猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

COMの中の あすな ひろし ① 「美女ありき」

2007年07月02日 17時25分13秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
            COM 昭和43年(1968)9月号掲載

 まずは、2001年3月に惜しまれつつ亡くなった 漫画家あすなひろし氏のディープなサイトをご紹介。 シネマるマンガぁ?byちゃとと (左にブックマーク有り) のちゃととさんに教えていただき、時々読みに行ってます。エッセイ・プロの方の中の みなもと太郎氏 のインタビューなんて、ああ深すぎる  

     あすな ひろし 追悼サイト


こちらでは作品も読めますので、ぜひぜひ行ってその才能の片鱗をご覧あれ。私大好きでした。      
             ↓

     あすなひろし傑作短編集

 

 なんとあすな ひろし先生、COMに2度目の掲載はギャグマンガなんですよ~~ ストーリーまんが家によるギャグまんが集 ② の中です。

 正調あすな節・大悲劇 と銘うたれてます。


 あらすじ

 産院でそわそわ子供が生まれるのを待つ男。

おぎゃあ

 元気な女の赤ちゃん誕生  おっぱいを元気に飲むあかんぼ。ちゅっちゅくちゅっちゅく………。
 もういいでしょ ? 母が言っても聞かずに、ちゅっちゅくちゅっちゅく………。母はげっそり、ばったり。

父 おまえ !


 誕生の日、母死す。美女と名づけられ、スクスクと育ちすぎ美しくもならず…。

 少女時代は車にぶつけられても車が壊れ、ちょうちょを取ろうと木をなぎ倒し、バカ力発揮はこの時代から。

 そんな君が ぼく好きなんです。

 と、恋人登場。そんなことおっしゃって、と振り払ったら投げ倒された恋人すでに即死。余った力で電柱を倒し、恋人の上に…。それでも足りずにトラックを転げさせた彼女、悲観して3日後 華厳の滝 に身を投げましたとさ。

                                  


 そーんなに内容にゲラゲラというわけではないのですが、あすな氏のギャグ調の絵柄は可愛いのですよ~。もっとこの絵でいろいろ描いて頂きたかったです。

 他には、望月 三起也氏、佐藤 まさあき氏、平田 弘史氏が載せていますが、平田氏のが完成されていて面白かったです。

コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソニービルの怪人 | トップ | ふたつの 「バビロンまで何... »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トミー。さま (ケリー)
2007-07-05 22:22:39
 ご返事ありがとうございます。
 あすなひろし先生以外も楽しみにしています。
返信する
持ってるんですね。 (トミー。(管理人))
2007-07-05 09:46:31
 miki 様
 わー、私大好きですなんて言ってて、実はあすな氏のコミックス一つも持ってないんですよ。子供のころマーガレット派だった私がよく紙上であすな氏の作品を読んでいた、というだけで。いまやマンガ喫茶にもないから貴重なコミックスだと思いますよ~。
 再販ものがぽちぽち本屋でも見かけられますが、この間見たものは触手が動かなかった。大判のイラストっぽいものだったので。

 インストールを途中で挫折しまして…。もう一度やってみよう、出来るかな。
返信する
あすなひろし (miki)
2007-07-04 22:50:59
こんばんは
あすなさん、たしかに知らない人多いかもしれません。私もよくは知りません。
コミックス作品数が少ない気がします。
私の時代で、チャンピオンに連載されていた、「青い空を白い雲がかけてった」が最もポピュラーでしょうか・・
その他、哀しい人々、サムの大空、風と海とサブ、白い星座・・は所有しています。

話変わりますが・・
アクティブXは、詳しくは無いですが・・不正アクセスの観点から、ウィンドウズXでは、規制していますが、フラッシュプレイヤーなどの動画を楽しむためには、インストールが必要です。
あすなひろし傑作短編集のそれは、アドビショックウェーブなので安全だと思いますよ。
私もインストールしましたけど・・

それでは、またよろしくお願いします。

返信する
私も家では。 (トミー。(管理人))
2007-07-04 15:39:59
 夜様
 実は私も、自分の家のPCでは見られないのです。なにかソフトをダウンロードしないと見られないようなのですが、私もPCは弱くて…。どなたかパソコン詳しい人に聞いてみてください~~(泣)

 短編集の方は静止画像だけじゃ無くて、動きや色がついたりしてよくできていますよ。
返信する
始めまして。 (トミー。(管理人))
2007-07-04 15:33:45
 ケリー様
 初コメントありがとうございます。初めての方、嬉しいです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 私も、50過ぎてマンガ喫茶行ったりする人っているのかしらと思いながら、マンガ読みはやめられず、ネットを始めたら結構同じ趣味の方がいるので心強く、マンガ道邁進している次第です (笑)
 ひっそりなんておっしゃらず、ここには私よりずっとマンガに詳しく愛情たっぷりの同年代の方々がいっぱいいらっしゃいますので、どうぞどんどんコメントを残していって意見を戦わせて行ってくださいませ。又、私の知らないことや記事の中での間違いや気がついたことなどもお願いいたします。

 今後もバカのなんとかのように COMの中の作品たち は紹介して行くつもりです。もちろんあすな氏もですが、でも9編くらいしかないんですよ(泣)。
返信する
あすな氏のレタリング (トミー。(管理人))
2007-07-04 15:17:29
 ちゃとと様
 わーい、いらっしゃいまし。お久しぶりです。そちらに伺ってもあまりコメも残さず失礼しています。でも読みに行ってますからね~!
 そうなんです!

>台詞も活字ではなく、先生の書き文字なんですね。

 あすな氏のレタリングの綺麗さは定評有りますからね~。題字や手書き文字がほんとに綺麗で、又本人も好きだったんでしょうねー、凝りに凝った題字を見るとそれだけでうっとりしたもんです。当初は背景も全部自分で描かれていて、印刷後でも細かいのは分かりましたからね~。生原稿なんて見たらドンだけ凄いのか恐ろしいです。

>平田弘史先生の作品もご紹介願いまーす

 はい今、仕事が忙しい時期なので、少々お待ちくださいね。写真は撮りましたから。
返信する
もっと知られている人かと。 (トミー。(管理人))
2007-07-04 14:59:36
 つる様
 私の世代にとってはとても一般的(?)な、美麗な線を描くマンガ家ということで有名でしたので、皆さん知ってる人が多いマンガ家さんだとばかり思っていたんですよ。そうしたら、40歳以降の人にはそれほど知られていないということが分かりまして、これはいかん (遺憾!) と思いまして、少しづつご紹介していこうかと。
 一ノ関 圭氏もそうなのですが、絵が綺麗な方は当然遅筆で寡作、一部同業者やマニアの熱狂的な支持を受けても一般的にはあまり知られない、ということになってしまうのでしょうか。
 私も、あすな氏の作品は、80年以降の少年誌に連載された動きはあっても簡略化された線の作品より、COMや初期の少女誌に発表されたイラストのような美麗な作品たちの方が好きです。
返信する
見れない。。。(泣) ()
2007-07-04 09:04:35
見ようとして、マンガの所をクリックすると
activeXをコントロールして。。。とか言うエラーメッセージが出て
インターネットが切れてしまうのよ~
見たいのに、見れない~~

何故~~!???

この前、インタネット・エクスプローラー7をインストールしたせいかしら~~?
IE6に戻したけど
やっぱり、パソコンがおかしいわ~~
返信する
はじめまして (ケリー)
2007-07-03 21:01:28
 半年ほど前から、笹生那実さんのお部屋からご紹介いただき、ひっそり拝見させていただいておりました。
 この年(たぶん?トミー。さんより年上)になりますと仲々マンガの話が出きる方は周りにいませんので、そおよねえ・・・など思いながら楽しませていただいております。
 あすなひろし先生は現役で読んでいるものもありますが、COMはマニア過ぎて当時手が出せませんでした。トミー。さんのご紹介でCOMにも掲載されているのを知って驚きました。
 「美女ありき」のご紹介をいただいたので、ぜひともその他のCOM掲載作品も載せていただけるとうれしいです。①と書かれていらっしゃるのでを楽しみにしています。
返信する
すみません;; (ちゃとと)
2007-07-03 12:56:48
ご紹介ありがとうございます。恐縮です;
あすな先生がギャグ漫画ですか~♪

ん?正調あすな節・大悲劇^^?どこが?

>もっとこの絵でいろいろ描いて頂きたかったです
そうですねー。画像の1コマだけでも、雰囲気が分かりますね♪台詞も活字ではなく、先生の書き文字なんですね。いいなー。
実は、私、あすなひろし選集をジュンク堂書店に在庫してあった種類、全部買っちゃったんですよ。
今、買わないと絶版になるかも…。と、考えてしまって^^;でも、買っちゃうと安心して、読まないんです。すみません;;

トミーさんのブログを拝見してると、すごーく漫画が読みたくなります。
「あー、私ってやっぱり漫画が大好きやったんやわ」と、心の中がホッコリするような気分。
うちにある漫画本も紹介しますね、なるべく早く(汗)

※リクエスト!平田弘史先生の作品もご紹介願いまーす
大矢ちきちゃまとコラボしていた時期もあったというトリビアを友人から聞いてビックリしていたばかりです^^
返信する
ひょひょぅ~~~ (つる)
2007-07-03 11:37:27
あすなさんがギャグマンガを!

珍しいものを拝見させていただきました、ありがとうございます。

とはいえそんなことが言えるほど知らないんですけどね…だけどとても美麗な画面を創る方のようなので「ギャグ」っていうのは意外。

私はやっぱり24年組から入ったのでそれ以前の方々に詳しくないのですが、あすなさんと坂口尚さんの作品はもっと読みたい…今現在ツマンナイ本とツマンナクナイ本の積読で雪崩が起きそうな分際で言えた身分じゃないんですが。。。ああ、書庫付きの邸宅と多額の現金と果ての無い寿命が欲しい、ボケてない脳と。

みなもとさんの記事も読ませていただきました、みなもとさんもです。

あすなさんは何作か雑誌で読んだ事があったけど当時の私にはやや古臭く感じられ、夢中にはならなかったけど印象に残る方でした、特にやはり絵の華麗さが。当時はもっと可愛らしい絵を求めていたところがあったので「好き」というのとも違ったのですが、画面が印象に残り作家名はすぐに覚えたのでした…お話は地味でやはり「好き!」にはならなかったのですがあの「あすな調」の絵柄は印象深くて。風になびく髪の印象とかが。とても美しい流れですよね。当時牧美也子さんの絵が似ているように感じられました。
文月今日子さんがデビューされたとき、編集部内で『あすなさんのアシスタントか、いずれにしろあすなさんに強く影響を受けた人』と思われていた、という話を読みました。文月さんの華麗な線も好きでしたが気づかなかった、そういえば男の人の遠景なんかソックリ。線の丁寧さは全然質の違うものに感じますがどちらもそれぞれに好きです。
返信する

コメントを投稿

まんがエリートのための雑誌 COM」カテゴリの最新記事