今日は「As time goes by時の過ぎゆくままに」を取り上げてみよう。この曲を聴いて真っ先に思い浮かべるのが、洒落た酒場のシーンだ。渋い声と風貌の俳優ハンフリー・ボガードとスウェーデン出身で美貌のイングリッド・バーグマンの「カサブランカ」だ。ドウリー・ウィルソンが歌うのがAs time goes by。
スタンダードの名曲として今も受け継がれているが、もともとは、1931年にシンガソング・ライターのハーマン・フップフェルド(Herman Hupfeld)が、ブロードウェイ・ミュージカル『エブリバディズ・ウェルカム』(Everybody's Welcome)のために作詞・作曲した曲。
この曲は1931年にそこそこのヒット曲となり、ビクター、コロムビア、ブランズウィック・レコード (Brunswick Records) や、安売り店向けのレーベルなどで、様々なバージョンが発売された。
この曲は、上演される機会に恵まれなかった演劇『Everybody Comes To Rick's』に取り上げられ、これが映画『カサブランカ』の原案となった。とウィキペディアにある。
酒場のシーンと霧の空港のラストシーンそれにイングリッド・バーグマンの美しさが蘇る。今、観ても青春の郷愁かもしれないが、なぜか胸が締め付けられるような感覚になる。
それでは「カサブランカ」の1シーンもあるドウリー・ウィルソンとビージー・アデール・トリオのピアノ・ジャズでどうぞ!
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