猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

新 歌舞伎座 

2013年09月21日 19時32分24秒 | お出かけ・旅・美術・博物館


        ↑ 上まで収まりませんでした。(泣)


元在籍会社の元同僚2人と、新しくなった第5期歌舞伎座に行ってきました。
と言っても、建物の周りを見て、タワー5階にある歌舞伎座ギャラリー(有料500円)と屋上庭園を見ただけです。
一幕物でも見ようかと思ったのですが、みんなでしゃべりたい方が勝ちました。(笑)

歌舞伎座ギャラリーでは、「歌舞伎 秋の彩り」として、9月12日(木)~12月1日(日)まで、歌舞伎にまつわる秋色が一堂に集められており、貴重な衣装や生まれ変わった歌舞伎座の映像コーナーなど、見所いっぱいでした。
内部は写真禁止なので、文字で説明を。

6つのコーナーに分かれており、

1. 秋のおもいで
第4期歌舞伎座のパンフレットの表紙の中で秋の興行分9~11月のもの116点が集められています。
壁一面に飾られた絵は、日本画の大家ばかりで、名前と絵を見比べるだけでも楽しい。

2.ミニシアター
2作品有るらしいですが、私達が見たのは「新しい歌舞伎座」。
生まれ変わった第5期歌舞伎座の劇場内や楽屋、奈落、セリの様子など、普段は見られない場所を見せてくれます。
「秋色の歌舞伎」という作品は秋をテーマにした歌舞伎作品のダイジェスト映像らしいです。

3.「玉兎」の世界でお月見
舞台で使われる背景画と薄などを見せてくれます。
今回は歌舞伎舞踊「玉兎」の世界。

4.「菊畑」に遊ぶ
こちらも背景画と菊の花壇、衣装の展示
身分を隠して屋敷に身を置く美少年虎蔵、実は牛若丸(後の源義経)なのです。

5.紅葉色づく、「紅葉狩」
大きな展示室には、舞台が。
その背景画は歌舞伎舞踊「紅葉狩」のものです。
「歌舞伎 秋の彩り」展の為に大道具方が制作したものだそうです。
制作過程を紹介した映像も展示しています。
「紅葉狩」は、信州戸隠山の鬼女伝説を題材にした歌舞伎舞踊です。
戸隠で紅葉狩中、美女 更科姫 と山中で出会った 平惟茂(これもち)。
したたかに酒を飲み、つい寝入ってしまった惟茂を狙う 更科姫 (実は鬼女)。
惟茂の運命や如何に !
実際の舞台で使われる衣装、鬘、小道具など舞台の上に展示されています。

6.想い出の桧舞台
この木挽町ホールの舞台に使われている檜板は、第4期歌舞伎座で使われていた檜板を磨いたものだそうです。
よく見ると黒い穴がいっぱい開いています。
これは舞台セットを立て込むときに大道具方が打った釘の跡なんだそうで、そう思って見るとただの穴にも歴史を感じます。


ギャラリーを出て屋上庭園をぐるっと廻り、5階から4階に降りて壁に飾られた名優達の写真を眺めつつ歩を進めると、歴代歌舞伎座の模型が展示して有りました。




  ↑ 前の第4期歌舞伎座。天井が開けて有り、中が見えるようになっています。





  ↑エレベーターの前には、假屋崎省吾氏の作品が。
道の向こう側で何かやっている模様。これは造花でしたけれど。

   假屋崎省吾氏ホームページこちら → Shogo Kariyazaki | 假屋崎省吾


その後、中年(もう老年か?)女子3人組はかしましくも銀座を闊歩して、銀座コリドー街にある、安くてボリュームたっぷりで有名なすし屋 「梅丘寿司の美登利」さんへ。
「超特選握り」を食べてお腹いっぱい。

美登利さんのホームページはこちら お腹空いているときは見ないで ! → 梅丘寿司の美登利総本店

その後は喫茶店に場所を移して喋りまくり、日頃のうっぷん晴らしまくって帰りましたとさ。(笑)



     早くも年内にもう一度女子会やろうと相談がまとまったトミー。達(笑)



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3 コメント

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銀の塔 (どげんか)
2013-09-27 06:44:30
さすが、トミーさん、よく御存じですね。

そうそう、わざわざ行って食べるなら「銀の塔」

普段使いのランチなら「エルベ」かな?

昔は、シチュー通りなんて言われてたんだけど…
返信する
入院体験 (トミー。)
2013-09-25 23:10:58
どげんか様
入院体験でも、面白かったのですね。
うーん、どげんかさんのポジティブさが救いです。
歌舞伎座の窓からナイルレストラン見えました!
ここにあるのか~と思いましたよ。
私のここいら辺のお薦めは、シチューの「銀の塔」です。
あ~、行きたくなってきた~ !

私も海老蔵の襲名の時、3階の安い席から見て以来の歌舞伎座でした。
もう少し頻繁に行きたいもんです。
返信する
しばらく行ってないなぁ (どげんか)
2013-09-25 12:06:53
このあたり、懐かしいです(^^)

私、20数年前、近くの某広告代理店に常駐していたことがあって、
大きな世界的イベントの手配で、
1週間ほど寝ずの缶詰め状態で働いている最中にぶっ倒れ、
歌舞伎座の真裏にある「木挽町医院」に救急搬送された
ことがあるんです(^^ゞ
まぁ、幸い 命をとりとめ今に至っておりますが(笑)

この界隈は、江戸時代は「木挽町」と言われていました。
木挽き職人が多く居住したことからつけられたようですが、
今では歌舞伎座の通称としても使われることがありますね。

しばらく入院しましたが、なかなか面白かった。
はすっぱの歌舞伎役者さんが衣装のまま
注射を打ちに来たり、
近所のナイルレストランやシチューのエルベなんかでは
やはり平気でどうらん塗りたくったまま、
ランチを食べていたり(^^)

面白かったです。

あ、この木挽町医院の先生がとってもやさしくて
良い先生で、今でも活躍していらっしゃいます!

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