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日本人は、日本の本当の良さを理解していないという指摘もある。

2013-11-19 16:40:21 | 国際

 ネットをうろついていると色々な調査結果を見ることが出来る。「好きな国、嫌いな国」もその一つだろう。日本はどんな調査でも好きな国の上位を占めている。反対に嫌いな国の上位の常連は韓国だ。

 好きな国といってもどこが好きなのかということだが、誠実、礼儀正しさ、公平、穏やか、規則を守る。他にもあるかもしれないが、これらが寄与しているのは確かだ。恐らく言葉の問題もあって言いたいこともいえない。それが謙虚として映るということもありえる。

 ネットで貸し部屋のオーナーが言うには、「日本人は出るときには入るときよりもきれいにして出て行く。料金もちゃんと払ってくれる」とまで言う。

 私がスリランカのヴィラ・リゾートに宿泊したときも、ガイドが部屋の備品チェックをフロントに頼んだとき、「日本人ならチェックしなくても大丈夫」と答えたそうだ。韓国人なら徹底的にチェックするのだろう。日本人は総体的に信頼されていることは確かだ。

 サッカー・ファンならご存知のアーセン・ベンゲル。1949年10月ドイツ系フランス人として生まれる。フランス語、ドイツ語、アルザス語、英語に堪能。イタリア語、スペイン語、日本語もある程度話せる。サッカー指導者で現在は、イングランド、プレミアリーグのアーセナルFCの監督を努めている。

 かつて、1995年から1996年に名古屋グランパスエイトの監督を務めたこともある。この人が「 日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう」との一文を寄せている。全文を引用しよう。
「日本人はヨーロッパを美しく誤解している。しかし実際のヨーロッパは全然違う。 日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。 治安が悪いのはもちろんのこと、日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。隙あらばだまそうとする奴ばかりだ。

 日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。 私は、時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら、精神に異常を来たしてしまうのではないか? と心配することがよくある。欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。悲惨な結果になるのは目に見えている。

 日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。 問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。
 
 おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。信じられるかい? こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。本当に奇妙な人達だ。 しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。
 
 だから、私はいつも、欧州に行きたいという選手がいたら、よく考えて決めるべきとアドバイスしている。 日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全く無い。 欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。

 リスクが大きすぎるのだ。日本のリーグのレベルを上げる事の方を、安易な欧州進出よりも優先すべきである。
 もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、実績を積んでから、ビッグリーグに移籍すべきだ」

 如何でしょうか。話半分としても、ヨーロッパ事情は頭の片隅に置いておいても損にはならないと思うが。どんなに親日国家であっても、悪いヤツは必ずいるものだからね。
コメント
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