年末に作って、年頭に発送した挨拶カード(実はクリスマス・カードでも年賀状でもない)
小正月も過ぎて、超遅れて、性懲りもなく今頃アップいたします
表紙=表=外側
一応、古い帆船(のつもり)を描いてスキャンし、簡単フォトショップで稚拙加工したものをプリントアウト、紙に貼ったものです。
内側
園芸はいいものだと思いつつも横着でノータッチの私ですが、
カレル・チャペックのエッセイ(日本語版「園芸家12ヵ月」)は私の大好きな本で、特に、ここに引用した最後の部分が好きです。園芸家だけでなく、実は誰もが未来に生きているのだと思います。だから新年を祝うのではないでしょうか。今年が良い年であってほしい、来年は更に良くなってほしい・・・
過去ほど良いのなら、新年が来るたびに「ご愁傷様」です。
「ありがたいことに、わたしたちはまた1年歳をとる」という部分には、「やれやれ、また無事に生き延びた」というささやかな喜びと「やれやれ、また1年老いたな」というかすかな悲哀が適度にミックスされ、とてもヒューマンな味わいを生み出していると思います。
この本はエッセイの古典とも言うべきもので、今も多くの言語で読まれています。
愛読書としている人たちは園芸家ばかりではないでしょう。
ドイツ語版
日本語版
日本アマゾンで入手可能です
一時チェコ語を勉強した頃、「チャペックの原文」を目指しましたが、もうとっくに諦めの境地
チャペックの本では「
ダーシェンカ」や「
山椒魚戦争」も好きです。
ヤナーチェクが作曲したオペラ「
マクロプロス事件」も印象的です。
そのうちアップするかも・・・ 乞無期待
無駄なおまけ
帆船の絵はフォトショップ加工なので、かなり多くのバリエーションがあります。
その中から2つアップ。
台紙にも数色バリエーションがありますが省略