都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田の周りの歩道橋

2013-02-22 06:05:09 | 都市開発

 都市計画都市再生特別地区に大深町地区(梅田ヨドバシ)が追加され、ヨドバシ梅田のⅠ期とⅡ期とも容積率1,250%、壁面線や高さ制限が規定された。( http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/0000203/203451/20130206press_tokku_keikakusho-setsumeizu2.pdf  

 建物の周りにはデッキが整備され、JR大阪駅、グラン・フロント、阪急梅田駅などをつなぐリングとなるようだ。<o:p></o:p>

 デッキは回遊路となりそうだが好きではない。地上の横断歩道やガード下、路地などが好きだ。梅田は北がデッキ、南が地下街となり歩車分離はできても街並みや地上の散策を楽しめない特異な構成だ。その他の、東通商店街やお初天神商店街はアーケードとなっており、銀座の中央通や青山通のような普通に歩ける街がない。<o:p></o:p>

 これは大阪の夏がとても暑く、地下か庇がないと歩けないからかもしれない。しかし歩ける、ぶらぶらできる街は楽しい。京都の町にはそれがある、だから観光の集客も見込める。大阪・梅田駅の商業集積はより拡大したが、街のアメニティはどうだろうか。福島や中崎町という自然発生的な路面街の発展が補完するかもしれない。<o:p></o:p>

 新聞に大阪駅周辺で延長4km100円バスやレンタ・サイクルの記事があったが、回遊性はあくまで「ぶらぶら歩き」だ。バスは移動手段であり、待つ手間と自由がない。レンタ・サイクルでは歩道の通行、信号の通過に課題がある。先ずは自転車道と自転車信号整備と思うがどうだろうか。<o:p></o:p>

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 北ヤードの残りには是非、緑と歩いて楽しい街並み型の商業集積が欲しいものだ<o:p></o:p>

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コメント
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