
ただし、産経の調査では安保法制の必要性を聞いたところ必要が69,4%、必要でないが24,5%だった。
各社の世論調査はほぼ同じ傾向を示している。「評価しない」が51%から58%の範囲内だし、「評価する」も30%から38,3%の中に納まっている。
成立前の民主党岡田代表の反対意見の中に「80%以上反対の人々」というのは誇大表現でしかない。さらにこの「評価しない」の中には「よく分からない」「政府の説明不足」「憲法改正が先」という意見が含まれているように思われる。従って「評価しない理由」を細かく聞き出せばかなり様相が違ってくるのではないか。
で、ひとつ奇異に思っていることは、こういう世論調査や安保法制関連の記事に対するコメントを見ていると、安保法制成立賛成の人々のコメントが圧倒的に多いということだ。なぜ反対の人たちのコメントが少ないのだろう。
例えば瀬戸内寂聴さんの法話で「安部総理は民意を汲んでいない」とか「シールズの若者はよくやっている」とかの論調にも反対派の意見はほんの少数だった。反対派のこういう意見には積極的な支持のコメントがあってもいいように思うが。それがない。
あまりにも世論調査との乖離でわたしは戸惑っている。従って煮詰めた反対意見は、意外に少ないのかもしれない。産経の調査にある安保法制の必要性の必要が69,4%と相まってますますその感を強くする。歴史はどういう判断を示してくれるのか、この先注意深く推移を見守っていこう。