都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

西陣 ゑびや(京都):西陣の胃袋基地は気働きも心地よい

2024-02-20 02:26:04 | 食べ歩き

 一度行かなければと思っていたが、晴れの暖かい日に口開け狙い。と思ったら入れ替わ10:55にごちそうさんと出る方と入れ替わりになった。

 この辺りは平安京の北、住所も「京・大宮五辻上ル」とある。平安京の衣装部だった西陣は職人が働く街だ。下京(鉾町など)は流通の街だ。

 お願いしてかき揚げ丼と中華そばのミニセット(1,150円、なお、わかめそばなら1,000円)にした。

 相席も了解、気働きのできる若女将が馴染との挨拶など場を和ませる。11時から来店があり馴染が多い。前のお兄さんは日替わり(950円)のトンカツそばセット。

 10分程待ち、大きなかき揚げ丼のセットが来る。かき揚げは牛蒡、人参などに小海老がたくさん入っている、その上に卵とじの玉葱がのる(アレルギーで取り除く)。大きく固いかき揚げは確かにとじ物と混ぜて柔らかくするのが合理的だ。
 小皿に牛蒡のたいたんとてっぱい。これはうまいな。お漬物も2種類、客の年齢に合わせ刻んである配慮も良い。

 中華そばは、古典派。油が浮かぶ上に胡椒、小口の葱が多い、もやし、厚めのチャーシュー1枚(うまい)、スープは蕎麦の出汁にチャーシューなどが応援している、あっさりで奥行きはない。

 お店の雰囲気が良く、こういうところに通いたいと思う。しかも安い、西陣を支える胃袋基地だ。

 お腹一杯になり、五辻の昆布や京都西陣 ベジサラ舎 を見てぶらぶら、楽しい。西陣は下京とちがう町並みや営みがある

コメント
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