自転車とオーディオが好きだが、商売にするつもりは無い。趣味とはそのようなものである。<o:p></o:p>
最近、良いユニットが販売され、ネットワークもTSパラメーターで定数管理できるようになった。(昔はカット&トライ)スピーカーが安く出来るため自作も多い。結構なことである。しかし、私自身はやろうとは思わない。良い出来合いのものを、線材やネットワークの部品交換はするが、一からはから組まない。それは、可変要素が多ければ多いほど、手を加え「音を聞く」になり「音楽を聴く」になりにくいからである。また、際限なく改良したくなりどうも音楽を聴く時間が少なくなる。定評ある会社の製品を改良するくらいがアマチュアの特権であろう。最近はスピーカーのレベル調整、アンプのトーンコントロールも少なくなっている。20年前くらいは、アンプでもつまみの数を競っていたものだ。<o:p></o:p>
CDやLPは色々会社の録音で音が違う。これを聴き分けられる音が楽しめる。CDを数千枚持っておられる方が多いが、年間200枚でも毎週4枚聴く勘定になる。そんなに時間があるのか。(もちろん手持ちも聴きなおすだろうし。CDでも「全集」買いなら安く枚数がいくが)最近はできるだけ音を楽しみたい。<o:p></o:p>
別のやり方では、到底採算に合わないものを楽しむのもアマチュアの楽しみだ。例えば、昔の自転車に手間を掛けて再生させるなどである。(もちろんショップに頼む手もあるが、楽しみが去り、懐は淋しくなる) がんがん走ればよいではないかといわれれば、その通りであるが、違う自転車で同じ場所を道を替えて訪れるのもよいものである。自転車でも綺麗なフルオーダーのお値段は軽く軽自動車位し、色々な部品、取り付け角度、寸法に流儀がある。こういうのは「床の間自転車」とも言われ観賞用とされるが、やはり使われて、ちょっとやれた位の手入れの良い自転車が美しいと思う。これが結構手間が本当にかかる。5台の自転車でも、タイヤ、ケーブルの取替え、ホイールのフレ取り、サドルの手入れなどまとめてやると2,3日かかる。それでもやり終えると自転車が「さっぱりしました!」という感じで良い<o:p></o:p>
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