JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

限界集落株式会社  黒野 伸一 著

2012-10-30 20:19:02 | 


雑誌でみて面白そうだから、図書館に予約して放っておいた本が2冊つづいて番になった。
このような本は軽い気持ちでよやくしておくので、すごい期待はかけないけれど、ほんわかしそうな本でした。

IT産業で成功を収めるも、妻子に逃げられた青年が亡くなった祖父の田舎の村に骨休めに立ち寄った。
滅びつつある過疎の村を培った経営手法で再構築させようとする話。

登場人物にステレオタイプ的なものができてしまうのは、ストーリーからしてしょうがないところで、そのなかでうのばあさんとか早瀬あかねとか魅力的な人物脇役もいて、装丁にあるような幸せなお話になりました。
いちゃもんをつけるのは大人げないというか楽しかったですという感想でよいのではと思います。

終わり方が少し唐突ですが、お決まりの恋もありで、これTVのドラマに近い感じ、素材も良いから、きっとどこかでやりそうです。
コメント
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