みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

つっこみ その2

2009-07-30 | おきにいり

     これも古い本でございます

     イタリアの作家ルチャーノ・デ・クレシェンツォの代表作

     「ベラヴィスタはかく語りき」(ニーチェの「ツァラトゥストラ」のもじり)

     当時、映画化され、著者本人がベラヴィスタを演じました。本人の顔はこちら


     
     大分小さくしたつもりでしたが、本の内容に相応しく?でかい顔してます


     ナポリの暇人たちがベラヴィスタ氏のところに集まって哲学的会話(無駄話)をします。

     冒頭のエピソードで、門衛副代理のサルヴァトーレ・コッポラが主張します。

     (まだ冷戦時代で、アメリカとソ連の戦争があるかもしれないという前提)

     「もし第三次世界大戦が起こったら、イタリアはソ連と同盟して

     アメリカに宣戦布告しなければならない。なぜなら、ソ連が勝った場合

     我々イタリア人には何事も起こらない。しかしイタリアがアメリカの味方をした場合

     ソ連が勝つと、イタリア兵は戦争捕虜としてシベリアに連れて行かれる。

     シベリアはイタリア人には寒すぎる。それに引き換え、アメリカが勝った場合

     イタリア兵は戦争捕虜になってアメリカ(マイアミ!)に行けるし、ついでに英語が勉強できる!」


           


     当時この話を母にしたところ、母曰く

     「そのイタリア人は甘いよ。戦争捕虜はアラスカに連れて行かれるかもしれないよ。」


           


     ルチャーノ・デ・クレシェンツォで検索すると、色々な本が日本語訳されています。
     絶版もありますが、まだ入手できる本もあるようです。
     映画はDVDになっていますが、日本では発売されていないみたい


つっこみ その1

2009-07-28 | おきにいり

随分昔のことですが、本屋さんの安売りコーナーで偶然みつけた本があります。

「もう、ここにはいられない」というタイトルで、色々な人たちの「最後の言葉」を集めたものです。





中で一番気に入ったのが、テルモピュライで戦死したスパルタ王レオニダスの言葉です。

レオニダスは紀元前480年、圧倒的多数のペルシャ軍をテルモピュライに迎え撃ち

ギリシャ軍はほぼ全滅。戦いの前にレオニダスは部下の兵士たちに言ったのです。

「今夜は、地下のハデス(冥府の神)のところで、一緒に晩飯を食おうぜ!」



絶対確かな死を目前にして、何と軽く明るい言葉でしょう


      


これも大分前ですが、従妹にこの本を見せ、レオニダスの言葉を話したところ

従妹が最初に発した言葉は

「部下の兵士たちは何て答えたのかしら?ワーイ嬉しいなーって喜んだのかしら?」


      


この本は気に入っている本のひとつですが、今手元にありません。

引越しの時、僅かな蔵書をダンボールにぶち込み、もう半年以上経つのに

半数以上が、まだダンボールに入ったまま地下室に山積み

この本に収録されている言葉で、もうひとつ、気に入っているのが北斎の言葉。

「あと10年あったら。いや、あと5年でもいい。そうすれば何かが分かってくるだろう。」

巨匠の言葉には重みがあります。(本がないので、一語一句正確というわけではありません)

ほかにも、幾つか印象的な言葉がありますが、いずれ本を「再発見」したら紹介いたします



Wikipedia:レオニダス
Wikipedia:テルモピュライの戦い
Wikipedia:ハデス
Wikipedia:英語版Hokusaiに紹介されている北斎漫画





ななみまい

2009-07-22 | ななみみず

     暑中お見舞い申し上げます



     
     急ぎのマウス描きで、特にお見苦しいことお詫び申し上げます


     ななみみずが、暑中お見舞いの挨拶をしているので「ななみまい」





     まだゴタゴタしています


     試しにブログパーツをつけてみましたが、時計がおかしいようです。

     ひょっとして日本でしか使えないのか

     数日様子を見て、時計がずっとおかしいようなら削除します


殺人トマト

2009-07-18 | その他
     仕事の都合で、いつもインターネットをぶらぶらしています。

     脱線も多く、何のために何を探しているのか忘れることもしばしば

     昨日も、仕事のため何かを探していたとき、突然発見しました。



     不実なトマトより怖いトマトの殺人鬼



     


     「アタック・オブ・ザ・キラートマト」というカルト映画だそうです。

     かなり古い映画ですが、カルト映画だけあって、DVDもあるようです。

     アマゾンのカスタマーレビューを読むだけでガハハと笑えます

     ひとつのカスタマーレビューで一番馬鹿馬鹿しいとされる監督の名前

     ジョン・デ・ベロはイタリア系アメリカ人のような名前です。

     買ってみようか、思案中です


     Wikipedia:アタック・オブ・ザ・キラートマト
     Wikipedia:カルト映画
     Wikipediaには、英独語その他も含めて監督に関する記載はないようです


不実なトマト

2009-07-13 | マウスらくがき
     不実なトマトに足蹴にされる可哀相なみみず


     
     相変わらず懲りずに下手なマウス描き


     不実なトマト(treulose Tomate)はドイツ語の慣用句で
     「約束を守らない人」「あてにならない人」という意味です

     この慣用句は1920年代から広まったということです。

     用例「××は昨日来ると約束したのに来なかった。あいつは不実なトマトだ。」

     なぜトマトが不実なのか(つまり慣用句の起源)には幾つかの説があります。


      その1

     16世紀にトマトが新大陸からヨーロッパへもたらされた当時

     実には毒があると信じられていたため、少なくともドイツ語圏では

     鑑賞用に植えられだけで、名称も「金のリンゴ」「愛のリンゴ」「天国のリンゴ」

     フランスでも「愛のリンゴ」と呼ばれ、アカデミー・フランセーズ(仏語取締り所)が

     「トマト」という単語を採用したのは漸く1835年。

     オーストリアでは今でもトマトのことをパラダイザー(天国の実)と呼びます。

     要するに、毒があるという迷信が「不実」に結びついたのか、あるいは

     19世紀後半にトマトが農作物として大々的に栽培されるようになった当時

     栽培に失敗する農家が多かったので「トマトは不実」と思われたのか


       その2

     第一次大戦勃発当時、イタリアは中立で、むしろドイツ寄りだったのに

     加勢すれば「南チロル(当時はオーストリア領)をやるよ」と言われ

     英仏の側に立って参戦したので「不実なトマト」は実はイタリアのこと。

     イタリア料理はトマトを沢山使いますからね


        その3
     イギリスの不実な外交態度を皮肉る慣用句が変化したもの

     (20世紀初頭からイギリス兵を意味する俗語がトミーで、それをトマトに置き換えた)


     ドイツ兵を意味する俗語はこちら


        


     トマトの実が毒だと思われた背景には、当時の人々にとって

     驚くほど美しいことと、同じナス科のジャガイモの場合

     地下茎は食べられるのに、実は食用でないといった事情もあったかも

     Wikipedia:トマト
     Wikipedia:ジャガイモ
     Wikipedia: Treulose Tomate(ドイツ語)

     ジャガイモの実に関する海月さんの記事
     じゃがいもの実
     ネムばあ、四十九日


白鳥の水海

2009-07-05 | ぴんぼけ
     何の脈絡も無くバルト海の白鳥さん

     湖の書き間違えではありません。ここは「水海」です



     白鳥さんの食卓
     


     お食事中
     


     普通の海にハクチョウがいるのかどうか知りませんが

     バルト海にはいます。その理由は以前の記事ぼっでんをご覧ください


     バルト海画像のある記事
     バイバイ夏休み
     バックシャン
     いけめん



            

 

     向こう10日か2週間くらい、ちょっと忙しい日が続きます。

     合間に、さぼって、更新できるかどうか不明

     こんなオンボロですが、これからも宜しく




ごぐもポスト

2009-07-03 | おきにいり
     michimichiさんのブログ「ごまぐりもなか」4周年記念抽選会がありました。

     その前の抽選会のとき、皆さん遠慮されたらしく、応募者が少なかったとのことで

     枯れ木も山の賑わいと、私も応募させていただき、何と当選

     michimichiさんは、その後、イラストのお仕事と(子ネ)コ育てでずっと超多忙。

     そのお忙しい中で、ステキな賞品を送ってくださいました。

     抽選会がいつだったか忘れてしまったので、検索したところ・・・こちら

     そして、7月2日、賞品が届きました


     michimichiさん手製の「のせかぶ・じゃばら本」と絵葉書
     

     絵葉書はmichimichiさんが保護された子猫さんたちと、ぐりちゃん。

     ぐりちゃんは虹の橋への旅支度。あれから、もう2年半ですね。

     当時michimichiさんがブログにアップされたイラストには、虹の橋へ続く

     広い世界が感じられ、深い愛の風が流れ出ていました。その記事はこちら


     のせかぶ・じゃばら本の中身を少しご覧ください
     

     じゃばら本を留めるゴムには、可愛い鳥がついています。ヤタガラスかな?

     

     華麗なる「のせかぶ」が紹介されているmichimichiさんのホームページはこちら


           


     私の日本滞在中、うずらちゃん、シロップちゃんのお誕生日が過ぎ

     ゴタゴタしているうち、6月のモナさんのお誕生日も過ぎてしまいました

     そこで、またまた超下手くそなマウス描きで、急遽、お三方を「でっちあげ」

     チャーミングなオリジナルから、遠くかけ離れていること、お詫び申し上げます

     

     去年の合同誕生日はこちら

     モナさん、うずらちゃん、シロップちゃん、ごめんなさい


     これからも「魅惑のトリオ」としてご活躍ください


     michimichiさん、どうも有難うございます



年間定期

2009-07-01 | ななみみず
     私の住んでいる市では、市交通局の年間定期というのがあります。

     最初に買うときは、交通局のサービスセンターへ行かなければなりませんが

     その後は毎年、期限の切れる1ヵ月前に郵便で「お知らせ」が来て

     金額を振り込むと、次の年間定期が郵送されてきます。

     これは、市電、バス、地下鉄、市内を通る国鉄・私鉄、私営バスに有効の全線定期。

     年間定期の所持者は、犬同伴チケット、自転車持ち込みチケットが不要



     期限切れ数週間前に届く次の年間定期
     

     下の06/2010とあるピンク黄色ピンクの部分を剥がして、定期に貼ります。

     年間定期は、どの月でも、月初めから申し込めます。

     私の場合は7月1日付けで申し込んだので、毎年6月末までになっています。



     添付の小冊子には、色々な割引券、優待券が綴じこんであります
     
     使ったことはありません



     ピンク黄色ピンクのシールを貼ったところ(みみずのところに顔写真)
     
     相変わらずマウス描きで、ひどいデコボコみみず

     顔写真のある場合はこちら(市交通局HPの見本)



           


     市交通局の乗車券には、個別チケットのほか、1日買い物券(昼間)、24時間券
     48時間券、72時間券、1週間定期、8日回数券、1ヵ月定期などあり、全て全線に有効。
     区間限定は、通学のための特別割引定期などの場合です。こうした区間定期も
     追加料金を払うと全線定期になります。チケット・定期は多種多様なので、詳細は省略。
     改札口は無いので、車内に時々「見回り」が来るだけ。そのとき
     チケットや定期を持っていないと罰金ですが、年間定期所持者は
     交通局にデータが登録されているので、罰金を免れるという利点もあります。
     市内は駐車が難しいので、マイカーのほかに年間定期を利用する人も多いようです。

     観光客用には、様々な名所の料金が割引になる72時間チケットがあります。

     ほかに、終バス・終電から翌朝の始発まで運行する夜間バスがあり、これは別料金。
     でも、タクシーよりずっと割安。まだ使ったことはありません



追記:重要情報
義務教育の学童生徒は徒歩で学校へ通えることがタテマエですが、やむを得ない都合で乗り物通学の場合、確か通学用区間定期は無料だったと思います。以前の情報なので、今どうなっているかは知りません(まだ調べていません)。19才までの学童生徒・職業訓練生は週末や学校休みの間、市内の交通機関は無料です。「見回り」さんには学童生徒・職業訓練生などの身分証明書を見せます。
自転車を乗せてよいのは、平日の9:00~15:00と18:30以降、土曜日の9:00以降、日曜祝祭日は全日OK。
乳母車や車椅子は追加チケット不要で無料。キャリーバッグに入る猫さん、小型ワンコさん、小鳥や小動物の皆さんは、ハンドバッグやかばんと同じ扱いですから、これも無料。
市内いくつかのコンサートホールや劇場は、市交通局と提携していて、チケットが乗車券になります。

年間定期は449ユーロで、日本円に換算すると6万2000円くらい。年に1回しか外出しなかったら、恐ろしく高い乗車券ですが、乗れば乗るほど割安になります。年間に300日外出する場合、1日あたり206円です(しかも市内では区間制限なし)。市外へ行く場合、市内のチケットや定期を提示すると、市内分の料金が差し引かれます。というようなことを、書き続けるときりがないので以下省略。

交通局HP(ドイツ語)