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お年玉つき年賀はがきの売り上げにノルマがついていたとは!

2013-11-17 21:41:29 | 社会

 今日の新聞朝刊にお年玉つき年賀はがきを売りさばくために、各郵便局は社員にノルマを課していた。という記事があった。

 そういえば二・三日前に私の家にも郵便局員が来て、届けておいた予約購入票を持ってきて「お届けに、変更してくれませんか?」と言ってきた。「ノルマがありますので……」とも言っていた。いつもは郵便局へとりに行っていたのが、今年は様変わりだなと思った。

 そういうことがあって今日の新聞。課長級になると13,500枚がノルマ。単純計算で一人100枚購入として135人が必要人数。これは厳しいだろうなあ。

 ノルマの締め付けも厳しく未達成の正規社員には「給料泥棒」と言われ、非正規社員はクビを心配する。そこで裏技として自腹を切って購入した年賀はがきを金券ショップへ損を覚悟で売りさばく。ところが会社では、金券ショップを回ってくじ番号を聞き出し転売社員を特定するという。こんな無駄な仕事があるとはねえ。

 ノルマつまり目標設定は悪ではない。仮に目標設定もなく営業活動をしていれば会社の成長はおぼつかない。それこそ給料泥棒社員ばかりになってしまう。適正な目標設定は必要だ。

 しかし、日本郵政のやり方は行き過ぎと言っていい。恐らく本部あたりが機械的に前年の実績を元に割り振っているのだろう。そして側面からの援助活動も見えていない。要するにお年玉に魅力がない。

 例えば、20枚か30枚の人なら、個性的な年賀状を作ろうと思うはずだ。そういうことでドル箱の年賀はがきの売り上げに黄信号が点っているらしい。根本的に年賀はがきを見直す時期に来ているんではないだろうか。
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