猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

佐々木 倫子 画集 「動物のお医者さん」

2007年12月20日 11時07分39秒 | マンガ家名 さ行
 

           画集です。コミックスじゃ有りません。

       白泉社 平成3年 (1991年) 5月25日 初版

 最近、割合近いところにまんが専門の古本屋さんを見つけまして。まん○らけ程、初版だ希少本だとうるさくなく、ブック○フより古めの物が揃っていると言う、私にはぴったりのところで喜んでいるんです。しばらく通い詰めたいのに仕事が忙しくて~ 先日これをゲットしました。定価の半分くらいだったかな。

 本編の方は、ご存知動物まんがの傑作にして佐々木 倫子氏の代表作。1987年~1993年、白泉社「花とゆめ」連載、全119話。ドラマ化もされたそうですが、私は気がつかなかったなぁ~。公輝(通称ハムテル)と友人の二階堂の獣医学部ライフ。

 思えば少女まんがとしては不思議なまんがでした。そもそも舞台が北の大地、北海道の大学の獣医学部。教授も変なら集う学生も変わり者だらけ。女の子はいるにはいるが、菱沼さんなんて一見お洒落で普通に見えて獣医学部に来るんだからそれなりに変だし。
 大体恋愛話がぜんっぜん出てこないんですよ。その代わりいろんな動物がこれでもか~~と出てきて動物好きの人なら感涙ものでした。実は私がそうでして・・・一番のお気に入りは ももんが ちゃんでした。はい。
 あっもちろん、チョビは私の永遠のハスキー犬ですよ。いまだにハスキー見ると 「チョビ」 と心の中でつぶやく自分。
 まんが本体は私持っていないので、(昔友人に借りて読んだ) あまり詳しくしゃべれないのです。

 ところで、この画集、ほんっとに画集なんです。
 いまどきなら、おまけまんがとか、描きおろしイラストとか著者インタビューとか、全プレなんとかかんとか付録をつけると思うのですが、(BLコミックス読みすぎ?) 1988年1号の連載第1回目の扉絵から91年のコミックスカバーまでの表紙やポスターやポストカードや、カセットレーベル (懐かしい!) やらレターカード、カレンダー、口絵にカバー袖、扉絵、クッキーボックスのイラストまで・・・あらゆるカラー・白黒のイラストを延々載せてます。最後にそれらがいつ、何に使われたかの一覧表。
 シンプルすぎてあっけにとられましたけど、当時のイラスト集はこんなものだったんでしょうか。

 佐々木 倫子さんは、あと 「おたんこナース」 を読んだだけで、最近の 「月館の殺人」 は読んでないのです。原作付の傑作推理サスペンスと言うことだし、絵柄もずいぶん変わっているようで、ちょっと読んで見たいかも。
コメント (14)
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