レスキューBは・・・
ご存知のとおり、迷路を進んで被災者を発見する競技です。
HPに成績な成績が掲載されていたので、再度きれいなのを貼り付けておきます。
これを見ると・・・成績の差が激しいですよね。
日本大会って、全国から選抜された優秀なチームが参加する大会ですよね。(笑)
それで、0点っていうのは、ちょっと・・・マイナスが無いのは素晴らしいけど・・・
まあ、いろいろな事情があると思いますが・・・
レスキューBでは
①迷路を進む
②黒の領域に入ったら戻る
③被災者を発見する
④スタート地点に戻る
単純に言うとこんな感じですね。
競技としては最低限①~③が必要です。
そして満点を出すためには、④が必要です。
そして④をするためには、マッピングが必要です。
(「マッピング」の定義が明確でないので、マッピングしなくても満点が取れる・・・という意見があるかもしれません。 要は、自機がスタートした位置に戻ったのか否かが分かる機能があれば良い)
ということで・・・マッピングをするチームが増えてきました。
満点を目指すのは良いことです。(というか満点を目指してください)
でも、一番最初にやらなければならないのは、①や②ですよね。
まず、ロボットは迷路の中を進める、それから被災者を発見する。
レスキューAでは、3回競技進行停止をすれば、先の部屋に進めます。でも、レスキューBでは、100回競技進行停止をしても、先の部屋にワープすることはできません。
マッピングをして満点を目指すのは、ちゃんと迷路を進めることができてから、だと思います。
で・・・さらに
⑤正確に・・・
⑥確実に・・・
と続きます。
まあ、私の意見としては・・・
競技会の数日前にロボットが完成したり・・・競技会当日にハンダ付けしているようでは、(動くかもしれませんが)完璧に動くことは期待できないと思います。
③まで(または④まで)をこなした後に、⑤⑥をじっくり時間をかけましょう。
「動く」ことではなく、「正確に動く」ことを目指して欲しいです。
それと、日本大会なんだから・・・
まともに動くロボットに参加して欲しいです。
少なくとも・・・最初の部屋を出よう。
関東ブロックは、もともとレベルが高いので、高度なことを期待しちゃうのかもしれませんが・・・
ロボカップのチームはプロジェクトです。
メンターやリーダーは、しっかりとプロジェクトのマネジメントをして欲しいです。
プロジェクトの成功は、QCDです。
つまり、Q(Quality)、C(Cost)、D(Delivery) ですね。
Cは、チームそれぞれの事情があるでしょうが・・・
Qを向上させるためには、きちんとDの管理をしなければなりません。
あらかじめスケジュールの中に⑤や⑥を見込んでおくべきだと考えます。