みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

エボラノミクス

2014-10-26 | その他

ちょっとご無沙汰ですみません



全然見たくもない最近の嫌な主役エボラ



遂に「エボラノミクス」という言葉が出てきましたね 
エボラ経済学とでも言いましょうか
私はLRB(ロンドン・レビュー・オブ・ブックス)の最新号で知りました。

つまり
「病気で犠牲になるのが貧しい人間だけで、患者数が限られていると製薬企業にとっては二重のリスクである。この両面からエボラ治療薬開発への投資は、収益の見込みのない悪い投資ということになる。」

これを、ブラックジョークにしたのが「ジ・オニオン」の見出しだそうで…

Experts: Ebola vaccine at least fifty white people away.

「専門家:白人が少なくとも50人亡くなればエボラのワクチンが登場する」(エボラ騒ぎの現状に対する先鋭な風刺)

もちろん、ブラックジョークですから「専門家の発言」などというのも無視していいのですが、このジョークの背景であるヨーロッパ中心主義あるいは白人中心主義には大いに怒りましょう



  

LRB最新号エボラ記事の筆者ポール・ファーマーについては英語ウィキをご覧ください。
LRBのホームページ
エボラノミクスという見出しのザ・ニューヨーカーの記事


 今日の蛇足

10月26日はオーストリアではナショナルデーという祝日なんです。ところが日曜と重なっても振り替え休日制度はありません
25日から26日の夜、26日の午前3時を午前2時にして、冬時間(通常時間)に戻りました。日本とヨーロッパの時差も8時間に戻りました


      


拾ってきた風邪は大したことないのですが、急ぎの仕事で、ほやほや駅の続きは数日後になりそうです

でも、たまーに覗いてやってくださいませ いつも通り乞無期待







ひろいもの

2014-10-22 | かりねこ

ちょっと出歩いたら早速ひろいものをしました。
もっと良いものだったらいいのに、風邪を拾ってきました


それで、この猫さんを見習って寝子します



ウィキ・フリー画像




 今日の怖い蛇足 

21日付けNZZ(新チューリヒ新聞)に載っていた記事

オーストラリアで猫撲滅作戦が実施されているそうです。この可愛そうな猫さんたちは、昔、イギリス人入植者がウサギ撲滅のため導入した猫さんたちが野生化したものです。厳密な記録はないのですが、入植者が放したウサギが増えすぎて困り、猫さんたちが放されたのです。

ところが、オーストラリアは他の大陸から隔絶しているため、オーストラリアにしか生息しない動物たちが沢山いて、その多くは猫さんの食料になる小型動物です。既に多数のオーストラリア独特の小型動物種が絶滅しています。

入植者がウサギさんを放したり、猫さんを放したりしていた時代には、まだ生態系とか環境保護とか持続可能性といった考え方はなく、人間は目先の損得だけを考えたのです。
しかし、今になってオーストラリアにしか生息しない特別な小動物の皆さんも大切な存在であることが明らかになったのです。

全ては人間のせいなのに、結局、猫さんたちが撲滅対象になるなんて…






ほやほや駅

2014-10-20 | そこらへん

去年の秋、地下鉄U2が延長されて新しい終点駅ができました。

どんな駅か見てみようと、土曜日のアラビア語コースの後、足を延ばしました

まだ人気(ひとけ)の少ない若い駅のピンボケ写真です


1)新しいけどガランとしたホーム


2)地下鉄といいながら街中を過ぎてからは高架線

遠くの白い線が高架線

3)階段のほかにエレベーター

大半の駅はエスカレーターもあるのですが、そのうち追加されるのか?

4)下へ降りて振り返ったところ


5)建設物流センターという出口を出ると…


6)…なんにもありません


7)まるで砂漠みたい


8)高架の向こう側もなんにもなさそう


9)高架をくぐって向こう側


10)もう一度駅の中を通って…


11)…向こう側に出ます




さて、何があるでしょう 続く でも乞無期待







市営ホーム

2014-10-17 | おきにいり

祝福を待つ犬祝福のとき村の祝福に続いて更にもう一度      

当日、動物支援団体のスタンドでもらったパンフの表紙と次の2ページをスキャンしました









上の写真の女性は以前にも登場しました。環境保護・動物保護担当の市会議員なのです。




これまでにもNPOの運営する動物さんたちのホームは幾つかありますが、このプロジェクトは、動物さんのためウィーン市による市営ホームを開設しようというものです。
色々な事情から「ホームレス」になる動物さんたちにマイホームを提供するのが目的で、また色々な事情からペットを飼えない人が会いに行ける場所と機会も提供しようというものです。
現在、資金カンパ・キャンペーン中。私もカンパしてきました



 今日の蛇足

西アフリカ数ヵ国でエボラ出血熱が大流行し始めてから、もう8ヵ月、最初の兆候からは10ヵ月も経つというのに、アメリカで2次感染が確認されて漸く、欧州連合で対策会議が行われました。「どうせ遠いアフリカのことだ」とたかをくくっていたのでしょう
かく言う私も、欧州連合では、てっきり既に対策が検討され実施されているものとばかり思っていました

ウクライナとロシアの紛争が続き、ロシアの天然ガスが西ヨーロッパへ来なくなるのではと危ぶむ声もあります







村の祝福

2014-10-15 | おきにいり

前々回前回の「動物への祝福Tiersegnung」は「動物のためのミサTiergottesdienst」とも呼ばれ、カトリック教会の伝統です

それはアッシジの聖フランチェスコから始まります。彼は清貧をモットーとし、動物たちにも説教したことで知られます     


ウィキペディアの「アッシジのフランチェスコ」から引用
フランチェスコが求めたものは異端を帰順させたり、いかがわしい聖職者を断罪することではなく、ただ神を讃美し、小鳥やオオカミなどをふくむ神のあらゆる被造物を自分の兄弟姉妹のように愛し、福音を伝え、単純と謙譲の道を歩むことであった。フランチェスコは、ウサギ、セミ、キジ、ハト、ロバ、オオカミに話しかけて心がよく通じ合ったといわれる。魚に説教を試み、オオカミを回心させた伝説が知られ、とくに小鳥に説教した話は有名である。

聖フランチェスコ(サンフランシスコ)はカトリック教会とイギリス国教会で特に敬愛され、従って、動物に祝福を授けるのも伝統になっています。一部プロテスタント教会でも、動物への祝福は行われますが、色々賛否の論議があるようです。

以下ウィキ・フリー画像

小鳥に説教する聖フランチェスコ

アッシジの聖堂にあります、私も見て感動しました

聖フランチェスコが来ていた服


当時の人にはボロに見えたでしょうが、現代の我々が見るとモダンアートみたいで、ほとんどファッショナブル


さて、シュテファン広場での「動物への祝福」は街中なので、集まったのは全てペットさんたちでした。
YouTubeで見つけた、村の教会での祝福をご覧ください 仔山羊さんがいます





 馬さんについての蛇足 

シエナのものが最も有名なパリオでも、競馬の前に馬さんたちが祝福を受けます






祝福のとき

2014-10-13 | かりいぬ

前回の待機時間の後、ついに「祝福のとき」がやって来ました 
またピンボケ写真を並べます


1)司祭さんの登場


2)ミサのようにお祈りもあります

動物さんたちが疲れないよう短時間です

この広場では法的規制で、馬さん牛さんなど大型動物が来られないことの説明もありました。

3)人々と犬さんたち


4)


5)犬さん猫さんの写真を持った子もいます


6)ゴールデンさん、じっと飼い主を見つめています


7)ひとわたり祝福を授けます


8)これで終わりではありません


9)賛美歌の合唱にあわせて鳴くインコさん


10)動物支援団体による風船上げ


11)


12)後で「発見した」犬さんたち


日本で英語発音のバーニーズで知られているベルン地方の山岳酪農民犬(ベルナー・ゼンネンフント)は、山岳地帯で放牧されている牛や羊の世話をし、酪農製品を生産する農民(ゼン)のアシスタント犬です。ロットワイラーセントバーナードとも親戚筋。

13)


14)ひょっとすると短毛ジャーマンシェパードの若犬さん?


15)


16)向こうにはペットのため個別の祝福を待つ人たちの列




次回は「動物の祝福」についての「まとめ」です でも乞無期待ネ







祝福を待つ犬

2014-10-11 | かりいぬ

日曜の朝にはカトリックの放送(Radio Stephansdom)のミサ中継をBGMにしています

前の日曜日、ミサの後のお知らせの時間に「今日15時からTiersegnung(動物への祝福)があります」。初めて聞きました
これまでもあったのに気がつかなかったのでしょう。聞いてしまえば行かねばならぬ

15時10分前くらいにシュテファン寺院前の広場に到着。待機中のピンボケ写真を並べます


1)管楽器の人たち…見つめる坊やが可愛い


シュテファン寺院では定期的にミサがあるので、専属のオーケストラとコーラス、ソリストが出演しています。この人たちも、そのメンバーでしょう。

2)きれいなダルメシアンさん


3)だんだん人が増えて…立派なゴールデンさん


4)プードルさんとスパニエルさんらしい


5)ビーグルっぽいけどMixさんかな


6)小柄だけど盲導犬みたい(あるいは訓練中?)


7)チワワさん?飼い主とともにダイエットが必要かも…


8)ダックスさんのカップル


9)既に登場の方々…人も大分増えました


10)広場の様子


11)こういうイベントでも、万一のため警官待機


12)動物支援団体の人たちも装備完了


13)抱かれたダックスさん


14)ミニチュアシュナウザーさんらしい


15)ワイアーヘアード・フォックステリアさん


この頃になると人が増えて、後の人の邪魔にならないよう座り込みましたので、犬さんたち目線になりました

16)広場の上の空



猫さんとかモルモットさんなどはキャリア入りなので、目に付きませんでした。


これからミサが始まります…続く でも乞無期待






文楽inスイス

2014-10-09 | おきにいり

10月7日付けNZZ(新チューリヒ新聞)に文楽が紹介されました。


タイトルは「人形の舞い‐チューリヒでの文楽公演」


写真の部分をちょっとアップ


記事の内容は、当然のことながら、先ず文楽とは何かの説明です。でも日本人には必要ない(こともない)のでウィキ記事をご覧ください。

記事によると、文楽はめったに外国では上演されません。それは、太夫、三味線、人形遣いの厳格な稽古・上演プランがあるためだそうな。
今年は日本・スイス国交樹立150周年に当たるので、その記念として10月11日と12日の2回、チューリヒで公演があるそうです。

演目は「壺坂霊験記」と「本朝二十四孝」と「日高川入相花王」です。全幕は非常に長いので、夫々「見せ場」1幕が演じられるとあります。

いずれも物語は知っていますが、この演目を文楽で見たことはありません 
でも文楽は好きです

文楽は能、歌舞伎とともに、ユネスコ無形文化遺産となっています。
無形文化遺産は、ハードウェア(環境、建物、装置など)とソフトウェア(世代から世代へ伝承される芸能)が揃っていなければなりません。
この両者を守れるのは、その文化遺産が生まれ発展した国だけであり、全世界に対し保存・継承の責任を負っていると言えるでしょう。

世界一の健康食と言われる伝統の日本食もユネスコ無形文化遺産です







やや秋の庭

2014-10-07 | そこらへん

秋の小川のまわりには、やや秋の庭園


1)秋っぽい空


2)紅葉の木もあります


3)この庭は暖かいせいか枝垂桜もまだ緑


4)裏側から見た枝垂桜


5)春に見事な桜の木もまだ緑


6)日光浴を楽しむ人々


7)乳母車の人もよく散歩しています


8)お昼寝カモ♂さん


9)一回りしてきたら羽繕い中


10)いつもの場所にいつものカメさんたち


11)大きな鯉さん


12)カモ♀さんたち


13)同じ方々


14)ちょっと秋っぽい風景その1


15)ちょっと秋っぽい風景その2


16)以前にアップした案内図再び


17)入り口の「不老門」


18)これも以前にアップした日本語の説明

裏側はドイツ語で同じ説明があります

19)入り口から南方向を見たところ


20)入り口から北方向を見たところ

歩道が車道より高いところにあります

21)近くのバス停

長方形の表示板には、あと何分でバスが来るかが表示されます

22)これも大分前にアップした建物

低いレンガ塀の下には電車が通っています


私の住んでいるところから、この日本庭園までは数々の交通機関があります。
往路の乗り物は普通、市電44と市電37の組み合わせなのですが、この日は市電46と市電1で、市電37に乗り換えようとしたら、掲示板に「交通事故のため運行が妨げられています」という表紙。それで、市電37のところの駅から地下鉄U2に乗り、地下鉄U4に乗り換えてハイリゲンシュタットへ(ベートーヴェンが遺書を書いたので有名な土地、当時はウィーン郊外の村でした)。ハイリゲンシュタットからバスA39に乗って世田谷公園そばの停留所で下りました。と書くと面倒そうですが、実は夫々数駅で乗換えが楽なので、どんどん乗り継いでも苦になりません。
帰路は、写真のバス停からバスA39(3停留所)に乗り、国電S45(4駅)で帰りました。

Wikipedia
ハイリゲンシュタット
ハイリゲンシュタットの遺書


みみずボログ以前の秋
秋の脇役
秋の主役







街の顔

2014-10-05 | 旧市街

前回の続き「陸地」をアップする前に、ちょっと旧市街へ寄り道 
この旧市街はユネスコ世界文化遺産です

普通は誰も気にしない色々な「顔」があります。そのほんの一部…


おんぼろデジカメで撮ってみたシュテファン寺院の塔


お獅子さん

人物像の台座で口から水が流れ出るのですが、このときは流れていなかった

素性不明のご婦人2人




鬼みたいな顔が4つ


真ん中は鶏さんか鷲さんか不明


こんなお獅子さんも


古い建築の一部ではない新作「ニューフェイス」


ファッションのお店のようですが近づかなかった




次は世田谷公園「陸地」の予定です でも恒例乞無期待