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映画ファンのわたしとしては、女優を観るのはその作品の中だけで彼女の背景にはあまり目を向けない。人によっては詳しく丸裸にする人もいるかもしれないが。
たまたま見つけた家族写真。家族写真といっても、父親と同伴したときの写真。父親と一緒というのは、家庭的でもあり身近な存在にすら覚えるから不思議だ。それぞれの父親は年をとっていて娘の容姿からは想像できない風体ではある。
美男であれ、そうでないものであれ年をとるとみんな同じで、皺が増え頬がたるみ生気を抜き取られる。それでも父親に変わりはない。こんな美人の娘を持って誇らしいだろうし、変な虫がつかないか心配でもあるだろう。娘をハグして幸せそうだ。
アンジェリーナ・ジョリー
アンジェリーナ・ジョリーの父親は俳優のジョン・ボイト。ジョン・ボイドといえば、1969年の「真夜中のカウボーイ」が印象的だった。テンガロン・ハットにカウボーイ・ブーツでニューヨークにやってきた田舎のアンちゃん。なかなかの好演だった。
ところが写真では、ハグして仲がよさそうだが、実際は不仲で2014年8月にブラッド・ビットとの結婚式には父親を招待していないとウィキペディアにある。そういえば心なしかアンジェリーナの表情が冴えない気がする。
アン・ハサウェイ
ニューヨークで行われたイベントに父親のジェリー・ハサウェイ氏を同伴。こちらは不仲でないようだ。
ビヨンセ・ノウルズ
第46回グラミー賞授賞式の会場に父親同伴で現れた歌姫ビヨンセ。パパのマシュー・ノウルズ氏はLA在住でビヨンセのマネジメントを担当。このビヨンセ、結婚して子供もあるが、夫との合計収入が年間160億円にもなったこともある金満家だ。美人で歌唱力抜群の彼女、バーブラ・ストライサントの「追憶The Way We Ware」を熱唱していて、それを聴いてください。
ニコール・キッドマン
LAで行われた2005年度のパームスプリングス国際映画祭のディナー会場。女優のニコール・キッドマンは臨床心理学者である父親のアンソニー・キッドマン氏にエスコートされ登場。10年前となるとちょっと古いかな。父親の輪郭をもらったんだろうかと思うほど似ている気がする。
それにしてもこの人からこんな美人が生まれたんだ。私はニコール・キッドマンに弱くて、映画を観ては溜息をついている有様だ。