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中国で高学歴女性が「売れ残り」、伝統的な結婚観が障壁に(ロイターの記事)

2013-08-17 15:58:04 | 時事

           
 それにしてもこのタイトルの「売れ残り」、もう少し表現が工夫できないか。女性は商品ではないんだからね。確かに一昔前にはそう言っていたけどね。もう今では死語と思っていた。「中国で高学歴の独身女性が多い」というように。

 記事の一部は「上海で働く独身女性のXu Jiajieさんはこの5年間、生涯の伴侶を探し求めて数えきれないほどのお見合いをしてきた。
 童顔なXuさんだが、現在31歳。家族や友人から結婚をせかされ、大きなプレッシャーにさらされているが、高学歴で高収入を得て都会で働く女性にとって、ふさわしい夫を見つけることは至難の業だという。
 
 中国では、20代後半までに結婚せず「売れ残った」キャリアウーマンは「剰女」と呼ばれる。上海で人気のお見合い番組の司会者であるNi Lin氏はロイターに対し、「中国では、身長、年齢、学歴、収入を含むあらゆる点で、男性が女性との関係において上回っているべきだと考える風潮がある」と説明。

 「こうした考え方は、グレードAの男性はグレードBの女性と、グレードBの男性はグレードCの女性と、グレードCの男性はグレードDの女性と結婚する現象を生み出している。つまり、グレードAの女性とグレードDの男性はパートナーを見つけられないということ」だと述べた。」

 結婚という問題は、いささか個人的な事柄で他人がとやかく言う筋合いもないからどうしょうもないとは言える。
 でも、国家的見地からは、やはり20代で結婚して子供を生んでくれるのが理想だろう。優生学的にも元気な20代で生まれる健康な赤ちゃんといえる。

 ふっと思ったが、高学歴の女性が、今後中国がダメなら日本があるとか、アメリカがあるなどと思わないだろうか。
 早晩日本も含めて結婚の国際化が加速するのは間違いないだろう。300年後の日本人の姿は、今とは全く違った色合いと体型に満ち満ちているかもしれない。つまり多民族国家になっているということ。言語も二ヶ国語を話せるのは当たり前という状況かも。
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水の事故は静かに起きる(ニューズウィーク日本版の記事から)

2013-08-11 16:36:43 | 時事

            
 関東以西では、8月に入ってこのところ35度以上の猛暑が続いている。夏休みでもありプールや海は、家族連れやグループで水と戯れる人たちで一杯だ。そして必ず夕方のニュースで報じられるのは、水死者のことだ。水で溺れた人々だ。

 ニューズウィークの記事は「たいていの場合、人が溺れるときは静かなものだ。テレビや映画で見るような大声で助けを求めたり、誰かに手を振ったり、派手にバシャバシャと音を立てることはめったにない。
静かに溺れる5つの理由
 人間は溺れかけると、窒息しないように「本能的な水溺反応」と呼ばれる行動を取る。これを最初に提言したフランセスコ・A・ピア博士は、米沿岸警備隊の機関誌オン・シーンで次のように説明している。

1)ごくまれな場合を除き、溺れかけている人は助けを呼ぶことができない。呼吸器官は呼吸を最優先するようにできており、発声は二次的機能にすぎない。従って満足に呼吸ができないなら声は出せない。

2)溺れかけている人は、顔が水の上に出たり沈んだりを繰り返す。顔が水から出ている短い時間は、息を吐き、酸素を吸い込むのに精いっぱいで、声を出す前にまた沈んでしまう。

3)溺れかけている人は手を振って助けを求めることができない。人間は溺れかけると、本能的に両腕を水平に広げて水をかき、体のバランスを取ろうとする。そうすることで顔を水の上に出し、呼吸しようとするからだ。

4)溺れかけている人は自分で腕の動きをコントロールできない。水中でもがいている人がその動きを自分の意思でストップして、手を振ったり救援者のほうに移動したりするのは生理学的に不可能だ。

5)本能的な水溺反応を示している間、その人の体は水中で垂直の姿勢のままで、足は効果的なキックができない。このため溺れ始めてから20秒〜1分で体は水中に沈み始める。
 子供を海やプールに連れて行く親には、もっと分かりやすい方法がある。水遊びをしている子供はキャッキャと声を上げるもの。静かになったら要注意だ。面倒がらずに子供の近くに行って理由を確かめよう」

 実際のところ大人の溺死者は、たいていアルコールを飲んでいるか、遊泳禁止区域に入っているかだろう。
 わたしも若い頃ビールを飲んで泳いだことがある。波打ち際に上がると同時に顔面蒼白となり激しい嘔吐を繰り返した。アルコールを飲んで泳ぐのはもってのほかだ。恥ずかしい経験だった。

 ということは、大人の場合は溺死を避けることが出来るわけで、アルコール以外にも睡眠不足とか、風邪が抜け切っていないとか、体調が思わしくないなどの状態では泳ぐのは控えた方がいいだろう。

 特にカップルは、要注意だ。女性の前では、男は格好つけたがるからね。子供の場合は、親が目を離さないことに尽きる。楽しい思い出だけを持ち帰りたいものだ。
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新聞記事から「ハッキングで車暴走か?」

2013-08-05 16:00:14 | 時事

 今の車は、コンピューターで制御されている。ハッキングされたらどうなるのか。アメリカのラスベガスで開催されているハッカーの祭典「デフコン」で専門家が発表したという。

 発表したのはツイッター社の研究者チャーリー・ミラー氏。トヨタのプリウスとフォードのエスケープを例にしたそうだ。

 それによると運転者の意思に反して急加速や急ブレーキを利かしたり、ハンドルを動かしたり、エンジンを切り残り少なかった燃料計を満タンとして表示させたりできるという。要するに何でもできるということのようだ。

 これは、かなり怖いことに思える。運転者がコントロールできない車ほど怖いものはない。当然メーカーは、防御措置をとるだろうが、今の悪さをするウィルスが蔓延するインターネットの状況を見ると、いたちごっこで危険の最たるものが車ということになる可能性は否定できないだろう。

 そうなれば、ひょっとして昔のマニュアル車でコンピューター制御のない車が売れるかもしれない。年代モノの車も大事に保管しておればいずれ役に立つ時が来るのかも。

 コンピューターが大衆化してインターネット全盛というのも、いい面と悪い面があるということを痛感させられる。そしてこれが、航空機や列車にもハッキングとなれば計り知れない恐怖に見舞われる。
 テロ集団や狂信者がそれをやったら。と思うと背筋が寒くなる。いずれにしても取り越し苦労に終わることを祈るしかないのかも。
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人生相談に「老いらくの恋 迷い生じる」というのがあった。

2013-07-27 17:34:29 | 時事

 「新聞の人生案内という相談欄。夫を亡くした60代の女性。病院で知り合ったこれも妻をなくした三つ年上の男。

 その男は、酒も飲まず収入も安定していて好ましく思え、老いらくの恋で浮かれていた。ところが女性が作った料理に味をしめたのか、毎日女性の家で食事をし、ドライブにも手作り弁当をねだり、三度の温泉旅行は彼が払い、その他は払わないという。何でも美味しいと食べる姿が無銭飲食に思えてきたらしい。費用の負担を求めるのか。別れるのか。迷っているということ。

 樋口恵子さんが回答を寄せていて、男はお金があるふりをする。女は無いふりをするのが一般的な傾向だと言う。したがって、相談者の女性がお金があるふりをしたんじゃないかと。

 そして、結論は、老婚生活の費用は、お互いの経済力に応じて負担するのが常道。「無償の愛」にいまさらとらわれる必要はない。応分の負担を相手に言ってみて、縁が切れるならそれだけの男だと思えばいい」

 まあ、そういうことで、お互い相手をよく見極める必要がありそうだ。これ、意外と参考になると思う。

 女性の家で食事をするなら、たまに自ら料理を作り、後片付けも手伝い、できるだけ女性に負担をかけないような気配りが必要だろうね。勿論、金銭的負担の公平さも。

 伴侶をなくした寂しさから、つい相手を見極めるのをおろそかにしてしまう高齢者の落とし穴といえる。それに、ここが案外肝心なところだと思うが、男女とも60代は性的にまだ衰えていないから「青春の復活」と浮かれてしまうのかもしれない。

 こういうテーマなら、音楽は皮肉をこめて「帰り来ぬ青春」がいいかな。シャリー・バッシーでどうぞ!
Yesterday, When I Was Young 訳詞付/ Shirley Bassey

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新しい駐日大使キャロライン・ケネディの記事

2013-07-26 15:50:30 | 時事

                 
 今朝の読売朝刊にキャロライン・ケネディについての記事があった。「ケネディ氏大統領と太いパイプ 外交未経験 不安視も」という見出し。そういうことではあっても、日本政府は歓迎ムード。

 記事の中で「ホワイトハウスで両親ジョン・F・ケネディ、ジャクリーン・ケネディに囲まれ、楽しそうに遊ぶ少女。幼少のキャロライン氏の姿はたびたび雑誌などで紹介され、米国人の脳裏に焼きついている。

 歌手のニール・ダイアモンドは、その愛くるしい姿に触発され、大ヒット曲「スィート・キャロライン」を作った」とある。

 この曲がキャロライン・ケネディと関係があるとは知らなかった。大リーグボストン・レッドソックのフェンウェイ球場では、8回表攻守交代のとき流れて観客は大いに楽しんでいる。メリハリのあるリズムで自然に体が踊り出す。この曲は、フェンウェイ以外でも多く使われている。

 そこでふと思った。来日して官邸に表敬訪問があるはずで、日本政府が歓迎ムードなら、この「スィート・キャロライン」を流して迎えれば、キャロライン・ケネディは一気に日本びいきになること間違いないと思うよ。しかもボストンにあるハーバード大出身を考えれば尚更ね。

 政府はこういうことするかなあ。そう思って今日、首相官邸へメールしておいた。どうなりますことやら!?
そこで、ニール・ダイアモンドの「スィート・キャロライン」をどうぞ!
Neil Diamond - Sweet Caroline High Quality neildiamond

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ジャイアントパンダまで、親米、親台で反日なのか???

2013-07-18 16:48:43 | 時事

        
 「ちょっとちょっと、冗談でしょ?」上野のパンダが偽妊娠と聞いたときだ。「パンダまで日本をおちょくってるのか」とも思った。子供たちは楽しみにしていたのに残念だった。

 ところが、アメリカのアトランタ動物園では、双子のパンダが生まれ、台湾では人工授精とはいいながら赤ちゃんを産んだ。

 「神様こんな不公平はないですよ」と言いたくなる。反日パンダかとも思った。それより上野動物園の園長をはじめ関係者の方々はさぞ残念だろうね。いずれにしても、次回を待つしかないね。今度は妊娠を確認してから公表願いたいね。空騒ぎに終わったからね。
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「魅力的すぎる」米歯科助手の解雇、再審でも性差別認められず(ロイターの記事)

2013-07-16 17:09:58 | 時事

 解雇の理由が「魅力的過ぎる」は差別にあたるとして訴えていた女性歯科助手のメリッサ・ネルソンに対し、アイオワ州最高裁は原告の訴えを却下した。

 その理由は、雇用主の歯科医ジェームズ・ナイトとの個人的な関係が理由とした。従って、アイオワ州公民権法に違反する性的差別に当たらないと全員一致で結論付けたという。

 その個人的理由というのが、ネルソンは非常に魅力的でナイトの妻が関係を疑ったかららしい。実際のところ、二人のメールのやり取りの中にナイトが性的な質問もあったし、ネルソンが露出度が非常に高い衣服を着て気が散るともいう。

 想像をたくましくすると、恐らく三角関係に陥ったのではないか。ナイトは妻と離婚してもいいが妻の実家が金持ちで歯科医院開業にも援助を受けている。妻と別れるのはかなりのリスク。この際、魅力的過ぎるメリッサ・ネルソンを諦めるしかない。

 そこで登場するのが腕利きの弁護士。何しろ妻は金持ちだから。そして裁判に勝った。まるで、海外ドラマの法廷劇を観ているようなお話。

 「美しすぎる」や「魅力的すぎる」も程度もので、その美しさという力や魅力的な力も自分にプラスもあれば、ブーメランのように自分を傷つけることもある。美や魅力は控えめがよろしいようで!
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MADE IN PRCって、知っていますか?

2013-06-21 15:40:32 | 時事

 朝のTBSラジオでこれを取り上げていた。街頭でのインタヴューでほとんどの人が知らない。何とかひねり出した答えは、プエルトリコが一番多かった。私もなんとなくそういう感じに見える。

 正解は、「中国」。People's Republic China(中華人民共和国)の頭文字を取ったもの。あの物議をかもす中国。だからといって中国が悪いわけではない。

 むしろ日本の輸入業者や販売業者が、消費者を目くらましにしているところがあるのではないだろうか。ネットでは、Made in Chinaとするよりもこの方が売り上げが上がったという書き込みもある。とにかく日本人のほとんどは、中国産を極度に敬遠しているのは確かだ。

 考えてみれば、このPRCは正当な表記であることに間違いはない。ただ、今までの慣習もあり、いきなりPRCでは買う人は戸惑うばかり。ある人は、PRC(China)とすればいいと提言している。日本の景品表示法の「不当表示」に当てはまるかどうかも微妙らしい。
 となれば、消費者はこの表示を覚えておいて商品を選別するしかない。特に食品には注意が必要だろう。
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結婚に「トイレの証明写真」を義務付けとニューズウィーク日本版

2013-06-12 16:04:41 | 時事

 「トイレの証明写真」? 一体どういうことなんだろう。 と首をかしげる。

記事は次のように書かれていた。(一部引用)
『屋外排泄が一般的なインドでは「トイレ持ち」の男は結婚に有利。深刻なトイレ不足の解消にも一役買っている。自分たちと同じように、女性もトイレを使う必要があるなんて信じられない。それがインドの男たちの考えだ。
 インドでは女性が公共トイレを使う場合、お金を払わなければならないことがほとんどだ。もちろん男性ならそんなことはない。ムンバイの中心部にある公共トイレは、女性用より男性用のほうがずっと多い。

 英字日刊紙タイムズ・オブ・インディアによれば、インド中部マディヤプラデシュ州のセホーレでは、自治体主催の合同結婚式に参加する新郎は自宅トイレの横でポーズを取った写真を持参することが義務付けられている。
 
 インドでは屋外で排泄をするのが非常に一般的で、この国に来た観光客が最初に目にする光景の一つだ。列車の往来が激しい線路沿いでも、線路脇の側溝や斜面でも人々はうずくまっている。通り過ぎる列車の傍で、顔までサリーをまくり上げて用を足す女性もいる。
 
 5つ星ホテルの近くのビーチをちょっと歩くと、砂浜がトイレになっている。デリーやムンバイのような混雑した都市でも、スラムの住民が空き地やゴミ捨て場を臨時トイレとして使っている。ムンバイでは用足しの最中にヒョウに襲われる人もいる。
 
 健康に及ぼす影響は深刻だ。WHO(世界保健機関)によれば、約6億2600万人のインド人が屋内トイレを利用できずにいる。その数は、「トイレなし人口」2位以下の18カ国の合計の2倍以上だ。何トンもの排泄物が下水道で処理されることなく、給水システムにしばしば流れ込み、下痢などの病気を引き起こす(インドでかかる病気の約10%は、危険な水や不衛生が原因となっている)。
 
 しかしセホールの政策から分かるように、最近のインドはこの問題に真摯に取り組んでいる。ジャイラム・ラメシュ農村開発相の下、インド政府は10年以内に屋外排泄を撲滅するという目標を掲げる。
 
 それでも状況の深刻さと悪化する水不足のせいで問題はなかなか改善されず、新たな排泄物処理技術の開発がどうしても必要だ』

世界25億人がいまだトイレのない暮らし、深刻な身の危険もとCNNも記事。
 英慈善団体のウォーターエイドによると、トイレがない地域はアフリカのサハラ砂漠以南とアジアの国が大半を占め、アジアの人口の半分以上は不衛生な環境に置かれているという。こうした地域の住民は、地面や川や道路脇などの屋外や、不衛生な施設などで用を足すほかない。
 
 世界銀行の推計では、こうした衛生問題の代償はアフリカ諸国で年間55億ドル、インドでは538億ドルにも上る。一方、世界トイレの日の推進団体によれば、衛生設備はコスト効率が極めて高く、1ドルの投資に対して5ドルの見返りがあるという。世界のトイレ危機の解決は、強力な政治的リーダーシップと、衛生インフラおよび教育への投資にかかっていると同団体は訴えている。

 さて、私の認識も甘い。家屋にはトイレがついているものと思い込んでいた。テレビや冷蔵庫があるにもかかわらずトイレがない。しかも女性用がない。公共のトイレなら女性用、男性用があっても構わないが、住まいにまで区別するとは想像を絶する女性蔑視だ。こういう感覚は一朝一夕に変わるはずもないから、教育で変えるしかないのだろう。

 さて、わが国の総理大臣は自らセールスに精を出している。外国訪問の大きな目的の一つという印象だ。原子力発電や新幹線形の鉄道輸出、それに道路やライフラインなどに積極的に見える。
 こういう国を挙げてのセールスは、日本は中国や韓国に遅れを取っているといわれている。積極的にやったらいいと思う。

 スリランカで今年高速道路が開通した。この道路は、日本と中国の援助で出来たものだ。そこを走ったスリランカの人に聞くと、中国が作った道路は波が打っていたという。すぐに改修されたらしいが。

 日本製の道路は滑らかで快適だったそうだ。日本の技術力は、現場力と共に世界のトップクラスだ。特に現場力が優れていると聞く。そろそろ日本もこの劣悪なトイレ事情の改善と教育に力を入れてもよさそうに思えるが。
   
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一部のアメリカ人の行動には理解不能!?

2013-06-09 16:00:46 | 時事

 ロイターの記事。『全米ライフル協会(NRA)は、パイ菓子をかじって銃の形にしたことで停学処分を受けたメリーランド州に住む8歳の少年にジュニア終身会員の身分を与えた。少年の弁護士が30日明らかにした。
 少年の停学処分を聞いた同州の州議会議員(共和党)が、550ドル(約5万6000円)を払ってNRAのジュニア終身会員を少年にプレゼントしたという。
 少年は、学校の朝食プログラムの時間にパイ菓子をかじって銃の形にしたとして、今年3月に2日間の停学処分を受けていた。弁護士は「少年がかじったパイ菓子よりも、むしろアイダホ州やフロリダ州の形の方が銃に似ている」と主張し、学校の処分に抗議している。
 少年の弁護士は、州議会議員からのこのプレゼントについて、良い子だが少しやんちゃな少年にとって素晴らしいものだとし、銃器の正しい扱い方を学んでくれるだろうと述べた。少年の家庭は銃を所有していないという』

 
 停学処分、少年の弁護士の言い分、州議会議員のプレゼントなどちょっと首をかしげる。ライフル協会にはジュニア会員もいるとは知らなかった。

 確かに西部開拓時代の伝統として銃に対する感覚は、私とはかなり違うだろうことは分かっている。それでも学校や公共の場所で銃の乱射事件が頻発していることを思えば、州議会議員のジュニア会員プレゼントはどうにも理解しがたい。議員だからライフル協会から寄付金もあったのかもしれない。

 学校も校則でモノを銃の形にすることを禁じているのだろうか? こちらはまた神経質すぎる気がする。弁護士も弁護士らしい弁明がないものか。

 仮にこの少年がパイ菓子を性器の形にかじったとすれば、どんな処分が待っているのだろうか。

 一部ではあっても、アメリカ人のやることには理解不能の部分があるなあ。そういえば、欧米人の知能は、100年前からかなり低下しているという記事を読んだような記憶がある。

 6月8日にまたしてもカリフォルニア州サンタモニカで男が銃を乱射したというニュースが流れた。やれやれ、アメリカの夜の一人歩きは勿論、真夜中に車でコンビニへ行くのも相当な勇気が必要な気がしてきた。(笑)
        
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