なぁーんだ、ハンバーグか! なんて言わないでください。目新しくもない平凡な食べ物ですが、私は月に2回ほど作っています。それもいい加減な作り方でした。特に玉ねぎの炒め方が中途半端でした。しんなりして少し透明感が出れば良しとしていました。
というのもどこかの料理人がハンバーグに生の玉ねぎをみじん切りにしたのをそのまま入れて作るという話を読んだからです。作るハンバーグの味がいま一つという料理でした。玉ねぎをあめ色になるまで炒めて入れるのも知っていました。ただ、面倒なだけでした。
それがどんな風の吹き回しなのか、面倒がらずに本格的に作ろうと決心したのです。玉ねぎを20分ほどかけてあめ色に炒めたのが功を奏したのか、結果は大成功でした。味にうるさいわが娘が言いました。
「肉の匂いもするしコクがあって美味しいよ」
しかし、もっと美味しいハンバーグ・ステーキが作れるはずですね。私は合いびき肉を使いましたが、牛肉のミンチを使うとか。帝国ホテルの元料理長の村上信夫さんは「ハンバーグの肉は中目の一度挽きがいい。肉は牛肉でも合い挽きでもいいが全体の15%~20%の脂肪があるのが標準」とおっしゃっています。家庭料理ですから、スーパーのひき肉で我慢しましょう。
では作り方
ひき肉500グラムに玉ねぎ1/2個、パン粉カップ1杯、塩、こしょう少々、卵を加える場合は肉1キロに1個の割合。よく練るのがポイント。ケチャップ、ウスターソース、ナツメグなど自由に加える。玉ねぎはあめ色になったら塩・こしょうで下味をつけるのを忘れないで。また、作ったのをすぐに焼くよりも、30分でも1時間でも少し休ませてからの方がいいかも。
私は毎回500グラムを作りますが、玉ねぎ1個、卵1個を入れていました。このレシピからすると多かったですね。肉の風味を残す工夫なんでしょう。
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