⑤は最初にアップ(2月16日)したので抜いて⑥です。
表紙は 樋口 太郎氏 特集は 「新鋭まんが家3人集」 となっています。表紙見返しは 石森(当時)章太郎先生のイラストとポエム、懐かしいSHOのサイン。
ポエム引用します
ハートを頭に移植して描いてはいけない
掲載順にネタバレです。
1. 作 並 構成 みやわき 心太郎 ハートコレクションNo.「あざみ」
兄の恋人雅子にほのかに憧れている高校生の敬二15歳。兄は雅子と結婚するつもりだったが、父親に政略結婚を強制される。父の会社がつぶれて500人の従業員が路頭に迷わないようにするためだ。苦悩する兄だったが他に道はなかった。雅子を避ける兄。
敬二は雅子を慰めているうちに姉弟のように仲良くなる。雅子と敬二が一緒に撮った写真を見つけてしまった兄は雅子に受験の迫った敬二にかまわないように伝えに行く。それは自分の恋心も封印する行為だった。
無事受験に受かった敬二が真っ先に雅子に知らせようと走る道で、引越しの荷物とともにトラックに乗る雅子が一瞬すれ違うのだった。
2. 宮谷 一彦 「第四間戦期に生きて おとうと」
先に他誌で発表した 「風に吹かれて」 の続きということで、私にはあまりよくわからない話でした。鑑別所にて、少年たちが話をしている。
「前の部屋で一緒だった元映画の子役だったやつがね、雨降りに通行人がいるときを見計らって、おっかさ~んて叫ぶのを楽しみにしてんだよ・・・」
3. 青柳 裕介 「梅雨の終わりに・・・・・」
同じアパートの小学5年の少女 すず と仲良くなった一人暮らしの青年 涼。すずは母親と二人暮しだが母親が旅館の仲居の仕事をしていて忙しく、すずをかまってあげられないらしい。
お兄ちゃん、お兄ちゃんと慕われて一緒に過ごすうち、母親に告げ口するものが現れて・・・。涼を慕う食堂の女店員も絡んで、少女の大人顔負けの気持ち、涼の本当の気持ち、母親の心配などが丁寧につづられていく。涼は女店員に あの子を女として見ていたんでしょ、と言われても言い返せない自分を見つけた。涼はアパートを引っ越すことにした。
成人してすばらしい人に求められ幸せになっておくれ。でも思い出しておくれおぼえてておくれ、遠いあの日のことをほんの少しでいいから。
月締めが忙しくなってまいりました。今回はあらすじだけにて失礼します。でもまんがは読んでます。萩尾先生 「バルパラ異界」 を読み終わり、今は 吉村 明美 「薔薇のために」 再読中。まんがじゃないけど 「昭和美少年手帖」 なんて本まで読んでます~。アップするのが追いつきません~。
表紙は 樋口 太郎氏 特集は 「新鋭まんが家3人集」 となっています。表紙見返しは 石森(当時)章太郎先生のイラストとポエム、懐かしいSHOのサイン。
ポエム引用します
ハートを頭に移植して描いてはいけない
掲載順にネタバレです。
1. 作 並 構成 みやわき 心太郎 ハートコレクションNo.「あざみ」
兄の恋人雅子にほのかに憧れている高校生の敬二15歳。兄は雅子と結婚するつもりだったが、父親に政略結婚を強制される。父の会社がつぶれて500人の従業員が路頭に迷わないようにするためだ。苦悩する兄だったが他に道はなかった。雅子を避ける兄。
敬二は雅子を慰めているうちに姉弟のように仲良くなる。雅子と敬二が一緒に撮った写真を見つけてしまった兄は雅子に受験の迫った敬二にかまわないように伝えに行く。それは自分の恋心も封印する行為だった。
無事受験に受かった敬二が真っ先に雅子に知らせようと走る道で、引越しの荷物とともにトラックに乗る雅子が一瞬すれ違うのだった。
2. 宮谷 一彦 「第四間戦期に生きて おとうと」
先に他誌で発表した 「風に吹かれて」 の続きということで、私にはあまりよくわからない話でした。鑑別所にて、少年たちが話をしている。
「前の部屋で一緒だった元映画の子役だったやつがね、雨降りに通行人がいるときを見計らって、おっかさ~んて叫ぶのを楽しみにしてんだよ・・・」
3. 青柳 裕介 「梅雨の終わりに・・・・・」
同じアパートの小学5年の少女 すず と仲良くなった一人暮らしの青年 涼。すずは母親と二人暮しだが母親が旅館の仲居の仕事をしていて忙しく、すずをかまってあげられないらしい。
お兄ちゃん、お兄ちゃんと慕われて一緒に過ごすうち、母親に告げ口するものが現れて・・・。涼を慕う食堂の女店員も絡んで、少女の大人顔負けの気持ち、涼の本当の気持ち、母親の心配などが丁寧につづられていく。涼は女店員に あの子を女として見ていたんでしょ、と言われても言い返せない自分を見つけた。涼はアパートを引っ越すことにした。
成人してすばらしい人に求められ幸せになっておくれ。でも思い出しておくれおぼえてておくれ、遠いあの日のことをほんの少しでいいから。
月締めが忙しくなってまいりました。今回はあらすじだけにて失礼します。でもまんがは読んでます。萩尾先生 「バルパラ異界」 を読み終わり、今は 吉村 明美 「薔薇のために」 再読中。まんがじゃないけど 「昭和美少年手帖」 なんて本まで読んでます~。アップするのが追いつきません~。
「あざみ」は昔のマンガに良くあった内容ですが
結局、淡い恋いで終わってしまったのですね
引越のトラックとすれ違いだなんて
その後の敬二君の落胆を想像すると辛いです
「梅雨の終わりに」も、それぞれの思惑が絡み合い
切なさが増します。特にタイトルから考えるに…
雨のシーンが多そうで(笑)
これからバルバラですか~
つい、最近読んで記事UPしました
トミーさんが記事を書いたらトラバさせて下さいね~
私の記事は…実は…難解過ぎて…逃げてます(笑)
楽しみに、のんびり待ってま~す