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国債利率の正常化と預金の金利に期待

2025-02-21 02:44:30 | マクロ経済

 金利が上がる、現在10年国債にて1.3%超( https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl20&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_ActionID=DefaultAID&burl=iris_indexDetail&cat1=market&cat2=index&dir=tl1-idxdtl%7Ctl2-JP10YT%3DXX%7Ctl5-jpn&file=index.html&getFlg=on )の状況となり、日銀の政策金利( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E7%AD%96%E9%87%91%E5%88%A9 )継続的利上げ(1%までは上げる)を聞き、インフレが2%ならば、2%を越える水準となろう

 というのも、名目金利が2%以下ならインフレ率を下回りマイナスの実質金利を継続し、「借りた方が得」または「預金しても目減り」の状況から脱却できないからだ

 いままでは、デフレのため0%の金利でも実質金利はプラスであった

長期 https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je12/h06_cz0303.html 

短期 https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=79627?site=nli 

 現在は、実質金利マイナスなのが良く分かる、そのため日銀としても2%よりも10年国債を利上げすべく、政策金利の利上げ誘導を継続する方向に転換した

 

 そのため、銀行の定期預金利率が1%(1年物)近くになっているが、更に上がると予測される、また国債も利上げとなり、国の借金1,317兆円の利払いは増え、純民間金融資産残高(1,365兆円:民間金融資産残高2,043兆円―負債残高678兆円(住宅ローンなど))、負債の利子も増えるため、国家から民間への所得移転となる

 30年ぶりにやっとまともな金融になりつつある、アベノミクスの安倍と黒田はまやかしだった、①民間から政府への金利負担軽減の贈与、②政府の国債償還(借金返済)の予算低減、③株との鞘取りが大きくなり株価が上がる、また海外工場での利益は円安で膨らむため決算が見かけ良くなりさらに株があがる、④ゾンビ企業の保護 などがあった

 また、低金利は円建て資金での我が国不動産の海外企業買収の要因ともなった、さらに、異常な円安を招いた(私見では¥/$:65あたりが妥当と思う)ドル建てのGDPは半分以下にしか評価されていない、

 インフレのなか、金利で少なくとも目減りは防ぎたいと思う


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