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懐かしの映画と音楽と「パルプ・フィクション…Let's stay togetherアル・グリーン」

2021-09-09 20:01:02 | 映画と音楽と
 1994年の映画「パルプ・フィクションPulp Fiction」は、時の流れに逆行したり、別のお話に飛んだりしながらオープニングの場面につなげるという観る方がちょっと混乱する作品。

 監督クエンティン・タランティーノ。
 キャスト ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス、ティム・ロス、ハーヴェイ・カイテルなど。

 安物の紙を使い低俗な内容の雑誌のことを「パルプ・マガジン」というが、この映画も題名も「低俗なお話」的でギャングや殺し屋、強盗を描く。多くの人は、この映画をクエンティン・タランティーノの最高傑作という。私にはあまりよく分からない。

 「1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞した。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞。その他にも多くの賞を獲得した」とウィキペディア。

 ただ一つ笑ったのが、ギャングの殺し屋ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)がボスの妻ミア(ユマ・サーマン)をボスの留守中面倒を見るよう命じられる。

 レストランで食事といっても、フランス料理でもなくピカピカ・ギラギラするオープンカーのような座席でジャンクフードを食べる。このお店は、ツイスト・ダンス大会もあって、ヴィンセントとミアの組が優勝する。踊っているときは、ヴィンセントはボスの妻ミアにニコリともしない。

 ミアの自宅に帰りついたころには、二人の距離が縮まり打ち解けた雰囲気になった。ミアは「お酒と音楽」と言って陽気。一方ヴィンセントは、トイレで「ボスの妻だから、忠誠心が必要。だから、トイレから出たら、おやすみと言って帰ろう」とぶつぶつ言う。

 ヴィンセントがリビングに戻ってみると、ミアがヘロインをコカインと思い込んで吸引、鼻血を出し口から泡を吹いていた。過剰摂取状態に驚いたヴィンセントは、売人の家に担ぎ込んで、取扱説明書片手に強心剤を打ち込んで蘇生させた。

 そして自宅へ送り届ける。このことは二人の秘密にしようと約束する。もう、迷いはない。「おやすみ」と言ったとき、ミアが「笑えるかどうか知らないけど、こんな話があるの。パパとママと坊やのトマトが歩いていたの。坊やの足が遅いもんだから、パパ・トマトが坊やをつぶして言うの。キャッチ・アップ(Catch up急げ) ケチャップ」

 私は笑ったんだが、ヴィンセントに笑顔がない。これはミアの警告と受け取ったのかもしれない。「この秘密をバラしてみろ、ケチャップにするぞ」かも。

 「レッツ・ステイ・トゥゲザー」 (Let's Stay Together) は、アメリカのリズム・アンド・ブルース歌手アル・グリーンの楽曲。1971年11月、シングA面曲として発表された。翌1972年2月12日付のビルボード・Hot 100で1位を記録。また、ビルボードのソウルチャートで9週連続で1位を記録し、ゴールドディスクに輝き、1972年の年間チャートで11位を記録した。グリーンは「タイアード・オブ・ビーイング・アローン」に続いて大きな成功を収めることとなった。(ウィキペディアより)

それではアル・グリーンの「Let's Stay Together」を聴きましょう。
I, I'm I'm so in love with you 俺、オレ、オレ君に恋してる
Whatever you want to do 君が望むなら何でもするよ
Is all right with me 俺と一緒で大丈夫かい
'Cause you make me feel so brand new まったく新しいものを作ることになる
And I want to spend my life with you 俺とともに生涯を送ってほしい

Let me say that since, baby, since we've been together 私に言わせて、赤ちゃんも一緒にいたので
Ooh, loving you forever オー、永遠に愛しているわ
Is what I need 必要なのは
Let me, be the one you come running to いつも気遣うこと
I'll never be untrue 嘘は言わない

Oh baby オー カワイ子ちゃん
Let's, let's stay together ('gether) 一緒にいよう
Lovin' you whether, whether 愛しているかどうか
Times are good or bad, happy or sad いいときも悪いときも、幸せなとき苦しいとき
Oh, oh, oh, oh, yeah オー、オー、オー、オー、イエー
Whether times are good or bad, happy or sad いいときも悪いときも、幸せなとき苦しいとき

Why, somebody, why people break up? なぜ人は別れるのか?
Oh, then turn around and make up ああ、それならば振り向いて仲直り
I just can't see オレには見えない
You'd never do that to me (would you, baby?) 君はそんなことしないだろう
Just being around you is all I see そばにいるだけですべてが見える
Here's what I want us do いろいろあるけど

Let's, we oughta stay together ('gether) 私たちは一緒にいるべきなんだ
Loving you whether, whether 愛しているかどうか
Times are good or bad, happy or sad いいときも悪いときも、幸せなとき苦しいとき
Come on 急ごうぜ
Let's, woo (let's stay together) let's stay together 私たちは一緒にいよう
Loving you whether, whether times are good or bad いいときも悪いときも、幸せなとき苦しいときも愛してる