まず俳優の訃報について、ロビン・ウィリアムズの惜しい最期。それに8月12日に89歳で亡くなったローレン・バコール。
ハスキーな声と上目遣いがトレード・マークだった。そのバコールと結婚したハンフリー・ボガードから映画「カサブランカ」へと続く。
この「カサブランカ」は再上映の回数から言っても「風と共に去りぬ」の次ぐという。その「カサブランカ」は、第二次大戦中のお話で、多分に政治宣伝のきらいもあるという。私にとってはどうでもいいこと。ラブ・ロマンスとしてみる人も多いから、私も同じ。
イングリット・バーグマンの美しさ、ハンフリー・ボガードのすごいハンサムではないがいい声となぜか雰囲気のいい俳優の共演は、主題曲「as time goes by」と「君の瞳に乾杯」というセリフがしびれる。
ラジオで森本毅郎が「きざなセリフ」と言っていたが、たしかにきざではある。日本人向きではない。ちなみにこの君の瞳に乾杯と言う訳は名訳として知られる。
そういうことで、as time goes byを酒場のシーンとともにハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマン、重なるようにフランク・シナトラの歌唱でどうぞ!
バーグマンの美貌に酔いしれて……青春時代を懐かしむのもいいかも。