都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

かみなり中華そば店(大阪 長居):近代化された永福町大勝軒のオマージュ、もっと都心に欲しい

2019-12-15 02:35:27 | 食べ歩き

 寒風の中、待って口開けに。ワンタンメン(小)950円にする。店内は清潔で、永福町大勝軒と同じくらいきれい。ステンレスのお盆に丼とレンゲがのってくるのも似ている。

 

 ストライク軒の めとき など東京の名店のオマージュが関西で多い。こちらも、スープは、カメリア・ラードも膜を張る永福町大勝軒スタイル。中心に鳴門、周りに白葱、細目のメンマと煮込んだ固めのチャーシュー2枚、ワンタン4個で東京を感じる。

 スープは、煮干し、鶏などに野菜を感じる旨みと厚みがありしかも、さっぱり切れが良い。麺は低加水で固めだがうまみがある。みっしり麺が入っていて、中にしなくて良かった。本家の草村はもっと、しなやかだったように思う。(代田橋にも大勝軒があった)

 わんたんは、餡が小さ目で衣が多め。生姜味で楽しめる。

 チャーシューは、今流行りのレアチャーシュ―の対極で、しっかりタレで煮込んだ薄目の固め。噛みしめるとうまさが出る

 メンマは細目でうまい、これは追加した方が良かった。本家でなく銀座の復活した伊東屋の裏、JRA近くの共楽に似ている。

 東京の名店のお味が大阪で楽しめるのは良い時代だ、都心にあればと思う

 食べた後、煮干しの香りが口の中に残る。40数年前、代田橋に住んでいた頃、この近くの友人の下宿に遊んだのを思い出した。駅前には、とん太郎というとんかつ屋があり変わりとんかつをよく食べたのも懐かしい。

 それくらい、洗練されて似ている

コメント
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