がある日変死体になって、ということらしいのだけれど、妻てあの妻だったか、とにかく興味あり、図書館によやくしたけれど19番めで、そうなると一年近く先になってしまうし、待てない感じだな。
こっちをハードカバーで買って、その後『ワイルド・ファイア」とかいくつかの予約したものを読んでいたら、12番目の順番の『獅子の血戦』はめぐってきそうなきそうな感じがする。
と言うこの秋の読書計画を立てたのでいした。


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